日本聖公会 聖マーガレット教会
〒167-0054 東京都 杉並区 松庵1-12-29
TEL 03-3334-2812
5使徒たちが、「わたしどもの信仰を増してください」と言ったとき、6主は言われた。
「もしあなたがたにからし種一粒ほどの信仰があれば、この桑の木に、『抜け出して海に根を下ろせ』と言っても、言うことを聞くであろう。
7あなたがたのうちだれかに、畑を耕すか羊を飼うかする僕がいる場合、その僕が畑から帰って来たとき、『すぐ来て食事の席につきなさい』と言う者がいるだろうか。 8むしろ、『夕食の用意をしてくれ。 腰に帯を締め、わたしが食事を済ますまで給仕してくれ。お前はその後で食事をしなさい』と言うのではなかろうか。 9命じられたことを果たしたからといって、主人は僕に感謝するだろうか。 10あなたがたも同じことだ。 自分に命じられたことをみな果たしたら、『わたしどもは取るに足りない僕です。しなければならないことをしただけです』と言いなさい。
新共同訳聖書
園芸担当者が季節の草花で作成し、入口のハナミズキの樹に掛けられたハンギング・リース。色づいた葉が彩りを添えています。
◆今日の福音書は「信仰を増してください」と弟子は願いますが、イエスは「からし種一粒ほどの信仰があれば」と諭します。信仰は「信頼して歩み始める」ということです。神の愛に触れて歩むようにと求められています。自分には信仰があるけれど、もっと増やしてくださいと願う弟子に、本当に小さい種ほどの信仰さえもまだないのだよ、とイエスさまは語っているようです。信仰は神の愛に気づいた時に力を発します。そして神に応えるために隣人を支えるための働きに向かうようになるのでしょう。神が私たちに向けている眼差しに心を向けたいものです。
◆10月20日のバザーに向けて準備が始まっています。またバザーの献品受付も開始されました。是非ご協力ください。
牧師 司祭 バルナバ 前田 良彦