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管区事務所だより 2005年10月25日 第200号 Page2/2 |
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□会議・プログラム等予定 □主事会議 □各教区・神学院・出版物 □人事・移動 □第5回聖公会手話関係者全国の集い in横浜 □ccea会議について □新刊紹介 |
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□会議・プログラム等予定 (前回報告以降追加 および10月25日以降) |
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10月
11月
12月
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□主事会議 |
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□各教区 北海道 |
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《人 事》 |
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《管 区》
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■第5回聖公会手話関係者全国の集い in横浜 |
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9月18日(日)〜19日(月) 横浜聖アンデレ教会にて |
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主に感謝します! 横浜教区エッファタ(障がいを共に生きるつどい)世話人会の皆さんが永田さんを中心に実行委員会を立ち上げ1年近く前から準備をしてくださいました。真夏に戻ったような暑さの中、東京・中部・京都・大阪・神戸教区から18名、横浜教区から23名合計41名が集まりました。(内8名は5回連続参加) 1日目は自己紹介あと、横浜教区の二人のろう(聴覚障害)信徒のお話を聞きました。お一人はお父様(未信徒)の薦めで教会に行きはじめ,長く通ってたが聞こえないのでやめようかと思ったとき、司祭夫人から「聞こえなくても心で祈る事ができる」と助言があり、洗礼・堅信を受けてもう50年。今は礼拝にでると一人の信徒が説教の手話通訳をしてくれるので感謝している。 もう一人は代々のクリスチャン、所属教会に手話のできる人はいないが、全ての礼拝に一日も早く手話通訳がつくことを強く望んでいると。 続いて各教区の活動報告です。大阪教区は手話のグループ「つたえて」にチャプレンが付き教区として活動が支えられていて、毎月定期的に学習会を開き、今回の参加に対しても交通費の援助があった。中部・京都教区も何がしかの援助があって参加した。またどの教区も教区レベルの礼拝等には手話通訳をつけていこうと頑張っている様子が伺え心強く思いました。神戸教区はこの集い参加のための交通費は全額援助があったが手話通訳ができる人が少なく、聖職者・信者の中に手話通訳に対する理解を深めるにはどうしたらいいかと問題提起されました。東京教区は教区の礼拝行事には手話通訳が付き、毎主日礼拝の説教に手話通訳が付く教会があると報告されました。 夜は横浜ならではの中華街で、美味しい楽しい交流会でもりあがりました。 2日目は「ニケヤ信経」の手話表現を管区宣教主事武藤司祭と横浜教区の橋本司祭、高田司祭に神学的な助言を伺いながら、皆が意見を出しあい、わかり易く・表し易く・意味にあった手話表現をまとめました。ポイントは「ろうの方が見て意味がわかるように」。 閉会礼拝は遠藤主教の司式で聖餐式をしていただき、「こういう集いは大切」と励ましの言葉も頂きました。橋本司祭の説教「神の国としての、今の社会の中に『小さくされたもの』としての私たちひとりひとりが神によって必要とされ、また使わされているのです。」をこころに納め、次回大阪教区での再会を約束し、みな晴れやかな気持ちで帰路につきました。 (今回の信施は全員の合意で山手聖公会の復興資金に献金しました) 皆様のお祈りとお支えに心から感謝申し上げます。 (目白聖公会 小川加代子・記) 【第6回は大阪教区川口基督教会にて2006年9月17日(日)〜18日(祝)に開催決定】 |
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■CCEA会議について |
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管区事務所 渉外主事 八幡眞也 |
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去る10月12日から18日まで一週間にわたりCCEA(Council
of the Church in East Asia)の主教・エグザキュティブ会議が東京プリンスホテルを宿泊場所、聖アンデレ教会を会議場所として東京教区と日本聖公会管区の共同主催で開催されました。 CCEAは東アジアにある教区の教区主教の集まりであり、この地域の教区主教が分かち合い、親睦を深め、共有できる諸問題について話合うことを目的とし、年1度この様な会議を開催しています。今回参加した教区・管区はSEA聖公会(西マレーシア、サバ、シンガポール教区)、ミャンマー聖公会、オーストラリア聖公会、香港聖公会(西カウル?ン、東カウル?ン教区)、 台湾教区(米国聖公会ではあるがアジア地域にあるため)、大韓聖公会(ソウル教区、テジョン教区)、フィリピン聖公会(南方フィリピン、北方フィリピン、北中央フィリピン、中央フィリピン、サンティアゴ教区)、フィリピン独立教会、日本聖公会で、主教、補佐主教、夫人、エグザキュティブ委員の総勢39名であり、病気や都合が付かなかったりしたために3教区(香港島教区、クチン教区、プサン教区)の主教5名が不参加でありました。 最初の2日間は日本の事情を理解するため、また、キリスト教関連機関の活動を理解するため、東京都内観光(立教大学見学、聖路加病院訪問、皇居見物、等)、アジア学院見学、日光観光等をしました。その後は上智大学教授Mark Mullins教授の日本におけるキリスト教宣教の現状と課題に関する特別講演、CCEA各教区の現状説明と課題に関する話し合いをし、主日(16日)は地域の教会を訪問し主教に説教を依頼して共に主日礼拝を捧げました。川越基督教会、志木聖母教会、市川聖マリヤ教会、逗子聖ペテロ教会、聖アンデレ教会、三光教会、聖パウロ教会、聖オルバン教会、目白聖公会、聖救主教会、聖愛教会、聖マーガレット教会、練馬聖ガブリエル教会、立教学院諸聖徒礼拝堂、大阪教区、計4教区14教会と1礼拝堂がこのプロジェクトに参加して頂いたことを感謝します。教会訪問については全員の主教にヒアリングをした訳ではないが、いろいろな教会の事情を知ることが出来たことを貴重な体験としてとらえている様子でした。プサン教区の李主教が健康上の理由で急遽不参加になったために、当初訪問予定であった東京聖三一教会にはご迷惑をかけたことをお詫び致します。 この会議のための準備は昨年末に実行委員会を立ち上げ、北関東教区、横浜教区、東京教区の代表者の方達の協力で十分な準備が出来、会議開催時には更にアンデレ教会、オルバン教会の聖職信徒の方々、東京教区事務所の方々に協力して頂いた結果、参加した主教・司祭・信徒の方々にとても喜んで頂く事が出来ました。皆様のご協力に心から感謝いたします。 アジア学院では異なる宗教のバックグランドを持つアフリカ・アジア諸国の学生が世界の飢餓撲滅を目的として、寝食を共にする共同生活をしながら学んでいる事に驚きを感じ、強い興味を持った主教が数人いました。ミャンマー聖公会の司祭が1名学んでいて、その経験を語ってくれました。また、スリランカ聖公会の司祭が同じく経験談を語ってくれ、アジア学院の環境が異人種・異宗教の人達が平和の中で生活できることを証明していることを強く語ったのが印象的でした。 特別講演の中でMullins教授は日本においてはキリスト教信者の数は人口比1%程度で殆ど増減が無いが、社会生活の中におけるキリスト教の影響は教育機関・医療機関・社会福祉施設などでは大きいことを話されましたが、立教学院を見学した際にそのことが理解された様でありました。 |
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《新刊紹介》 |
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花水木に光が射して 3 −A年の福音書による説教− |
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日本聖公会 東京教区聖マーガレット教会 牧師 山口千寿 著 東京・聖マーガレット教会の庭の東側に一本の花水木が植えられている。この木に咲く十字のかたちをした花びらには、主イエスの受難の傷跡が赤く浮かび上がると言われることから、十字架と復活の出来事を思い浮かべて本書の書名はつけられた。第1集(聖書日課B年の福音書による説教)が刊行されたのが2001年8月、つづいて第2集(C年の福音書による説教)が2003年8月に刊行され、今回の第3集(A年の福音書による説教)によって、主日聖餐式の3年サイクルの福音書による説教集は一応の完結を見ることになった。第3集の出版はきわめて意義深いものがある。 日本聖公会が1990年に現行の改訂祈祷書を使用するようになってから、主日の聖餐式の聖書日課は朗読箇所が従来の使徒書・福音書の二つから旧約聖書を含めて三つになり、御言葉の豊かさに触れる機会が飛躍的に高まることになった、と著者はあとがきに記す。そして「祈祷書の改訂は、説教者の役務の重さの再確認を促すことでもありました。この説教集は、その務めに応えようとして悪戦苦闘してきた一つの記録です。わたしが聖マーガレット教会のA年の主日聖餐式で行った説教を、多少の手直しをしてまとめたものですが、当然のことながら、その時々の聖マーガレット教会の状況が反映されています。」と、著者としての思いも綴られている。どのページを開いても、社会の日常に見られるさまざまの出来事・乗り越えていかなければならない困難な状況を例に引きながら、イエスの存在の本質を説いてやまない説教の重みが伝わってくる内容である。著者の尊敬する故・管円吉司祭は「教会の牧師は、自分のする主日の説教は、あとで出版するのだという目的と意気込みをもって、説教すべきである。」と説教の大切さを説いた(第1集・あとがき)。『花水木に光が射して』全3冊の完成は、師の言葉に応える意味をも持つ。本書第3集は、聖マーガレット教会牧師館底地買取りのための教区借入金返済募金などのために刊行された。 B6判本文400頁一冊2000円。購入の照会はマーガレット図書刊行会へ。Tel03-3334-2812 (管区事務所広報主事・鈴木 一) |
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事務所だより Oct. 02 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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