4月2日〜4日北小松研修所にてJ’sキャンプを行いました。今回のキャンプは、14名の仲間と共に2泊3日という短い時間の中で、よく働き、よく語らい、よく食べました。夏場にオープンしているキャンプ場ですので、春に使用するには、まず生活環境を整えることから始めなければなりませんでした。 1日目お昼前に京都駅に集合し湖西線にゆられること約1時間、昼過ぎに北小松駅に到着し、お弁当を食べて開会礼拝、その後メインキャビンと台所の掃除に午後の時間を費やしました。
それから3日間のプログラムをみんなで決めて、お鍋の準備をしてゆったりと夕食、後片付けをしながら交代でシャワー。ゲームを楽しみコンプリンをしてから、寝袋にくるまって眠りにつきました。 2日目は朝の礼拝と朝食の後、切り株を掘り起こす作業を開始。昼食をはさんで16時までみっちり働きました。切り株の周りをショベルやつるはし・手を使って掘り起こし、最後は主根をチェーンソーで切り離すという一見簡単そうな作業ですが、1つの切り株につき、4・5人がかりで半日はかかる重労働でした。メインのテラスの前にあった大きな切り株が無くなっていることを夏に利用される方が何人気づいてくれるでしょうか?。
近くの温泉で疲れた体を浸し、再び鍋パーティー、キムチ鍋と寄せ鍋に舌鼓を打った後は、ゲーム大会を1時間、室内バレーボール大会を1時間と疲れを知らない中高生たちでした。コンプリンをして寝袋にくるまるも、夜な夜な語り合うことは忘れませんでした。 3日目はいつもの通り朝の礼拝と朝食済ませ、残った切り株起こしの作業を完了させ、きっちりと掃除をして最後の昼食、閉会のお祈りをして家路につきました。結局5つほどの切り株しか起こせませんでしたが、松食い虫の繁殖を少しでも抑え、安全な環境作りに貢献できました。
決して楽しくは無いはずの重労働を、みんなでわいわいと楽しんでしまえる教区のキャンプの力はすごいなぁと感じさせられた3日間でした。「分かち合える、たくさんの見えないもの」というテーマ、「イエス自身が近づいて来られ、一緒に歩き始められた(ルカ24:15)」という主題聖句をもってJ’sキャンプに挑みましたが、身をもってこれらの聖書の言葉やテーマを感じとってくれたのではないかと思います。