日本聖公会 聖マーガレット教会
〒167-0054 東京都 杉並区 松庵1-12-29
TEL 03-3334-2812
前週 聖書日課 今週の牧師メッセージ 雨のチャリティーバザー 次週
1イエスは、気を落とさずに絶えず祈らなければならないことを教えるために、弟子たちにたとえを話された。
2「ある町に、神を畏れず人を人とも思わない裁判官がいた。
3ところが、その町に一人のやもめがいて、裁判官のところに来ては、『相手を裁いて、わたしを守ってください』と言っていた。
4裁判官は、しばらくの間は取り合おうとしなかった。しかし、その後に考えた。『自分は神など畏れないし、人を人とも思わない。
5しかし、あのやもめは、うるさくてかなわないから、彼女のために裁判をしてやろう。さもないと、ひっきりなしにやって来て、わたしをさんざんな目に遭わすにちがいない。』」6それから、主は言われた。
「この不正な裁判官の言いぐさを聞きなさい。
7まして神は、昼も夜も叫びを求めている選ばれた人たちのために裁きを行わずに、彼らをいつまでもほうっておかれることがあろうか。
8言っておくが、神は速やかに裁いてくださる。」
新共同訳聖書
雨のバザー。園芸品販売コーナーに並べられたバラは雨に打たれて、なお輝きをましていました。
赤い花弁は聖霊のシンボル。
◆今日の福音書はたとえを用いていますが、神への信頼を持ち続けるように勧めています。希望を神に置くことが生きることの目標であることを示しているのです。失望しないで祈ることが求めれられているのです。
牧師 司祭 バルナバ 前田 良彦
日用雑貨や食器等が並ぶホール中央売り場。大勢のお客様がつめかけました。
◆10月20日、皆で準備してきたチャリティーバザー。しかし、あいにくの強い雨。そこは教会、「きっと神さまの大きなご計画に違いない」と気持ちを切り替え、朝早くから皆行動に移りました。屋外で予定していた売り場を屋内に移し、利用できるスペースを最大限に活用。屋外テントの周囲は、ビニールで覆い、縁に雨樋まで設置して、最低限の屋外売り場も確保しました。開催時間までに、全ての売り場の準備が整いました。
併設された東北支援コーナーと姉妹教会大館コーナー。東北各地山海の物産を取りそろえました。
玄関ホールに急遽展示場所を変えた、衣類・靴等のコーナー。高級・おしゃれな品物が所狭しと並びます。
◆雨は降り続きましたが、例年通り大勢の方が訪ねてくれて、各売り場は身動きもできないほど。
悪天候にも関わらず、売上は昨年の2割減程度に抑えられそうで、国内災害被災者支援、日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)、地雷廃絶キャンペーン等の活動を今年も支援できます。
日曜学校が企画した釣りゲーム。
◆雨が降らなかったら、教会のバザーが教会外とりわけ近隣の方々にこれほど親しまれ、支えられていることに気がつかなかったでしょう。ご来場いただいた皆様に心から感謝いたします。
バザーの間にオルガン・ミニコンサート。60人近くの方が聖堂に響くオルガンの音色を楽しんでくれました。
◆毎年バザーでは年代を超えて聖職・信徒・教友、日曜学校のご父兄・生徒・スタッフが協力し合って、それぞれが貴重な働きをしてくれます。教会が、さまざまな賜物をいただいた大きな家族であることを実感できる場です。今年の雨のバザーでは、そのことをいっそう強く思い起こさせてくれました。