ユダヤ人、イエスを拒絶する
22そのころ、エルサレムで神殿奉献記念祭が行われた。
冬であった。
23イエスは、神殿の境内でソロモンの回廊を歩いておられた。
24すると、ユダヤ人たちがイエスを取り囲んで言った。「いつまで、わたしたちに気をもませるのか。もしメシアなら、はっきりそう言いなさい。」
25イエスは答えられた。「わたしは言ったが、あなたたちは信じない。わたしが父の名によって行う業が、わたしについて証しをしている。
26しかし、あなたたちは信じない。わたしの羊ではないからである。
27わたしの羊はわたしの声を聞き分ける。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしに従う。
28わたしは彼らに永遠の命を与える。
彼らは決して滅びず、だれも彼らをわたしの手から奪うことはできない。
29わたしの父がわたしにくださったものは、すべてのものより偉大であり、だれも父の手から奪うことはできない。
30わたしと父とは一つである。」
新共同訳聖書
マーガレットが咲き誇っています
◆今曰の福音書は「私の羊は私の声を聞き分ける」とあります。昔イスラエルに行ったときに羊とヤギの放牧している場所で、羊飼いの声を聞き分ける場面に出会いました。羊飼いが仰向けになったその上を羊が飛ぶのですが、おなかをの様子を見ていました。帰ってくると同じようにするのだそうです。羊飼いは羊の状態をよく見て必要なものを与えているのです。私たちのことをイエスはよくご存知ですから私たちもまた、イエスの声をよく聞くものでありたいと思います。
◆4月16日~22日に沖縄で開催されている第2回世界聖公会平和協議会に前田司祭は実行委員として参加中で、4月15日~23日まで聖マーガレット教会を留守にしています。この世界平和協議会を憶えてお祈りください。本日の11時の聖餐式は立教小学校の小林宏司祭が司式、野田昭次司祭が説教をされました。
牧師 司祭 バルナバ 前田 良彦