3月25日(日)〜30日(金)『J’sキャンプ@釜石』を行いました。 今回は「日本聖公会いっしょに歩こう!プロジェクト」の釜石被災者支援センターの働きに触れました。7名の中高生と6名のスタッフで行いました。
25日の夜、京都駅に集合し夜行バスで仙台へ。そしてレンタカーで海沿いの道を通って釜石へ向かいました。
大地震から1年。大きな道路の通行止めなどはなくなりましたが、山を下っていくと、建物の土台だけになっていたり、堤防が崩れていたりする町並みに出ます。そこで暮らしていた方々のことと思うと、心が苦しくなったりしました。志津川、気仙沼、陸前高田を通って、夕方に釜石に到着しました。 3日目には津波で流された写真洗浄をさせていただきました。泥で汚れてしまった写真を1つずつ丁寧に拭いていく作業です。水に濡れてシートに付いてしまった写真は、なかなかきれいにはがせなかったり、泥といっしょに写真がながれてしまったりと大変な作業でしたが、持ち主の方の大切な記録として戻すことができればと、心を込めて作業をしました。夕方には保育園の子どもたちと元気に遊びました。
4日目は、仮設住宅の訪問をしました。なかには、お茶でもどうぞと、お招きくださる方もあって、津波の当日の話や、それからの避難生活のことなどをお話しくださる方もありました。
2日間のボランティア活動はとても限られたものですが、これまで活動を続けてこられた方々が積み重ねてきた信頼の上でさせていただいたボランティア活動だったと思いました。 人と人とのつながりを深めていくことは、どのようなときであっても、必要な大切なことと感じました。
わたしたちを送り出してくださった方々、受け入れてくださった方々、出会った方々に感謝いたします。