聖霊降臨後第十九主日 2013年9月29日(日)

 

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ルカによる福音書 16:19-31


19「ある金持(かねも)ちがいた。いつも(むらさき)(ころも)(やわ)らかい麻布(あさぬの)()て、毎日(まいにち)ぜいたくに(あそ)()らしていた。 20この金持(かねも)ちの門前(もんぜん)に、ラザロというできものだらけの(まず)しい(ひと)(よこ)たわり、21その食卓(しょくたく)から()ちる(もの)(はら)()たしたいものだと(おも)っていた。 (いぬ)もやって()ては、そのできものをなめた。 22やがて、この(まず)しい(ひと)()んで、天使(てんし)たちによって宴席(えんせき)にいるアブラハムのすぐそばに()れて()かれた。 金持(かねも)ちも()んで(ほうむ)られた。 23そして、金持(かねも)ちは陰府(よみ)でさいなまれながら()()げると、宴席(えんせき)アブラハムとすぐとなりにいるラザロとがはるかかなたに()えた。 24そこで、大声(おおごえ)()った。『(ちち)アブラハムよ、わたしを(あわ)れんでください。ラザロをよこして、指先(ゆびさき)(みず)(ひた)し、わたしの(した)()やさせてください。わたしはこの(ほのお)(なか)でもだえ(くる)しんでいます。』25しかし、アブラハムは()った。『()よ、(おも)()してみるがよい。お(まえ)()きている(あいだ)()いものをもらっていたが、ラザロは反対(はんたい)(わる)いものをもらっていた。 (いま)は、ここで(かれ)(なぐさ)められ、お(まえ)はもだえ(くる)しむのだ。 26そればかりか、わたしたちとお前たち(まえたち)(あいだ)には(おお)きな(ふち)があって、ここからお前たち(まえたち)(ほう)(わた)ろうとしてもできないし、そこからわたしたちの(ほう)()えて()ることもできない。』27金持(かねも)ちは()った。『(ちち)よ、ではお(ねが)いです。わたしの父親(ちちおや)(いえ)にラザロを(つか)わしてください。 28わたしには兄弟(きょうだい)が五(にん)います。あの(もの)たちまで、こんな(くる)しい場所(ばしょ)()ることのないように、よく()()かせてください。』29しかし、アブラハムは()った。『お(まえ)兄弟(きょうだい)たちにはモーセと預言者(よげんしゃ)がいる。

新共同訳聖書

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牧師コーナー

東京教区フェスティバル
9月23日(月)東京教区フェスティバルが香蘭女学校を会場に開催され、教区成立90周年を祝いました。午前中の聖餐式では礼拝堂の祭壇上に90個のキャンドルが灯され、夕の礼拝では、10年後の100周年に向けて、さらに10個の赤いキャンドルが献げられました。

今日の福音書は「金持ちとラザロの物語」として知られています。金持ちの門前のラザロに無関心でいた金持ちが死後は立場が逆転するというものです。この聖書のポイントは29節の「しかし、アブラハムは言った。『お前の兄弟たちにはモーセと預言者がいる。彼らに耳を傾けるがよい。』またアブラハムは言った。『もし、モーセと預言者に耳を傾けないなら、たとえ死者の中から生き返る者があっても、その言うことを聞き入れはしないだろう。』」です。律法の重要性を伝えるための譬として読むことが出来ます。旧約聖書を抜きにしてはならないのです。

東京教区フェスティバル
教区フェスティバルでは聖マーガレット教会もブースを出店。お弁当、手作りのお菓子やラー油を売りました。姉妹教会の大館聖パウロ教会から秋田の郷土料理ごま餅を送ってもらい、販売したところ50パックを完売しました。大館聖パウロ教会とのこれまでの交流もパネルに展示しました。






10月20日のバザーに向けて準備が始まっています。またバザーの献品受付も開始されました。是非ご協力ください。

牧師 司祭 バルナバ 前田(まえだ) 良彦(よしひこ)

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