2021年5月9日
復活節第六主日
自宅での礼拝

2021年5月23日 聖霊降臨日
2021年5月16日 復活節第七主日(昇天後主日)
2021年5月9日 復活節第六主日
2021年5月2日 復活節第五主日
2021年4月25日 復活節第四主日
2021年4月18日 復活節第三主日
2021年4月11日 復活節第二主日
2021年4月4日 復活日
2021年4月3日 聖土曜日
2021年4月2日 聖金曜日(受苦日)
2021年4月1日 聖木曜日
2021年3月28日 復活前主日
十字架の道行き
音楽の贈り物
復活節第六主日の礼拝・祈りを、それぞれの場所でお献げください。
日本聖公会の「み言葉の礼拝」式文に基づいて
東京教区で編集した、「一人、または少人数で行う『み言葉の礼拝』」式文を、本日の聖書日課とともに掲載いたします。
◆祈りの助けとなるようにイースターの歌聖歌第181番を準備しました(聖マーガレット教会チャンネル「音楽の贈り物」で配信中)。
◆牧師が主日のために制作した「朝の祈り」の動画をYouTubeの聖マーガレット教会チャンネルよりご覧いただけます。日曜日の午前8時以降視聴が可能となります。
◆今週13日(木)は昇天日です。また、この日から聖霊降臨日(5/23)までの11日間は、「み国が来ますように」(Thy Kingdom Come)の特別な祈りの期間となります。2016年にカンタベリー大主教とヨーク大主教からの呼びかけで始まった国際的でエメキュニカルな祈りのムーブメントです。
参考
Thy Kingdom Come
Thy Kingdom Come 2021
日本聖公会 み国がきますように『祈りのしおり』
◆「十字架の道行き」第15留(主イエス復活される)の動画をYouTnbeの聖マーガレット教会チャンネルより配信中です。
「十字架の道行き」第15留動画(クリックすると視聴できます)。
「十字架の道行き」第1留~第14留も聖マーガレット教会チャンネルから配信中です。
一人、または少人数で行う『み言葉の礼拝』
一人でこの式文を用いる場合には、すべての部分を一人で唱えます。(ただし、世界の教会との 連帯のうちに祈っているしるしとして、黙読ではなく声に出して唱えるとよいでしょう。) 立つ、座る、ひざまずくなど、祈りの場所と状況により、ふさわしい姿勢をおとりください。
特祷
第一朗読:使徒言行録11:19-30
詩編 33:1-8,18-19
第二朗読:ヨハネの手紙一 4:7-21
福音書:ヨハネによる福音書 15:9-17
代祷
ともに集う
聖歌181番
音量を控えめにしてお聴きください1 主 生きたまえば 死の恐れあらず
墓はわれらを つなぐ力なし ハレルヤ

2 主 生きたまえば 死は滅びならず
永遠(とわ)の命に 入(い)るべき門なり ハレルヤ
3 主 生きたまえば その死にあずかれ
共に生かさる 救いをたたえよ ハレルヤ
4 主 生きたまえば その み守りより
世も死も陰府(よみ)も われらをうばわじ ハレルヤ
5 主 生きたまえば み国のやすきと
その栄とを 受くるぞうれしき ハレルヤ
詞 ”Jesus lebt, mit ihm auch ic”作詞 Christian Furchtegott Gellert (1715-1769)
曲 “St. Albinus” 作曲 Henry Jphn Gauntlett (1805-1876)
ロマ6:5 ロマ8:34-39 マルコ16:6-7 Iコリント15:54-56 ルカ24:5-6
歌・演奏 ソプラノ:秋吉邦子/坂井美樹;テノール:小貫岩夫;オルガン:平山晴子
日本聖公会 聖歌集
司式者 初めに、世界が闇であったとき、神は言われた。
「光あれ」
会衆 そして、光があった(創 1:1-3)
司式者 初めに、静けさの中で、言は神とともにあった
会衆 言は、神であった(ヨハネ 1:1)
司式者 神は、その独り子を世にお遣わしになった
会衆 その方によって、わたしたちが生きるようになるためである(Ⅰヨハネ 4:9)
悔い改めの祈り
司式者 神のみ前にひざまずいて、自らを省み、ともに罪の赦しを祈りましょう
しばらく自らを省みた後、以下の祈りを唱える。
一同 憐れみ深い神よ、わたしたちは、してはならないことをし、しなければならないことをせず、思いと、言葉と、行いによって、あなたと隣り人に対して多くの罪を犯しています。どうか罪深いわたしたちをお赦しください。新しい命に歩み、み心に従い、み栄えを現すことができますように、救い主イエス・キリストによってお願いいたします アーメン
続いて次を歌いまたは唱える。
大栄光の歌
いと高きところには神に栄光、地にはみ心にかなう人びとに平和がありますように。 全能の父、天の王、主なる神よ、主を拝み、主に感謝し、主の栄光をほめたたえます。 父の独り子・主イエス・キリスト、世の罪を除く神の小羊・主なる神よ、わたしたちに憐れみをお与えください。父の右に座しておられる主よ、わたしたちの祈りを受け入れてください。 イエス・キリストよ、主のみ聖、主のみ王、主のみ聖霊とともに、父なる神の栄光のうちに、最も高くおられます ア-メン
日本聖公会 祈祷書
はじめに戻る特祷
ここで当日の特祷を用いる。
司式者 主は皆さんとともに
会衆 また、あなたとともに
司式者 祈りましょう
復活節第六主日特祷
全能の神よ、罪人の制御できない心を治められる方はあなたのほかにはありません。どうかわたしたちに、主の戒めを喜び、主の約束を慕う恵を与え、移り変わりの多いこの世において、常に心を変わることのない喜びに置くことができますように、主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン
日本聖公会 祈祷書
ともに聞く
司式者 聖書のみ言葉を聞きましょう
第一朗読
使徒言行録 11:19-30
19ステファノの事件をきっかけにして起こった迫害のために散らされた人々は、フェニキア、キプロス、アンティオキアまで行ったが、ユダヤ人以外のだれにも御言葉を語らなかった。 20しかし、彼らの中にキプロス島やキレネから来た者がいて、アンティオキアへ行き、ギリシア語を話す人々にも語りかけ、主イエスについて福音を告げ知らせた。 21主がこの人々を助けられたので、信じて主に立ち帰った者の数は多かった。 22このうわさがエルサレムにある教会にも聞こえてきたので、教会はバルナバをアンティオキアへ行くように派遣した。 23バルナバはそこに到着すると、神の恵みが与えられた有様を見て喜び、そして、固い決意をもって主から離れることのないようにと、皆に勧めた。 24バルナバは立派な人物で、聖霊と信仰とに満ちていたからである。こうして、多くの人が主へと導かれた。 25それから、バルナバはサウロを捜しにタルソスへ行き、 26見つけ出してアンティオキアに連れ帰った。二人は、丸一年の間そこの教会に一緒にいて多くの人を教えた。このアンティオキアで、弟子たちが初めてキリスト者と呼ばれるようになったのである。 27そのころ、預言する人々がエルサレムからアンティオキアに下って来た。 28その中の一人のアガボという者が立って、大飢饉が世界中に起こると“霊”によって予告したが、果たしてそれはクラウディウス帝の時に起こった。 29そこで、弟子たちはそれぞれの力に応じて、ユダヤに住む兄弟たちに援助の品を送ることに決めた。 30そして、それを実行し、バルナバとサウロに託して長老たちに届けた。
日本聖書協会 新共同訳聖書詩編 33:1-8,18-19
1 正しい人よ、主にあって喜び歌え‖ 神をたたえることは心の正しい人の業
2 竪琴を奏でて主をたたえ‖ 琴の調べで神をほめよ
3 新しい歌を神にうたい‖ 琴の音にあわせて喜びの声を上げよ
4 主のみ言葉は正しく‖ そのみ業には偽りがない
5 神は正義と公平を愛し‖ 主の慈しみは地に満ちている
6 天は主のみ言葉によって造られ‖ 星座はその息によって据えられた
7 神は海の水をせき止め‖ 水は深い淵となる
8 世界は主の前におののき‖ 地上の民は主を畏れよ
18 主の目は神を畏れる人の上に‖ 神の愛に希望を置く人の上に注がれる
19 神は彼らの魂を死から救い‖ 飢えから彼らを助けられる
日本聖公会 祈祷書第二朗読
ヨハネの手紙一 4:7-21
7愛する者たち、互いに愛し合いましょう。愛は神から出るもので、愛する者は皆、神から生まれ、神を知っているからです。 8愛することのない者は神を知りません。神は愛だからです。 9神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。 10わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。 11愛する者たち、神がこのようにわたしたちを愛されたのですから、わたしたちも互いに愛し合うべきです。 12いまだかつて神を見た者はいません。わたしたちが互いに愛し合うならば、神はわたしたちの内にとどまってくださり、神の愛がわたしたちの内で全うされているのです。 13神はわたしたちに、御自分の霊を分け与えてくださいました。このことから、わたしたちが神の内にとどまり、神もわたしたちの内にとどまってくださることが分かります。 14わたしたちはまた、御父が御子を世の救い主として遣わされたことを見、またそのことを証ししています。 15イエスが神の子であることを公に言い表す人はだれでも、神がその人の内にとどまってくださり、その人も神の内にとどまります。 16わたしたちは、わたしたちに対する神の愛を知り、また信じています。神は愛です。愛にとどまる人は、神の内にとどまり、神もその人の内にとどまってくださいます。 17こうして、愛がわたしたちの内に全うされているので、裁きの日に確信を持つことができます。この世でわたしたちも、イエスのようであるからです。 18愛には恐れがない。完全な愛は恐れを締め出します。なぜなら、恐れは罰を伴い、恐れる者には愛が全うされていないからです。 19わたしたちが愛するのは、神がまずわたしたちを愛してくださったからです。 20「神を愛している」と言いながら兄弟を憎む者がいれば、それは偽り者です。目に見える兄弟を愛さない者は、目に見えない神を愛することができません。 21神を愛する人は、兄弟をも愛すべきです。これが、神から受けた掟です。
日本聖書協会 新共同訳聖書福音書
ヨハネによる福音書 15:9-17
9父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛してきた。わたしの愛にとどまりなさい。 10わたしが父の掟を守り、その愛にとどまっているように、あなたがたも、わたしの掟を守るなら、わたしの愛にとどまっていることになる。 11これらのことを話したのは、わたしの喜びがあなたがたの内にあり、あなたがたの喜びが満たされるためである。 12わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である。 13友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。 14わたしの命じることを行うならば、あなたがたはわたしの友である。 15もはや、わたしはあなたがたを僕とは呼ばない。僕は主人が何をしているか知らないからである。わたしはあなたがたを友と呼ぶ。父から聞いたことをすべてあなたがたに知らせたからである。 16あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ。あなたがたが出かけて行って実を結び、その実が残るようにと、また、わたしの名によって父に願うものは何でも与えられるようにと、わたしがあなたがたを任命したのである。 17互いに愛し合いなさい。これがわたしの命令である。」
日本聖書協会 新共同訳聖書

み言葉の分かち合い
本日のみ言葉をふりかえります
使徒信経
わたしは、天地の造り主、全能の父である神を信じます。 また、その独り子、わたしたちの主イエス・キリストを信じます。主は聖霊によって宿り、おとめマリヤから生まれ、ポンテオ・ピラトのもとで苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、よみに降り、三日目に死人のうちからよみがえり、天に昇られました。そして全能の父である神の右に座しておられます。そこから主は生きている人と死んだ人とを審くために来られます。 また、聖霊を信じます。聖なる公会、聖徒の交わり、罪の赦し、体のよみがえり、永遠の命を信じます アーメン
司式者 主の平和が皆さんとともに
会衆 また、あなたとともに
司式者 平和の挨拶を交わしましょう
ともに祈る

代祷
自宅で行う礼拝の代祷は、定型の文によらなくとも、それぞれの節ごとにお名前を挙げたり、代祷項目を挙げたりするだけでも十分です。また、特に祈りたいことがらについては、祈祷書の「諸祈祷・感謝」(p.106~)や短い祈りをこの箇所で捧げてもよいでしょう。
以下は、祈りを唱える形で代祷を行う場合の一つの例です。この例をもとに、適宜改変して用いてくださって構いません。
代祷者 世界の教会とわたしたちの教区のために祈りましょう。
世界の聖公会ではケニア聖公会のために祈ってください。
今週の13日昇天日からはじまる「み国が来ますように」の特別な祈りの期間を覚えて祈りましょう。
祈りのパートナーである東北教区の大館聖パウロ教会の聖職・信徒とそのはたらきのために祈りましょう
東京教区では、目白聖公会、聖職養成委員会、聖職候補生・同志願者のために祈りましょう。
エルサレム教区ではビル・ザイートの聖ペテロ教会の聖職信徒・またそのはたらきを覚えて祈りましょう。
メリーランド教区ではパークトンの聖ヤコブ教会およびパイクスビルの聖マルコ・オン・ザ・ヒル教会のために祈りましょう
これらの教会、また世界に広がるすべての教会を覚えて祈ります
一同 主よ、お聞きくだい
代祷者 世界の国々の正義と平和のために祈りましょう。
ミャンマーの軍事クーデター後、軍による一般市民への暴力・弾圧が続いています。どうか世界の指導者やミャンマー国軍の指導者に、知恵を与え、軍人たちに平常な心を取り戻させ、平和的な解決に導いてください。
争い・分裂のうちにある、またそれを引き起こしている国々とその指導者の悔い改めのために
不正義、不平等、人間の尊厳を傷つける搾取、傲慢や強欲、ますます一般化する無関心を私 たちが取り除くことができるように祈ります
一同 主よ、お聞きくだい
代祷者 わたしたちの教会と地域 社会のために祈りましょう。
福永 澄 聖職 候補生 の聖公会 神学院での学びと成長、その導きとみ守りのために祈ります。よき学びの時をお与えください。
その他、わたしたちの教会や教友のため
(お誕生日を迎える方や洗礼志願中の方々のお名前をあげてもよい)
教会の置かれた地域社会のため、
自分が属する地域社会のために祈ります
一同 主よ、お聞きくだい
代祷者 苦しみや悲しみのうちにある人びとのために祈りましょう。
新型コロナウイルスの感染拡大がとまりません。どうかわたしたち一人ひとりが自らの行動を律して、少しでも感染拡大を抑えることが出来ますように。国や自治体の指導者・専門家が、この感染を抑えている、あるいは抑制しつつある世界の国々や地域の感染対策や迅速なワクチン接種の進め方を謙虚に学び、取り入れる知恵と姿勢とをお与えください。医療従事者や介護にあたる人々を守り・助けてください。
インドの変異コロナウイルスの感染拡大による感染者に十分な医療が提供されされますように。患者や医療従事者、介護にあたる家族をお守りください。
11日に近い主日である本日は特に、「東日本大震災および自然災害による犠牲者と被災者、支援する人々」を覚えて祈りましょう。
新型コロナウィルス感染により、家族を亡くされた方、入院あるいは自宅療養中の方のため
仕事をなくされた方、不自由で不安な日々を過ごす人々のため
病気療養中の、わたしたちの教会の兄弟姉妹のため
孤独な人、愛する人を失った人、抑圧・虐待されている人びとのため
家や食べ物がない人、貧困のうちにある人、生活に必要なものが与えられない人びとのため
難民、囚人、また犯罪 被害者のため
事故や過失により傷を負った人びとのため
また他人に傷を負わせた人びとのため
その他、多くの悩み・悲しみ・苦しみのうちにある人びとのために祈ります
一同 主よ、お聞きくだい
代祷者 世を去った人びとのために祈りましょう。 (そのほかに、この世を去った方々を覚え、名前を挙げてもよい) 世を去ったすべての人の、あなたの永遠のみ国における平安を祈ります 一同 主よ、お聞きくだい 代祷者 憐れみ深い神よ、あなたは私たちを知り、私たちを愛し、み子をとおして私たちの痛み・苦しみもご存知です。そして、私たちの祈りをお聞きくださいます。私たちが、たとえ、教会に集うことができなくても、いつもあなたとの交わりのうちにあり、喜びをもって仕えることが できますように。み子イエス・キリストのみ名によってお願いいたします。アーメン
主の祈り
司式者 主よ、憐れみをお与えください
会衆 キリストよ、憐れみをお与えください
司式者 主よ、憐れみをお与えください
天におられるわたしたちの父よ、
み名が聖とされますように。
み国が来ますように。
みこころが天に行われるとおり地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。
わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。
わたしたちを誘惑におちいらせず、
悪からお救いください。
国と力と栄光は、永遠にあなたのものです アーメン
日本聖公会/ローマ・カトリック教会/日本福音ルーテル教会の共通口語訳

感謝
司式者 ともに祈りましょう
主なる神よ、わたしたちに限りない恵みを与えてくださることを感謝します。どうか、あなたのみ言葉の光でわたしたちの心を照らし導いてください。わたしたちがあなたを賛美し、み言葉に従い、ともに主の愛のうちに生活することができますように。主イエス・キリストのみ名によってお願いいたします アーメン
主とともに行く
司式者 主イエス・キリストの惠み、神の愛、聖霊の交わりが、わたしたちとともにありますように。アーメン (IIコリント 13:13)
派遣の唱和
司式者 ハレルヤ、主とともに行きましょう
会衆 ハレルヤ、主のみ名によって アーメン