日本聖公会 聖マーガレット教会
〒167-0054 東京都 杉並区 松庵1-12-29
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1イエスは、弟子たちにも次のように言われた「ある金持ちに一人の管理人がいた。この男が主人の財産を無駄使いしていると、告げ口をする者があった。
2そこで、主人は彼を呼びつけて言った。『お前について聞いていることがあるが、どうなのか。
会計の報告を出しなさい。』3管理人は考えた。『どうしようか。
主人はわたしから管理の仕事を取り上げようとしている。
土を掘る力もないし、物乞いをするのも恥ずかしい。
4そうだ。こうしよう。
管理の仕事をやめさせられても、自分を家に迎えてくれるような者たちを作ればいいので。』5そこで、管理人は主人に借りのある者を一人一人呼んで、まず最初の人に、『わたしの主人にいくら借りがあるのか』と言った。
6『油百バトス』と言うと、管理人は言った。『これがあなたの証文だ。
急いで、腰を掛けて、五十バトスと書き直しなさない。』7また別の人には、『あなたは、いくら借りがあるのか』と言った。『小麦百コロス』と言うと、管理人は言った。『これがあなたの証文だ。八十コロスと書き直しなさい。』8主人は、この不正な管理人の抜け目のないやり方をほめた。この世の子らは、自分の仲間に対して、光の子らよりも賢くふるまっている。
9そこで、わたしは言っておくが、不正にまみれた富で友達を作りなさい。そうしておけば、金がなくなったとき、あなたがたは永遠の住まいに迎え入れてもらえる。
10ごく小さな事に忠実な者は、大きな事にも忠実である。ごく小さな事に不忠実な者は、大きな事にも不忠実である。
11だから、不正にまみれた富について忠実でなければ、だれがあなたがたに本当に価値あるものを任せるだろうか。
12また、他人のものについて忠実でなければ、だれがあなたがたのものを与えてくれるだろうか。
13どんな召し使いも二人の主人に仕えることはできない。
一方を憎んで他方を愛するか、一方に親しんで他方を軽んじるか、どちらかである。あなたがたは、神と富とに仕えることはできない。」
新共同訳聖書
白いフチどりの紫の花をしだらせて、デュランタ タカラヅカが夏からずっと咲き続けています。
◆今日の福音書のポイントは不正を褒めたのではなく、管理人の機敏さを褒めています。不正の富も「この世の富」と考えていいでしょう。この世の富を「利口なやりかた」で用いています。素早く正しい反応が求められているのです。管理人と同様にイエスの弟子たちが求められているのは素早い反応なのです。
◆明日9月23日(月)午前10時半から香蘭女学校にて東京教区フェスティバルが開催されます。今年は教区成立90周年を記念して行われます。説教は宣教主事の卓志雄司祭。聖マーガレット教会からも出店がありますし、90周年記念誌が配布されます。どうぞご参加ください。
◆10月20日のバザーに向けて準備が始まっています。またバザーの献品受付も開始されました。是非ご協力ください。
牧師 司祭 バルナバ 前田 良彦