8月6日〜9日までの3泊4日、三重県明野町のサン大淀キャンプ場にて「2007年ジュニア・ユースキャンプ」が開催されました。参加者は3名、大学生スタッフ2名、おっさんスタッフ2名でこぢんまりとしたキャンプでした。

 しかし、内容は盛りだくさんで、今回の任務?は「キャンプ場の釜作り」。みなほとんど初めて体験する作業で、コンクリートを練ったり、コテできれいに整えたり、レンガブロックを積んだりと知恵を絞り出しながら組み上げていきました。できあがりもかなり格好のいい釜に仕上がり、喜びの記念撮影をすることが出来ました。

 もう一つの目玉行事は「ロープワーク」。京都からボーイスカウトの隊員に来ていただき、ロープを使っていろいろな結び方を教えていただきました。本結び、もやい結び、巻結び・・・時間を忘れて熱中して誰が一番はやく結べるかを競ってロープと格闘していました。

 また、誕生日を迎えた参加者がいたため、本人以外でケーキを作ってお祝いするというサプライズも成功し、楽しく有意義な時を過ごすことができたキャンプでした。

 
 
 

 8月1日〜4日、今年も北小松研修所で中学生キャンプを行ってきました。台風の接近に伴い、天候も悪く、波も高かったのですが、無事に怪我もなく、4日間のキャンプを終える事が出来ました。
 
  今年は12人の中学生が参加し、久し振りの2桁!しかも男子7人、女子5人と、男子の方が多いという珍しいキャンプで、出発前からとても楽しみでした。

 今回、『う♪た♪う♪』というテーマでプログラムを進行していきました。初日は何となくバラバラの中学生たちでしたが、キャンプファイヤーや水泳などで少しずつ1つになっていき、2日目のプログラムでは、皆で協力し合って作詞をし、聖歌やゴスペルソングのメロディーに、「嬉しい」「悲しい」「愛しい」という気持ちを乗せました。

  3日目の自主プログラムでは3年生が主力となり、1日フルに楽しむぞ!という、ある意味鬼気迫る勢いのあるプログラムを作成し、『ミュージックタイム』という例年にはなかった新しいプログラムもでき、濃い1日を過ごせたのでは、と思います。

 色々なトラブルも、12人も中学生がいたら起こる訳でして、何度か爆弾・雷をスタッフが落とす事もありました。でも4日間で少しずつ変わっていく中学生達を見て、数年後にこのキャンプが良い糧になったな、と彼ら/彼女らが思ってくれるなら幸せです。

 お馴染み「怪バラ(怪獣のバラード)」を歌い踊り、スタッフを含め参加者全員が一丸となっていくキャンプはずっと変わりません。

  「う♪た♪う♪」事って思ってたよりスゴイ事だったようです。

 
 
 

 7月30日〜8月1日まで北小松研修所で小学生キャンプを行いました。小学生23人、スタッフ・食事スタを合わせて総勢54人という大家族でのキャンプでした。「求めなさい。そうすれば与えられる。」(マタイ7:7)が主題聖句、テーマは「きたこまつ 大作戦」、なんともわくわくするテーマだと思いませんか?
 1日目、不安な面持ちで集まった子どもたちでしたが、水泳の終わることにはすっかりうち解け、夜のキャンプファイヤーも大盛り上がりでした。

 2日目、キャンプ場のあちこちに隠された指令をこなすオリエンテーリングをし、『大作品作り』なるものに挑戦しました。大きな模造紙に全身の型どりをして、筆を使わずに手だけで色を塗り、大きな自画像を作りました。そして出来上がった作品を松林にロープを一週巡らして吊し、みんなが手をつないでいる大作品に仕上げました。その輪の中で夕の礼拝をしたのですが、何とも言えない素晴らしさでした。夕食は、空が暗くなるまでバーベキューを堪能し、たくさんの花火をしました。3日目、このキャンプで出会った友達に丸く切った小さな折り紙でメッセージを書いて、思い出づくりをしました。

 3日間を通して『ありがとう大作戦』という企画をしました。その日誰かにしてもらって嬉しかったことを、「ありがとう」という気持ちを込めて小さな折り紙に書き込み、ハートを描いた模造紙に貼っていくというもので、毎晩コンプリンの前にその作業をしました。そして、閉会礼拝の時に1人1人そのありがとうという気持ちを発表して神さまにお献げしました。

 あと、『ハレルヤチャンス』ということもしました。毎食後のテーブルマスターが企画するお楽しみの時間で、テーブルごとにお題が設定されていて、そのお題を元にネタを披露するという時間です。何かの物まねをしたり、歌を披露したり、寸劇をしてみたり、ダンスを披露したりと、これもまた毎回の食事の会話が弾むよいプログラムのひとつでした。

 「求めなさい」という聖書の言葉を聞いて、何を求めたらいいのだろうかと迷うこともあるかも知れません。自分の都合のよいこと、願い事だけを求めるのではなく、今回の『ありがとう大作戦』で体験したように、人からしてもらって嬉しかったこと、楽しかったことを、今度は自分が誰かにしてあげられるように、優しい心や人に仕える心を持たせて下さいと祈れる人に成長してくれればいいなぁと願いながら、子どもたちにお別れの手を振った3日間でした。

 参加して下さった子どもたち、快く送り出して下さった保護者の皆さまや教会の方々、準備から当時までお手伝い下さったスタッフの皆さま、このキャンプを祈り・支えて下さった多くの皆様と神さまに、心から「ありがとう」。