45それからすぐ、イエスは弟子たちを強いて舟に乗せ、向こう岸のベトサイダへ先に行かせ、その間に御自分は群衆を解散させられた。
46群衆と別れてから、祈るために山へ行かれた。
47夕方になると、舟は湖の真ん中に出ていたが、イエスだけは陸地におられた。
48ところが、逆風のために弟子たちが漕ぎ悩んでいるのを見て、夜が明けるころ、湖の上を歩いて弟子たちのところに行き、そばを通り過ぎようとされた。
49弟子たちは、イエスが湖上を歩いておられるのを見て、幽霊だと思い、大声で叫んだ。
50皆はイエスを見ておびえたのである。しかし、イエスはすぐ彼らと話し始めて、「安心しなさい。わたしだ。
恐れることはない」と言われた。
51イエスが舟に乗り込まれると、風は静まり、弟子たちは心の中で非常に驚いた。
52パンの出来事を理解せず、心が鈍くなっていたからである。
新共同訳聖書
◆本日の使徒書は人間の体に例えてそれぞれお働きを勧めています。それぞれに与えられた賜物を用いることです。様々な奉仕の業に召され成熟した人間となることが求められています。教会の働きはそれらの多様な人々によって成り立っています。
◆この夏は若い人たちが様々なキャンプや研修会に参加します。いつもと違う人たちと出会い、多くの分かち合いを通して成長することでしょう。どうぞ若者たちのためにお祈りください。
牧師 司祭 バルナバ 前田 良彦