日本聖公会 聖マーガレット教会
〒167-0054 東京都 杉並区 松庵1-12-29
TEL 03-3334-2812
27さて、復活があることを否定するサドカイ派の人々が何人か近寄って来て、イエスに尋ねた。
28「先生、モーセはわたしたちのために書いています。『ある人の兄が妻をめとり、子がなくて死んだ場合、その弟は兄嫁と結婚して、兄の跡継ぎをもうけねばならない』と。
29ところで、七人の兄弟がいました。
長男が妻を迎えましたが、子がないまま死にました。
30次男、31三男と次々にこの女を妻にしましたが、七人とも同じように子供を残さないで死にました。
32最後にその女も死にました。
33すると復活の時、その女はだれの妻になるのでしょうか。七人ともその女を妻にしたのです。」
34イエスは言われた。「この世の子らはめとったり嫁いだりするが、35次の世に入って死者の中から復活するのにふさわしいとされた人々は、めとることも嫁ぐこともない。
36この人たちは、もはや死ぬことがない。
天使に等しい者であり、復活にあずかる者として、神の子だからである。
37死者が復活することは、モーセも『柴』の箇所で、主をアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神と呼んで、示している。
38神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神なのだ。すべての人は、神によって生きているからである。」
新共同訳聖書
11月10日、聖マーガレット教会創立66年を祝い、創立記念礼拝が献げられました。聖餐式の中で、洗礼の式と児童祝福式がおこなわれました。創立以来変わることのない神さまの豊かなみ恵みと見守りに、感謝致します。
◆今日の福音書は復活を信じた人間の生き方をテーマとしています。7人の兄弟とその妻の物語が記されていますが、日本でもこれほど極端ではありませんが、似たような物語がありました。しかし、イエスさまは復活を生きることを求めておられます。神さまが「生きているものの神である」と言われています。自分の幸せを願う生き方は決して間違ってはいませんが、しかし真実の信仰は自分の幸せと信仰を併存するような生き方をもっと先に進ませるようです。朽ちない信仰を選び取る戦いへと招くのです。
◆17日は主教巡回、女学院との合同礼拝
17日は立教女学院聖マーガレット礼拝堂との合同礼拝が行われます。礼拝は午前10時半から聖マーガレット礼拝堂です。お間違いのないようにお願いします。合同礼拝の中で堅信式が行われ、3人の方が堅信受領されます。
◆17日は、昼食後に今年最後のマーガレット会があり福澤道夫司祭がお話されます。福澤先生のスピーチ、どうぞお楽しみに。
牧師 司祭 バルナバ 前田 良彦