〒167-0054
東京都 杉並区 松庵1-12-29
TEL 03-3334-2812
聖マーガレット教会
聖マーガレット教会小史
歴代(主管)牧師
日本聖公会とは
祈りのパートナー
聖マーガレット教会
聖マーガレット教会は戦禍の跡がまだ癒えない1947年に東京都杉並区にある立教女学院の聖マーガレット礼拝堂の中に、 日本聖公会 東京教区の新しい教会として設立されました。
現在の立教女学院聖マーガレット礼拝堂
戦後の混乱期、立教女学院の教職員・生徒や近隣の方々への福音宣教のため、独自の聖堂を持たない教会の誕生でした。
幸いにも、聖霊の導きと豊かなみ恵を頂き、1975年には立教女学院に近い杉並区松庵の住宅地に、聖堂および会館を与えられ、
パイプオルガンなどもそなえられて現在に至っています。
お訪ね戴ければ、いつでも歓迎いたします。
年月日 | 出来事 |
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1946年9月24日 | 東京教区合同礼拝が立教女学院礼拝堂で行われる。これを契機に新しい教会創立の動きとなる |
1947年7月22日 | 立教女学院の聖マーガレット礼拝堂を聖堂として、聖マーガレット教会の設立が東京教区蒔田主教により認可 |
1949年9月11日 | この年の8月末に会館が完成し、感謝礼拝を献げる。聖マーガレット教会会館と命名。 |
1955年4月3日 | 牧師館落成式 |
1959年11月16日 | 蒔田主教引退後の主教に後藤 眞師父が選出され、主教着座式が聖マーガレット教会で行われた |
1975年3月16日 | 聖マーガレット教会聖堂ならびに会館の起工式 |
10月10日 | 後藤主教により、聖堂聖別式、副牧師館落成感謝式 |
1979年10月14日 | 後藤主教臨席のもと、新設されたパイプオルガン祝別式、奉献演奏 |
1979年11月25日 | パイプオルガン披露演奏会開催 |
1981年4月9日 | ステンドグラス取り付け工事完了。同年4月19日復活日礼拝において聖別される |
1981年6月21日 | 新牧師館落成式 |
1989年5月18日 | クッキーモーニング(乳幼児と母親の集い)が開始された |
1990年6月17日 | 伝道師館落成式 「聖マーガレット館」と命名 |
1997年10月12日 | 教会創立50周年記念礼拝 |
1999年7月28日 | 教会ホームページ開設 |
2002年5月 | バリアフリー化工事(エレベーター新設等)完了 |
2004年4月18日 | 婦人会・壮年会が「マーガレット会」として共に活動することになる |
2005年3-4月 | 1Fホールにプロジェクター等の映像関連設備設置。2階聖堂の映像音声を1Fホールで視聴可能となる |
2006年12月24日 | 地元との交流促進の一環として三鷹台商店街でのキャロリング実施(以後毎年実施) |
2007年11月28日 | 創立60周年記念礼拝。この年秋田の大館聖パウロ教会と姉妹教会となる。 |
2010年12月2日 | 教会有志が日本聖公会宣教150周年記念事業の一環として元田作之進著『監督ウイリアムス師傳』電子書籍化。後に日本聖公会管区WEBサイト・ライブラリーに掲載 |
2011年6月12日 | 東日本大震災被災者支援チャリティーコンサート開始。2013年末まで13回のコンサート開催 |
菅 円吉 司祭
1947.7-52.9
大藤 鋳三郎 司祭
1952.9-55.4
山崎 正雄 司祭
1955.4-82.12
竹田 眞 主教(管理)
1983.1-3
大木 弘行 司祭
1983.4-92.3
野田 昭次 司祭
1992.4-97.3
山口 千寿 司祭
1997.4-2008.3
田光 信幸 司祭
2008.4-2011.3
前田 良彦 司祭
2011.4-2015.3
大畑 喜道 主教(管理)
2015.4-2016.12
佐々木 道人 司祭(管理)
2017.1-3
塚田 重太郎 司祭
2017.4-
◆英国教会を母体として、同じ信仰を持ち、互いの交わりを保つさまざまな国の教会を、総体として(全)聖公会(アングリカン・コミュニオン)と呼びます。現在、約7千万人の信徒を擁する、世界で3番目に大きな、伝統的キリスト教会です。日本聖公会もこのコミュニオンに属しています。
日本宣教最初の米国聖公会宣教師
C.M.ウィリアムズ
日本聖公会初代主教
J.リギンズ 宣教師
(写真:ヴァージニア神学校所蔵)
◆江戸末期の1859年、日米修好通商条約により日本の4港が開港されたのと時を同じくして、J・リギンズ師(John Liggins)とC・M・ウィリアムズ師(Bishop Chaning Moore Williams、後に中国・日本伝道主教を経て初代日本専任伝道主教)の二人の米国聖公会宣教師が、長崎に来日し、現在の日本聖公会に繋がるキリスト教宣教がはじまりました。
安土桃山時代末期から江戸時代にキリスト教禁令が敷かれて以降、2人はキリスト教諸教派の中で最初に日本に入国した海外からの宣教師でした。
(それ以前の1846年に、英国聖公会宣教師B.J.ベッテルハイム(B.J.Betterheim)による沖縄宣教がありましたが、その後の日本宣教には直接繋がりませんでした)。
◆時代が明治になってもしばらくはキリスト教は禁じられ、日本人への宣教活動は厳しく制限されていましたが、ようやく1873年諸外国からの抗議を受けた明治政府が禁教の高札を撤廃したことにより、海外からのキリスト教宣教師による活動が次第に盛んになっていきました。
NHK大河ドラマ「八重の桜」でも紹介されているように新島襄が米国から帰国したのが1874年、同志社大学の開校が1875年で、ちょうどこの時期にあたります。
エドワード・ビカステス主教
◆聖公会も、これを契機に、米国、英国等から、それまで以上に多くの宣教師が来日するようになりました。宣教医師や教師等も同時に来日し、日本の近代化にも貢献してきました。宣教のはじめから、キリスト教を伝えるだけでなく、教育や社会福祉、医療などの活動も大切な働きで、その姿勢は今でも変わっていません。
◆1886年英国聖公会のエドワード・ビカステス主教(Bishop Edward Bickersteth: 英国聖公会第二代遣日主教)が来日し、米国聖公会のC・M・ウィリアムズ主教と協働して日本聖公会組織設立を推進しました。
1887年に第一回総会を開催し、法憲法規を制定し、自立管区として日本聖公会の名称で、組織が設立されました。
◆現在、日本聖公会は、北海道、東北、北関東、東京、横浜、中部、京都、大阪、神戸、九州、沖縄の11教区からなり、約350の教会、約5万人の信徒がいます。
◆東京教区には33の教会がありますが、その他にも、聖公会の働きによって創建された、立教学院/立教大学や立教女学院、築地の聖路加国際病院等にも礼拝堂があります。
石井亮一、筆子夫妻によって始められた滝乃川学園や葛飾学園等の、社会福祉事業にも寄与してきました。これらを通じて神様と人々に仕える働きが展開されています。
◆聖マーガレット教会が創立60周年を迎えた2007年、東北教区加藤主教のお勧めで、秋田の大館聖パウロ教会と姉妹教会になり、
互いの教会を毎主日祈りのうちに覚え、交流を重ね、親交を深めています。
2009年9月22日の聖公会宣教150周年記念プログラム「みんな集まれ!」には両教会共同でブースを出店(食料品販売)しました。
環境も課題も異なる二つの教会が学びあい励ましあうことで、互いの向上を願っています。
大館聖パウロ教会の紹介
住所: 〒017-0894 秋田県大館市裏町11
日本聖公会 東北教区
大館聖パウロ教会
◆1905年に伝道が開始され、100年以上の歴史を持つ教会です。大火で2度聖堂を消失しましたが、その度に聖職・信徒が力を合わせ、教会を再建してきました。 付属の大館幼稚園も100年近い伝統を持ち、地域に親しまれています。
大館幼稚園
2013年NHKの『ファミリーヒストリー』に、俳優・高橋克典氏のお父様、高橋勝司氏が取り上げられました。 太平洋戦争で特別攻撃隊員でありながら、生き残って故郷に帰った勝司氏が、荒んだ生活の中で、 偶然教会から流れてくる聖歌を聴き、音楽の道へと進まれる決心をします。その教会が大館聖パウロ教会です。
1905年(明治38年)伝道開始
1906年(明治39年)教会設立
1918年(大正 7年)教会付属大館幼稚園開設
2005年(平成17年)宣教開始100周年 新しい一歩を踏み出す
2003年(平成20年)付属事業大館幼稚園学校法人聖パウロ学園として発足
大館聖パウロ教会 HOME http://www.k4.dion.ne.jp/~nskk.toh/kyoukaiannai/kenbetu/akita.html
日本聖公会 東京教区 聖マーガレット教会
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