2021年4月11日
復活節第二主日
自宅での礼拝
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2021年5月23日 聖霊降臨日
2021年5月16日 復活節第七主日(昇天後主日)
2021年5月9日 復活節第六主日
2021年5月2日 復活節第五主日
2021年4月25日 復活節第四主日
2021年4月18日 復活節第三主日
2021年4月11日 復活節第二主日
2021年4月4日 復活日
2021年4月3日 聖土曜日
2021年4月2日 聖金曜日(受苦日)
2021年4月1日 聖木曜日
2021年3月28日 復活前主日
2021年3月21日 大斎節第五主日
2021年3月14日 大斎節第四主日
2021年3月7日 大斎節第三主日
2021年2月28日 大斎節第二主日
2021年2月21日 大斎節第一主日
2021年2月17日 大斎節の礼拝・プログラム
2021年2月14日 大斎節前主日
十字架の道行き
音楽の贈り物
復活節第二主日の礼拝・祈りを、それぞれの場所でお献げください。
日本聖公会の「み言葉の礼拝」式文に基づいて
東京教区で編集した、「一人、または少人数で行う『み言葉の礼拝』」式文を、本日の聖書日課とともに掲載いたします。
◆祈りの助けとなるように伝統的なイースターの聖歌第159番「ほろぶるものを あがなうために」を準備しました(聖マーガレット教会チャンネル「音楽の贈り物」で配信中)。英語の聖歌タイトルは"Christ the Lord is risen today" 主のよみがえりは、過去形でも完了形でもなく、現在形です。「今日」私たちは主のよみがえりを証しします。
◆牧師が主日のために制作した「朝の祈り」の動画をYouTubeの聖マーガレット教会チャンネルよりご覧いただけます。日曜日の午前8時以降視聴が可能となります。
「十字架の道行き」第15留動画(クリックすると視聴できます)
「十字架の道行き」第1留~第14留も聖マーガレット教会チャンネルから配信中です。
一人、または少人数で行う『み言葉の礼拝』
一人でこの式文を用いる場合には、すべての部分を一人で唱えます。(ただし、世界の教会との 連帯のうちに祈っているしるしとして、黙読ではなく声に出して唱えるとよいでしょう。) 立つ、座る、ひざまずくなど、祈りの場所と状況により、ふさわしい姿勢をおとりください。
特祷
第一朗読:使徒言行録 3:12a 13-15, 17-26
詩編 第111編
第二朗読:ヨハネの手紙一 5:1-12
福音書:ヨハネによる福音書 20:19-31
代祷
ともに集う
聖歌159番
音量を控えめにしてお聴きください1 ほろぶるものを あがのうために
恥と苦しみ 死をさえ受くる
わがきみイェスの よみがえりにし
きょうの日いわえ ハレルヤ
2 世の罪人を 救わんために
十字架にかかり 墓にも入りし
天つ主なる イェスの みまえに
よろこび歌え ハレルヤ
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3 おのれをささげ 父の み旨を
成し終えたまい 栄にかえり
今は み国に み使いたちの
たたえをぞ受く ハレルヤ
4 天つ使いよ ハレルヤ
あらゆる人よ ハレルヤ
父子聖霊 たたえて歌え
つねにたえせず ハレルヤ
Surrexit Christus hodie EASTER HYMN OLD
詞 Latin, 14c.;英語詞"Christ the Lord is risen today”はCharles Wesley(1739)
曲 Lyra Davidica, 1708, adapt. The Compleat Psalmodist, 1749, alt.
ロマ4:25 ガラテヤ1:4 ヨハネ19:30 Iコリント15:3-8
歌・演奏ソプラノ:坂井美樹/秋吉邦子;テノール:小貫岩夫;オルガン:海宝良子
日本聖公会 聖歌集
司式者 初めに、世界が闇であったとき、神は言われた。
「光あれ」
会衆 そして、光があった(創 1:1-3)
司式者 初めに、静けさの中で、言は神とともにあった
会衆 言は、神であった(ヨハネ 1:1)
司式者 神は、その独り子を世にお遣わしになった
会衆 その方によって、わたしたちが生きるようになるためである(Ⅰヨハネ 4:9)
悔い改めの祈り
司式者 神のみ前にひざまずいて、自らを省み、ともに罪の赦しを祈りましょう
しばらく自らを省みた後、以下の祈りを唱える。
一同 憐れみ深い神よ、わたしたちは、してはならないことをし、しなければならないことをせず、思いと、言葉と、行いによって、あなたと隣り人に対して多くの罪を犯しています。どうか罪深いわたしたちをお赦しください。新しい命に歩み、み心に従い、み栄えを現すことができますように、救い主イエス・キリストによってお願いいたします アーメン
続いて次を歌いまたは唱える。
いと高きところには神に栄光、地にはみ心にかなう人びとに平和がありますように。 全能の父、天の王、主なる神よ、主を拝み、主に感謝し、主の栄光をほめたたえます。 父の独り子・主イエス・キリスト、世の罪を除く神の小羊・主なる神よ、わたしたちに憐れみをお与えください。父の右に座しておられる主よ、わたしたちの祈りを受け入れてください。 イエス・キリストよ、主のみ聖、主のみ王、主のみ聖霊とともに、父なる神の栄光のうちに、最も高くおられます ア-メン
特祷
ここで当日の特祷を用いる。
司式者 主は皆さんとともに
会衆 また、あなたとともに
司式者 祈りましょう
復活節第二主日特祷
全能の父よ、あなたはわたしたちを罪から救うため、独りのみ子を死に渡し、また義とするためによみがえらせてくださいました。どうか悪意とよこしまのパン種を除き、常にまことの信仰と清い行いをもってあなたに仕えさせてください。主イエス・キリストのいさおによってお願いいたします。アーメン
日本聖公会 祈祷書
ともに聞く
司式者 聖書のみ言葉を聞きましょう
第一朗読
使徒言行録 3:12a 13-15, 17-26
12これを見たペトロは、民衆に言った。「 13アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神、わたしたちの先祖の神は、その僕イエスに栄光をお与えになりました。ところが、あなたがたはこのイエスを引き渡し、ピラトが釈放しようと決めていたのに、その面前でこの方を拒みました。 14聖なる正しい方を拒んで、人殺しの男を赦すように要求したのです。 15あなたがたは、命への導き手である方を殺してしまいましたが、神はこの方を死者の中から復活させてくださいました。わたしたちは、このことの証人です。
17ところで、兄弟たち、あなたがたがあんなことをしてしまったのは、指導者たちと同様に無知のためであったと、わたしには分かっています。 18しかし、神はすべての預言者の口を通して予告しておられたメシアの苦しみを、このようにして実現なさったのです。 19だから、自分の罪が消し去られるように、悔い改めて立ち帰りなさい。 20こうして、主のもとから慰めの時が訪れ、主はあなたがたのために前もって決めておられた、メシアであるイエスを遣わしてくださるのです。 21このイエスは、神が聖なる預言者たちの口を通して昔から語られた、万物が新しくなるその時まで、必ず天にとどまることになっています。22モーセは言いました。『あなたがたの神である主は、あなたがたの同胞の中から、わたしのような預言者をあなたがたのために立てられる。彼が語りかけることには、何でも聞き従え。 23この預言者に耳を傾けない者は皆、民の中から滅ぼし絶やされる。』 24預言者は皆、サムエルをはじめその後に預言した者も、今の時について告げています。 25あなたがたは預言者の子孫であり、神があなたがたの先祖と結ばれた契約の子です。『地上のすべての民族は、あなたから生まれる者によって祝福を受ける』と、神はアブラハムに言われました。 26それで、神は御自分の僕を立て、まず、あなたがたのもとに遣わしてくださったのです。それは、あなたがた一人一人を悪から離れさせ、その祝福にあずからせるためでした。」
詩編 第111編
1 ハレルヤ、心を尽くして主に感謝しよう‖ 神をたたえる人の集いの中で
2 主のみ業は偉大‖ み業を愛する者は皆これを楽しむ
3 そのみ業は力と輝きに満ち‖ その正義はとこしえに及ぶ
4 主は不思議なみ業の記念を残された‖ 主は恵み豊かで憐れみ深く
5 神を畏れる者には糧を恵み‖ とこしえに契約を心に留めてくださる
6 神はその民に力を現し‖ 国々の領地を分け与えられた
7 み手の業はまことで正しく‖ すべてのみ諭しは揺るぎなく
8 世々、とこしえに据えられ‖ まことと正しさに基づいている
9 神はその民を救い、契約をとこしえに結ばれた‖ 神の名は尊く、畏るべきもの
10 主を畏れることは知恵の初め‖ これを行う者にはすべてよい悟りが与えられる、神への賛美はとこしえに続く
日本聖公会 祈祷書第二朗読
ヨハネの手紙一 5:1-12
1イエスがメシアであると信じる人は皆、神から生まれた者です。そして、生んでくださった方を愛する人は皆、その方から生まれた者をも愛します。 2このことから明らかなように、わたしたちが神を愛し、その掟を守るときはいつも、神の子供たちを愛します。 3神を愛するとは、神の掟を守ることです。神の掟は難しいものではありません。 4神から生まれた人は皆、世に打ち勝つからです。世に打ち勝つ勝利、それはわたしたちの信仰です。 5だれが世に打ち勝つか。イエスが神の子であると信じる者ではありませんか。 6この方は、水と血を通って来られた方、イエス・キリストです。水だけではなく、水と血とによって来られたのです。そして、“霊”はこのことを証しする方です。“霊”は真理だからです。 7証しするのは三者で、 8“霊”と水と血です。この三者は一致しています。 9わたしたちが人の証しを受け入れるのであれば、神の証しは更にまさっています。神が御子についてなさった証し、これが神の証しだからです。 10神の子を信じる人は、自分の内にこの証しがあり、神を信じない人は、神が御子についてなさった証しを信じていないため、神を偽り者にしてしまっています。 11その証しとは、神が永遠の命をわたしたちに与えられたこと、そして、この命が御子の内にあるということです。 12御子と結ばれている人にはこの命があり、神の子と結ばれていない人にはこの命がありません。
日本聖書協会 新共同訳聖書福音書
ヨハネによる福音書 20:19-31
19その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。20そう言って、手とわき腹とをお見せになった。弟子たちは、主を見て喜んだ。 21イエスは重ねて言われた。「あなたがたに平和があるように。父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。」22そう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。23だれの罪でも、あなたがたが赦せば、その罪は赦される。だれの罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る。」24十二人の一人でディディモと呼ばれるトマスは、イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。25そこで、ほかの弟子たちが、「わたしたちは主を見た」と言うと、トマスは言った。「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない。」26さて八日の後、弟子たちはまた家の中におり、トマスも一緒にいた。戸にはみな鍵がかけてあったのに、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。27それから、トマスに言われた。「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。また、あなたの手を伸ばし、わたしのわき腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」28トマスは答えて、「わたしの主、わたしの神よ」と言った。29イエスはトマスに言われた。「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。」30このほかにも、イエスは弟子たちの前で、多くのしるしをなさったが、それはこの書物に書かれていない。31これらのことが書かれたのは、あなたがたが、イエスは神の子メシアであると信じるためであり、また、信じてイエスの名により命を受けるためである。
日本聖書協会 新共同訳聖書
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イースターリリーが献げられました
み言葉の分かち合い
本日のみ言葉をふりかえります
使徒信経
わたしは、天地の造り主、全能の父である神を信じます。 また、その独り子、わたしたちの主イエス・キリストを信じます。主は聖霊によって宿り、おとめマリヤから生まれ、ポンテオ・ピラトのもとで苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、よみに降り、三日目に死人のうちからよみがえり、天に昇られました。そして全能の父である神の右に座しておられます。そこから主は生きている人と死んだ人とを審くために来られます。 また、聖霊を信じます。聖なる公会、聖徒の交わり、罪の赦し、体のよみがえり、永遠の命を信じます アーメン
司式者 主の平和が皆さんとともに
会衆 また、あなたとともに
司式者 平和の挨拶を交わしましょう
ともに祈る
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代祷
自宅で行う礼拝の代祷は、定型の文によらなくとも、それぞれの節ごとにお名前を挙げたり、代祷項目を挙げたりするだけでも十分です。また、特に祈りたいことがらについては、祈祷書の「諸祈祷・感謝」(p.106~)や短い祈りをこの箇所で捧げてもよいでしょう。
以下は、祈りを唱える形で代祷を行う場合の一つの例です。この例をもとに、適宜改変して用いてくださって構いません。
代祷者 世界の教会とわたしたちの教区のために祈りましょう。
世界の聖公会では、インド洋聖公会のために祈ります
祈りのパートナーである東北教区の大館聖パウロ教会の教役者・信徒とそのはたらきのために祈りましょう
東京教区では、東京諸聖徒教会、外濠教会グループ(協議会、牧師協議会)の聖職・信徒とその働きを覚えてお祈りください
エルサレム教区ではイルビッドの洗礼者聖ヨハネ教会のために祈りましょう
メリーランド教区ではクッキーズビルのシャーウッド教会のため、またグレンコーのイマヌエル教会のために祈りましょう
これらの教会、また世界に広がるすべての教会を覚えて祈ります
一同 主よ、お聞きくだい
代祷者 世界の国々の正義と平和のために祈りましょう。
ミャンマーの軍事クーデター後、軍による一般市民への暴力・弾圧が続いています。どうか世界の指導者やミャンマー国軍の指導者に、知恵を与え、軍人たちに平常な心を取り戻させ、平和的な解決に導いてください。
争い・分裂のうちにある、またそれを引き起こしている国々とその指導者の悔い改めのために
不正義、不平等、人間の尊厳を傷つける搾取、傲慢や強欲、ますます一般化する無関心を私 たちが取り除くことができるように祈ります
一同 主よ、お聞きくだい
代祷者 わたしたちの教会と地域 社会のために祈りましょう。
福永 澄 聖職 候補生 の聖公会 神学院での学びと成長、その導きとみ守りのために祈ります。よき学びの時をおあたえください。
その他、わたしたちの教会や教友のため
(お誕生日を迎える方や洗礼志願中の方々のお名前をあげてもよい)
教会の置かれた地域社会のため、
自分が属する地域社会のために祈ります
一同 主よ、お聞きくだい
代祷者 苦しみや悲しみのうちにある人びとのために祈りましょう。
新型コロナウイルスの感染が再び増加しています。どうかわたしたち一人ひとりが自らの行動を律して、少しでも感染拡大を抑えることが出来ますように。国や自治体の指導者・専門家が、この感染を抑えている、あるいは抑制しつつある世界の国々や地域の感染対策や迅速なワクチン接種の進め方を謙虚に学び、取り入れる知恵と姿勢とをお与えください。医療従事者や介護にあたる人々を守り・助けてください。
震災から10年1か月を経過した、東日本大震災および日本や世界各地の自然災害による犠牲者と被災者、支援する人々を覚えて、祈りましょう
新型コロナウィルス感染により、家族を亡くされた方、入院あるいは自宅療養中の方のため
仕事をなくされた方、不自由で不安な日々を過ごす人々のため
病気療養中の、わたしたちの教会の兄弟姉妹のため
孤独な人、愛する人を失った人、抑圧・虐待されている人びとのため
家や食べ物がない人、貧困のうちにある人、生活に必要なものが与えられない人びとのため
難民、囚人、また犯罪 被害者のため
事故や過失により傷を負った人びとのため
また他人に傷を負わせた人びとのため
その他、多くの悩み・悲しみ・苦しみのうちにある人びとのために祈ります
一同 主よ、お聞きくだい
代祷者 世を去った人びとのために祈りましょう。
(この世を去った方々を覚え、名前を挙げてもよい)
世を去ったすべての人の、あなたの永遠のみ国における平安を祈ります
一同 主よ、お聞きくだい
代祷者 憐れみ深い神よ、あなたは私たちを知り、私たちを愛し、み子をとおして私たちの痛み・苦しみもご存知です。そして、私たちの祈りをお聞きくださいます。私たちが、たとえ、教会に集うことができなくても、いつもあなたとの交わりのうちにあり、喜びをもって仕えることが できますように。み子イエス・キリストのみ名によってお願いいたします。アーメン
主の祈り
司式者 主よ、憐れみをお与えください
会衆 キリストよ、憐れみをお与えください
司式者 主よ、憐れみをお与えください
天におられるわたしたちの父よ、
み名が聖とされますように。
み国が来ますように。
みこころが天に行われるとおり地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。
わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。
わたしたちを誘惑におちいらせず、
悪からお救いください。
国と力と栄光は、永遠にあなたのものです アーメン
日本聖公会/ローマ・カトリック教会/日本福音ルーテル教会の共通口語訳

イースターエッグが置かれています
感謝
司式者 ともに祈りましょう
主なる神よ、わたしたちに限りない恵みを与えてくださることを感謝します。どうか、あなたのみ言葉の光でわたしたちの心を照らし導いてください。わたしたちがあなたを賛美し、み言葉に従い、ともに主の愛のうちに生活することができますように。主イエス・キリストのみ名によってお願いいたします アーメン
主とともに行く
司式者 主イエス・キリストの惠み、神の愛、聖霊の交わりが、わたしたちとともにありますように。アーメン (IIコリント 13:13)
派遣の唱和
司式者 ハレルヤ、主とともに行きましょう
会衆 ハレルヤ、主のみ名によって アーメン