2021年2月14日
大斎節前主日
自宅での礼拝

2021年3月21日 大斎節第五主日
2021年3月14日 大斎節第四主日
2021年3月7日 大斎節第三主日
2021年2月28日 大斎節第二主日
2021年2月21日 大斎節第一主日
2021年2月17日 大斎節の礼拝・プログラム
2021年2月14日 大斎節前主日
2021年2月7日 顕現後第五主日
2021年1月31日 顕現後第四主日
2021年1月24日 顕現後第三主日
2021年1月17日 顕現後第二主日
2021年1月10日 顕現後第一主日
2021年1月3日 降誕後第二主日
2021年1月1日 主イエス命名の日
今週の水曜日から大斎節が始まります。ご自宅や、それぞれの場所で、大斎前主日の礼拝・祈りをお献げください。
日本聖公会の「み言葉の礼拝」式文に基づいて
東京教区で編集した、「一人、または少人数で行う『み言葉の礼拝』」式文を、本日の聖書日課とともに掲載いたします。
◆祈りの助けとなるように聖歌444番「山辺に向かいて」を準備しました。音楽グループ"・タクトF"が2018年に福島ステパノ教会で行ったコンサート「日本の賛美のしらべ」の中の一曲です。
◆牧師が主日のために制作した「朝の祈り」の動画をYouTubeの聖マーガレット教会チャンネルよりご覧いただけます。日曜日の午前8時以降視聴が可能となります。
◆大斎節期間中は「十字架の道行き」の動画をYouTnbeの聖マーガレット教会チャンネルから配信予定です。
一人、または少人数で行う『み言葉の礼拝』
一人でこの式文を用いる場合には、すべての部分を一人で唱えます。(ただし、世界の教会との 連帯のうちに祈っているしるしとして、黙読ではなく声に出して唱えるとよいでしょう。) 立つ、座る、ひざまずくなど、祈りの場所と状況により、ふさわしい姿勢をおとりください。
特祷
第一朗読:列王記上 19:9-18
詩編 27:5-11
第二朗読:ペトロの手紙二 1:16-21
福音書:マルコによる福音書 9:2-9
代祷
ともに集う
聖歌444番
音量を控えめにしてお聴きください1 山辺に向かいて われ目を上ぐ
助けは いずかたより来たるか
天地の み神より
助けぞ われに来たる

2 み神は なれの足を強くす
み守りあれば なれは動かじ
み民をば 守るもの
まどろみ眠りまさじ
3 み神は 仇をふせぐ盾なり
なが身を つねに守る影なり
夜は月 昼は日も
なれをば損のうまじ
4 み神は 災いをも避けしめ
疲れし魂をも休ます
出るおり 入るおりも
たえせずなれを守らん
SANDON/Unto the hills around
作詞 para. Psalm 121, John D. Campbell (1845-1914) adapt. Umenosuke Bessho (1871-1945) 作曲 Charles Henry Purday (1799-1885)
歌:音楽グループ・タクトF
日本聖公会 聖歌集
司式者 父なる神と主イエス・キリストからの恵みと平和が、皆さんとともに
会衆 また、あなたとともに
悔い改めの祈り
司式者 神のみ前にひざまずいて、自らを省み、ともに罪の赦しを祈りましょう
しばらく自らを省みた後、以下の祈りを唱える。
一同 憐れみ深い神よ、わたしたちは、してはならないことをし、しなければならないことをせず、思いと、言葉と、行いによって、あなたと隣り人に対して多くの罪を犯しています。どうか罪深いわたしたちをお赦しください。新しい命に歩み、み心に従い、み栄えを現すことができますように、救い主イエス・キリストによってお願いいたします アーメン
続いて次を歌いまたは唱える。
いと高きところには神に栄光、地にはみ心にかなう人びとに平和がありますように。 全能の父、天の王、主なる神よ、主を拝み、主に感謝し、主の栄光をほめたたえます。 父の独り子・主イエス・キリスト、世の罪を除く神の小羊・主なる神よ、わたしたちに憐れみをお与えください。父の右に座しておられる主よ、わたしたちの祈りを受け入れてください。 イエス・キリストよ、主のみ聖、主のみ王、主のみ聖霊とともに、父なる神の栄光のうちに、最も高くおられます ア-メン
特祷
ここで当日の特祷を用いる。
司式者 主は皆さんとともに
会衆 また、あなたとともに
司式者 祈りましょう
大斎節前主日特祷
神よ、あなたはその独り子の受難の前に、聖なる山の上でみ子の栄光を現されました。どうかわたしたちが、信仰によってみ顔の光を仰ぎ見、自分の十字架を負う力を強められ、栄光から栄光へと、主と同じ姿に変えられますように、主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン
日本聖公会 祈祷書
ともに聞く
司式者 聖書のみ言葉を聞きましょう
第一朗読
列王記上19:9-18
9エリヤはそこにあった洞穴に入り、夜を過ごした。見よ、そのとき、主の言葉があった。「エリヤよ、ここで何をしているのか。」10エリヤは答えた。「わたしは万軍の神、主に情熱を傾けて仕えてきました。ところが、イスラエルの人々はあなたとの契約を捨て、祭壇を破壊し、預言者たちを剣にかけて殺したのです。わたし一人だけが残り、彼らはこのわたしの命をも奪おうとねらっています。」11主は、「そこを出て、山の中で主の前に立ちなさい」と言われた。見よ、そのとき主が通り過ぎて行かれた。主の御前には非常に激しい風が起こり、山を/裂き、岩を砕いた。しかし、風の中に主はおられなかった。風の後に地震が起こった。しかし、地震の中にも主はおられなかった。12地震の後に火が起こった。しかし、火の中にも主はおられなかった。火の後に、静かにささやく声が聞こえた。13それを聞くと、エリヤは外套で顔を覆い、出て来て、洞穴の入り口に立った。そのとき、声はエリヤにこう告げた。「エリヤよ、ここで何をしているのか。」14エリヤは答えた。「わたしは万軍の神、主に情熱を傾けて仕えてきました。ところが、イスラエルの人々はあなたとの契約を捨て、祭壇を破壊し、預言者たちを剣にかけて殺したのです。わたし一人だけが残り、彼らはこのわたしの命をも奪おうとねらっています。」15主はエリヤに言われた。「行け、あなたの来た道を引き返し、ダマスコの荒れ野に向かえ。そこに着いたなら、ハザエルに油を注いで彼をアラムの王とせよ。16ニムシの子イエフにも油を注いでイスラエルの王とせよ。またアベル・メホラのシャファトの子エリシャにも油を注ぎ、あなたに代わる預言者とせよ。17ハザエルの剣を逃れた者をイエフが殺し、イエフの剣を逃れた者をエリシャが殺すであろう。18しかし、わたしはイスラエルに七千人を残す。これは皆、バアルにひざまずかず、これに口づけしなかった者である。」
日本聖書協会 新共同訳聖書詩編 27:5-11
5 わたしは主に、一つのことを願い求める‖ 生涯、主の家を住まいとし
6 主の麗しさを仰ぎ見て‖ 主の宮で思うことを
7 悩みの日に神はわたしを幕屋のうちに潜ませ‖ 天幕の隠れ場にかくまい、岩の上に立たせてくださる
8 わたしを囲む敵の上に‖ 神はわたしの頭を高く挙げてくださる
9 喜びに溢れて幕屋でいけにえを献げ‖ 主をたたえて歌おう
10 主よ、わたしが呼ぶとき、わたしの声に聞き‖ わたしを憐れみ、こたえてください
11 わたしの心は言う、「神の顔を求めよ」‖ 神よ、あなたの顔をわたしは慕い求めます
日本聖公会 祈祷書
第二朗読
ペトロの手紙二 1:16-21
16わたしたちの主イエス・キリストの力に満ちた来臨を知らせるのに、わたしたちは巧みな作り話を用いたわけではありません。わたしたちは、キリストの威光を目撃したのです。 17荘厳な栄光の中から、「これはわたしの愛する子。わたしの心に適う者」というような声があって、主イエスは父である神から誉れと栄光をお受けになりました。 18わたしたちは、聖なる山にイエスといたとき、天から響いてきたこの声を聞いたのです。 19こうして、わたしたちには、預言の言葉はいっそう確かなものとなっています。夜が明け、明けの明星があなたがたの心の中に昇るときまで、暗い所に輝くともし火として、どうかこの預言の言葉に留意していてください。 20何よりもまず心得てほしいのは、聖書の預言は何一つ、自分勝手に解釈すべきではないということです。 21なぜなら、預言は、決して人間の意志に基づいて語られたのではなく、人々が聖霊に導かれて神からの言葉を語ったものだからです。
日本聖書協会 新共同訳聖書福音書
マルコによる福音書 9:2-9
2六日の後、イエスは、ただペトロ、ヤコブ、ヨハネだけを連れて、高い山に登られた。イエスの姿が彼らの目の前で変わり、3服は真っ白に輝き、この世のどんなさらし職人の腕も及ばぬほど白くなった。4エリヤがモーセと共に現れて、イエスと語り合っていた。5ペトロが口をはさんでイエスに言った。「先生、わたしたちがここにいるのは、すばらしいことです。仮小屋を三つ建てましょう。一つはあなたのため、一つはモーセのため、もう一つはエリヤのためです。」6ペトロは、どう言えばよいのか、分からなかった。弟子たちは非常に恐れていたのである。7すると、雲が現れて彼らを覆い、雲の中から声がした。「これはわたしの愛する子。これに聞け。」8弟子たちは急いで辺りを見回したが、もはやだれも見えず、ただイエスだけが彼らと一緒におられた。9一同が山を下りるとき、イエスは、「人の子が死者の中から復活するまでは、今 見たことをだれにも話してはいけない」と弟子たちに命じられた。
日本聖書協会 新共同訳聖書

み言葉の分かち合い
本日のみ言葉をふりかえります
使徒信経
わたしは、天地の造り主、全能の父である神を信じます。 また、その独り子、わたしたちの主イエス・キリストを信じます。主は聖霊によって宿り、おとめマリヤから生まれ、ポンテオ・ピラトのもとで苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、よみに降り、三日目に死人のうちからよみがえり、天に昇られました。そして全能の父である神の右に座しておられます。そこから主は生きている人と死んだ人とを審くために来られます。 また、聖霊を信じます。聖なる公会、聖徒の交わり、罪の赦し、体のよみがえり、永遠の命を信じます アーメン
司式者 主の平和が皆さんとともに
会衆 また、あなたとともに
司式者 平和の挨拶を交わしましょう
ともに祈る
代祷
自宅で行う礼拝の代祷は、定型の文によらなくとも、それぞれの節ごとにお名前を挙げたり、代祷項目を挙げたりするだけでも十分です。また、特に祈りたいことがらについては、祈祷書の「諸祈祷・感謝」(p.106~)や短い祈りをこの箇所で捧げてもよいでしょう。
以下は、祈りを唱える形で代祷を行う場合の一つの例です。この例をもとに、適宜改変して用いてくださって構いません。
代祷者 世界の教会とわたしたちの教区のために祈りましょう。
世界の聖公会では、カナダ聖公会のために祈りましょう
祈りのパードナー東北教区の大館聖パウロ教会と、教役者・信徒のためにいのいましょう。
東京教区では月島聖公会、月島聖ルカ保育園、「障がい者」関連活動連絡会の働きを憶えて祈ります。
エルサレム教区では、ライネーにあるホーリーファミリー教会およびイルビッドの処女マリア教会ために祈りましょう。
メリーランド教区では、フレデリックの聖テモテ教会、フレドリックの諸聖徒教会およびマウント・エリーの聖ヤコブ教会のために祈りましょう。
これらの教会、また世界に広がるすべての教会を覚えて祈ります
一同 主よ、お聞きくだい
代祷者 世界の国々の正義と平和のために祈りましょう。
争い・分裂のうちにある、またそれを引き起こしている国々とその指導者の悔い改めのために
不正義、不平等、人間の尊厳を傷つける搾取、傲慢や強欲、ますます一般化する無関心を私 たちが取り除くことができるように祈ります
一同 主よ、お聞きくだい
代祷者 わたしたちの教会と地域 社会のために祈りましょう。
ことに、福永 澄 聖職 候補生 志願者の聖公会 神学院での学びと成長、その導きとみ守りのために
その他、わたしたちの教会や教友のため
(お誕生日を迎える方や洗礼志願中の方々のお名前をあげてもよい)
教会の置かれた地域社会のため、
自分が属する地域社会のために祈ります
一同 主よ、お聞きくだい
代祷者 苦しみや悲しみのうちにある人びとのために祈りましょう。
ことに新型コロナウィルス感染により、家族を亡くされた方、入院あるいは自宅療養中の方、医療に携わる方、仕事をなくされた方、不自由で不安な日々を過ごす人々のため
東日本 大震災および、そのほかの自然 災害による犠牲者と被災者、支援する人々のため、
病気療養中の、わたしたちの教会の兄弟姉妹のため
孤独な人、愛する人を失った人、抑圧・虐待されている人びとのため
家や食べ物がない人、貧困のうちにある人、生活に必要なものが与えられない人びとのため
難民、囚人、また犯罪 被害者のため
事故や過失により傷を負った人びとのため
また他人に傷を負わせた人びとのため
その他、多くの悩み・悲しみ・苦しみのうちにある人びとのために祈ります
一同 主よ、お聞きくだい
代祷者 世を去った人びとのために祈りましょう。
(この世を去った方々を覚え、名前を挙げてもよい)
世を去ったすべての人の、あなたの永遠のみ国における平安を祈ります
一同 主よ、お聞きくだい
代祷者 憐れみ深い神よ、あなたは私たちを知り、私たちを愛し、み子をとおして私たちの痛み・苦しみもご存知です。そして、私たちの祈りをお聞きくださいます。私たちが、たとえ、教会に集うことができなくても、いつもあなたとの交わりのうちにあり、喜びをもって仕えることが できますように。み子イエス・キリストのみ名によってお願いいたします。アーメン
主の祈り
司式者 主よ、憐れみをお与えください
会衆 キリストよ、憐れみをお与えください
司式者 主よ、憐れみをお与えください
天におられるわたしたちの父よ、
み名が聖とされますように。
み国が来ますように。
みこころが天に行われるとおり地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。
わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。
わたしたちを誘惑におちいらせず、
悪からお救いください。
国と力と栄光は、永遠にあなたのものです アーメン
日本聖公会/ローマ・カトリック教会/日本福音ルーテル教会の共通口語訳

感謝
司式者 ともに祈りましょう
主なる神よ、わたしたちに限りない恵みを与えてくださることを感謝します。どうか、あなたのみ言葉の光でわたしたちの心を照らし導いてください。わたしたちがあなたを賛美し、み言葉に従い、ともに主の愛のうちに生活することができますように。主イエス・キリストのみ名によってお願いいたします アーメン
主とともに行く
司式者 主イエス・キリストの惠み、神の愛、聖霊の交わりが、わたしたちとともにありますように。アーメン (IIコリント 13:13)
派遣の唱和
司式者 ハレルヤ、主とともに行きましょう
会衆 ハレルヤ、主のみ名によって アーメン