20また、彼らのためだけではなく、彼らの言葉によってわたしを信じる人々のためにも、お願いします。
21父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように、すべての人を一つにしてください。
彼らもわたしたちの内にいるようにしてください。そうすれば、世は、あなたがわたしをお遣わしになったことを、信じるようになります。
22あなたがくださった栄光を、わたしは彼らに与えました。わたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためです。
23わたしが彼らの内におり、あなたがわたしの内におられるのは、彼らが完全に一つになるためです。こうして、あなたがわたしをお遣わしになったこと、また、わたしを愛しておられたように、彼らをも愛しておられたことを、世が知るようになります。
24父よ、わたしに与えてくださった人々を、わたしのいる所に、共におらせてください。それは、天地創造の前からわたしを愛して、与えてくださったわたしの栄光を、彼らに見せるためです。
25正しい父よ、世はあなたを知りませんが、わたしはあなたを知っており、この人々はあなたがわたしを遣わされたことを知っています。
26わたしは御名を彼らに知らせました。また、これからも知らせます。わたしに対するあなたの愛が彼らの内にあり、わたしも彼らの内にいるようになるためです。」
新共同訳聖書
母の日のカーネーションが、佐々木康一郎執事(弘前昇天教会)のご家族からいただいたユリの花と一緒に祭壇にそなえられました。(佐々木執事は神学生時代に当教会で主日勤務をされていました。)
◆今日の福音も先週と同じ告別説教の最後のところです。弟子のことをそして人々をどれだけ愛する-大切にしているかを心情あふれる言葉で祈り、語っております。イエスが私たちを受け止めて、どんなに大事にしているか、心が痛いほどわかる言葉になっています。
このイエスの願いに私たちが心を傾け、心を開いていくことが求められています。
◆来週は聖霊降臨日。大切な教会の暦です
牧師 司祭 バルナバ 前田 良彦