2021年6月13日
聖霊降臨後第3主日 特定6
自宅での礼拝
本日は聖霊降臨後第三主日です。礼拝・祈りを、それぞれの場所でお献げください。
日本聖公会の「み言葉の礼拝」式文に基づいて
東京教区で編集した、「一人、または少人数で行う『み言葉の礼拝』」式文を、本日の聖書日課とともに掲載いたします。
◆祈りの助けとなるように聖歌を2曲(聖歌374番 心の扉を開くと、聖歌462番 飼い主わが主よ)準備しました。ご一緒に歌ってください。音楽グループ"タクトF"が2019年に私たちの教会で、シャローム・ロッジ維持改修募金のためのコンサートで歌った曲です。
◆牧師が主日のために制作した「朝の祈り」の動画をYouTubeの聖マーガレット教会チャンネルよりご覧いただけます。日曜日の午前8時以降視聴が可能となります。
一人、または少人数で行う『み言葉の礼拝』
一人でこの式文を用いる場合には、すべての部分を一人で唱えます。(ただし、世界の教会との 連帯のうちに祈っているしるしとして、黙読ではなく声に出して唱えるとよいでしょう。) 立つ、座る、ひざまずくなど、祈りの場所と状況により、ふさわしい姿勢をおとりください。
特祷
第一朗読:エゼキエル書31:1-6,10-14
詩編 92:1-4,12-15
第二朗読:コリントの信徒への手紙二 5:1-10
福音書:マルコによる福音書 4:26-34
代祷
聖歌462番
ともに集う
聖歌374番
1 心の扉をひらくと さわやかな風にのって
イェスさまの み言葉が 聞こえてくる
2 み言葉のひとつひとつが 恵みと愛になって
イェスさまの み言葉が 世界に満ちる
3 今朝もまた祈りの中で やさしいイェスさまに出会い
わたしたちの よろこびが 深まっていく
ルカ24:31-32 Iテサ5:16-18 ヨハネ15:11
KOKORO NO TOBIRA 作詞Takao Koyanagi (1982-)
作曲 Peter Michi Miyazaki (1968-)
歌 音楽グループ タクトF
日本聖公会 聖歌集
司式者 初めに、世界が闇であったとき、神は言われた。
「光あれ」
会衆 そして、光があった(創 1:1-3)
司式者 初めに、静けさの中で、言は神とともにあった
会衆 言は、神であった(ヨハネ 1:1)
司式者 神は、その独り子を世にお遣わしになった
会衆 その方によって、わたしたちが生きるようになるためである(Ⅰヨハネ 4:9)
悔い改めの祈り
司式者 神のみ前にひざまずいて、自らを省み、ともに罪の赦しを祈りましょう
しばらく自らを省みた後、以下の祈りを唱える。
一同 憐れみ深い神よ、わたしたちは、してはならないことをし、しなければならないことをせず、思いと、言葉と、行いによって、あなたと隣り人に対して多くの罪を犯しています。どうか罪深いわたしたちをお赦しください。新しい命に歩み、み心に従い、み栄えを現すことができますように、救い主イエス・キリストによってお願いいたします アーメン
続いて次を歌いまたは唱える。
大栄光の歌
いと高きところには神に栄光、地にはみ心にかなう人びとに平和がありますように。 全能の父、天の王、主なる神よ、主を拝み、主に感謝し、主の栄光をほめたたえます。 父の独り子・主イエス・キリスト、世の罪を除く神の小羊・主なる神よ、わたしたちに憐れみをお与えください。父の右に座しておられる主よ、わたしたちの祈りを受け入れてください。 イエス・キリストよ、主のみ聖、主のみ王、主のみ聖霊とともに、父なる神の栄光のうちに、最も高くおられます ア-メン
日本聖公会 祈祷書
はじめに戻る特祷
ここで当日の特祷を用いる。
司式者 主は皆さんとともに
会衆 また、あなたとともに
司式者 祈りましょう
特祷 特定 6
全能の神よ、どうかこの世界
日本聖公会 祈祷書
ともに聞く
司式者 聖書のみ言葉を聞きましょう
第一朗読
エゼキエル書 31:1-6,10-14
1第十一年の三月一日に、主の言葉がわたしに臨んだ。2「人の子よ、エジプトの王ファラオとその軍勢に向かって言いなさい。お前の偉大さは誰と比べられよう。3見よ、あなたは糸杉、レバノンの杉だ。その枝は美しく、豊かな陰をつくり
丈は高く、梢は雲間にとどいた。
4水がそれを育て、淵がそれを大きくした。
淵から流れる川は杉の周りを潤し
水路は野のすべての木に水を送った。
5その丈は野のすべての木より高くなり
豊かに注ぐ水のゆえに
大枝は茂り、若枝は伸びた。
6大枝には空のすべての鳥が巣を作り
若枝の下では野のすべての獣が子を産み
多くの国民が皆、その木陰に住んだ。
10それゆえ、主なる神はこう言われる。彼の丈は高くされ、その梢を雲の間に伸ばしたので、心は驕り高ぶった。11わたしは彼を諸国の民の最も強い者の手に渡す。その者は彼を悪行に応じて扱う。わたしは彼を追放する。12諸国の最も凶暴な民である異国人が彼を切り倒し、山々の上に捨てる。その枝はすべての谷間に落ち、若枝は切られて地のすべての谷を埋める。地上のすべての民は、その木陰から逃げ去り、彼を捨てる。13彼の倒された幹には、空のすべての鳥が住み
若枝のもとには、野のすべての獣がやどる。14もはや、水のほとりの木もすべて丈を高くしえず、梢を雲の間に伸ばしえず、水に潤う木も、高ぶってそびえ立つことはできない。彼らはすべて死に渡され、穴に下る人の子らと共に地の深き所へ行く。
詩編 92:1-4,12-15
1 主をたたえることは良いこと‖ いと高き方のみ名をほめ歌うことはすばらしい
2 朝にあなたの慈しみを‖ 夕べにまことを宣べ伝え
3 竪琴を奏で、楽の音に合わせて‖ わたしはあなたをほめ歌う
4 主よ、あなたのみ業はわたしを喜ばせ‖ み手の業をわたしは喜び歌う
12 正しい人はなつめやしのように栄え‖ レバノンの杉のようにそびえる
13 主の家に植えられた人は‖ わたしたちの神の庭で栄える
14 年を経てもなお実を結び‖ いつも生き生きと生い茂る
15 こうして神の正しさが宣べ伝えられる‖ 神はわたしの岩。神に偽りがない
日本聖公会 祈祷書第二朗読
コリントの信徒への手紙二 5:1-10
1わたしたちの地上の住みかである幕屋が滅びても、神によって建物が備えられていることを、わたしたちは知っています。人の手で造られたものではない天にある永遠の住みかです。2わたしたちは、天から与えられる住みかを上に着たいと切に願って、この地上の幕屋にあって苦しみもだえています。3それを脱いでも、わたしたちは裸のままではおりません。4この幕屋に住むわたしたちは重荷を負ってうめいておりますが、それは、地上の住みかを脱ぎ捨てたいからではありません。死ぬはずのものが命に飲み込まれてしまうために、天から与えられる住みかを上に着たいからです。5わたしたちを、このようになるのにふさわしい者としてくださったのは、神です。神は、その保証として“霊”を与えてくださったのです。6それで、わたしたちはいつも心強いのですが、体を住みかとしているかぎり、主から離れていることも知っています。 7目に見えるものによらず、信仰によって歩んでいるからです。8わたしたちは、心強い。そして、体を離れて、主のもとに住むことをむしろ望んでいます。9だから、体を住みかとしていても、体を離れているにしても、ひたすら主に喜ばれる者でありたい。10なぜなら、わたしたちは皆、キリストの裁きの座の前に立ち、善であれ悪であれ、めいめい体を住みかとしていたときに行ったことに応じて、報いを受けねばならないからです。
日本聖書協会 新共同訳聖書福音書
マルコによる福音書 4:26-34
26また、イエスは言
日本聖書協会 新共同訳聖書
み言葉の分かち合い
本日のみ言葉をふりかえります
使徒信経しとしんきょう
わたしは、天地
司式者 主の平和が皆さんとともに
会衆 また、あなたとともに
司式者 平和の挨拶を交わしましょう
ともに祈る
代祷
自宅で行う礼拝の代祷は、定型の文によらなくとも、それぞれの節ごとにお名前を挙げたり、代祷項目を挙げたりするだけでも十分です。また、特に祈りたいことがらについては、祈祷書の「諸祈祷・感謝」(p.106~)や短い祈りをこの箇所で捧げてもよいでしょう。
以下は、祈りを唱える形で代祷を行う場合の一つの例です。この例をもとに、適宜改変して用いてくださって構いません。
代祷者 世界
世界の聖公会ではナイジェリア聖公会のために祈ります。
祈りのパートナーである東北教区の大館聖パウロ教会の聖職・信徒とそのはたらきのために祈りましょう
東京教区では神田キリスト教会、小平墓地委員会、カパティランの聖職・信徒とそのはたらきを覚えて祈ります。
エルサレム教区ではナザレの主教学園のために祈ります。またパレスチナとイスラエル平和のために祈りましょう。紛争により破壊されたガザのライフラインの復旧が速やかに進みますように。両国民の受けた心と体の傷を癒し、憎しみに愛と平和の光を灯してください。
メリーランド教区ではエリコット・シティの聖ヨハネ教会と聖ペテロ教会のために、またグレンウッドの聖アンデレ教会のために祈りましょう。
これらの教会
一同 主
代祷者 世界
軍事クーデター後、軍による一般市民への暴力・弾圧が続いています。どうか世界の指導者やミャンマー国軍の指導者に、知恵を与え、軍人たちに平常な心を取り戻させ、平和的な解決に導いてください。ミャンマー聖公会のはたらきを強めてください。
争
不正義
一同 主
代祷者 わたしたちの教会
福永
その他、わたしたちの教会や教友のため
(お誕生日を迎える方や洗礼志願中の方々のお名前をあげてもよい)
教会の置かれた地域社会のため、
自分が属する地域社会のために祈ります
一同 主
代祷者 苦
新型コロナウイルスの感染を抑制するため、どうかわたしたち一人ひとりが自らの行動を律して、少しでも感染拡大を抑えることが出来ますように。ワクチン接種が速やかに希望する多くの人に行われますように。医療従事者や介護にあたる人々を守り・助けてください。
変異コロナウイルス感染に苦しみ経済的にも困窮する世界各地の感染者に十分な医療が提供されされますように。患者や医療従事者、介護にあたる家族をお守りください。
東日本大震災被災者とりわけ放射能汚染によって未だ故郷を追われている人々、および世界各地の自然災害による犠牲者と被災者、支援する人々を覚えて祈りましょう。
新型
仕事
病気
孤独
家
難民
また他人
その他
一同 主
代祷者 世 (そのほかに、この世を去った方々を覚え、名前を挙げてもよい) 世 一同 主 代祷者 憐
主しゅ の祈いの り
司式者 主よ、憐れみをお与えください
会衆 キリストよ、憐れみをお与えください
司式者 主よ、憐れみをお与えください
天
み名
み国
みこころが天
わたしたちの日
わたしたちの罪
わたしたちを誘惑
悪
国
日本聖公会/ローマ・カトリック教会/日本福音ルーテル教会の共通口語訳
感謝
司式者 ともに祈りましょう
主
主とともに行く
司式者 主
聖歌462番
1 飼
若草
われらを守
われらは主
2 よき友
迷
われらの祈
われらは主
3 ゆるしの み誓
清
われらをあがない 命
われらは主
4 みいつくしみをば われらに満
今
われらをあわれむ み恵
われらは主
イザヤ40:11 ヨハネ10:7-8 エゼ34:11-16 詩篇23 Iペト2:25 ルカ15:3-7
Saviour, like a shepherd lead us; SHEPHERD (by Bradbury)
作詞att. Dorothy Ann Thrupp (1779-1847)
作曲 William Batchelder Bradbury (1816-1868)
歌 音楽グループ タクトF
日本聖公会 聖歌集
派遣の唱和
司式者 ハレルヤ、主
会衆 ハレルヤ、主