23イエスはこう答えて言われた。「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のところに行き、一緒に住む。
24わたしを愛さない者は、わたしの言葉を守らない。あなたがたが聞いている言葉はわたしのものではなく、わたしをお遣わしになった父のものである。
25わたしは、あなたがたといたときに、これらのことを話した。
26しかし、弁護者、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊が、あなたがたにすべてのことを教え、わたしが話したことをことごとく思い起こさせてくださる。
27わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。わたしはこれを、世が与えるように与えるのではない。
心を騒がせるな。おびえるな。
28『わたしは去って行くが、また、あなたがたのところへ戻って来る』と言ったのをあなたがたは聞いた。わたしを愛しているなら、わたしが父のもとに行くのを喜んでくれるはずだ。
父はわたしよりも偉大な方だからである。
29事が起こったときに、あなたがたが信じるようにと、今、その事の起こる前に話しておく。
新共同訳聖書
4月20日に執事に叙任された佐々木康一郎執事(東北教区 弘前昇天教会)のご家族から記念にたくさんのユリの花が送られてきました。さっそく祭壇にそなえさせていただきました。清楚な白と花の香、神さまの豊かな恵みをいただいたようです。佐々木執事の奉仕の働きを、いつも憶え、主のみ守りと導きとをともに祈りたいと思います。
◆今日の福音も先週と同じ告別説教の一部です。イエスとの別離を悲しむ弟子たちにイエスは自分の死の意味を説き聞かせます。弟子たちがイエスの言葉を思い起こすことが出来るように聖霊という弁護者を遣わすのです。「聖霊」がすべてのことを教え、イエスが話したことをことごとく思い起こさせてくれるとイエスは語るのです。
◆昇天日礼拝のご案内:9日は昇天日です。9日(木)午前11時から昇天日の礼拝(聖餐式)が行われます。今年は前日の8日(水)午後7時にも聖餐式を行います。ご出席ください。
牧師 司祭 バルナバ 前田 良彦