今年は教育部全体で、「小中高青年の互いのつながりを大切にしよう」「平和を意識しよう」ということで、キャンプで感じたことや平和への思いを木の葉型の紙に書いて大きな木を描いた模造紙に貼り、それを中学生キャンプ→小学生キャンプ→ジュニア・ユースキャンプと引き継いでいきました。そしてそれぞれのキャンプのふりかえり文集の表紙としました。
8月8日(月)から11日(木)まで、夏のジュニアユースキャンプが三重県多気郡明和町にあるサン大淀キャンプ場で行われました。参加者は6名とスタッフ2名でした。
今回のキャンプでは、初日と二日目は主にお風呂の薪拾いや水泳といった屋外のプログラムが中心で、そして、三日目と最終日は、屋外のプログラムに加えて話し合いのプログラムを行いました。今回のキャンプでは役割分担があまり明確でなかったことから、担ったパートを精一杯やることの大切さについて話し合いました。
また、今回は教育部共通の針の穴計画として、平和について考えることと他の部門を覚えること、というテーマが決まっていました。このことから、ジュニアユース部門でもこの2つのテーマを実行しました。まずは平和について考えることについては、今回の参加者の多くが昨年の春は沖縄で、今年の春は長崎で行っているJ'sキャンプに参加していることもあり、その時のことについて話し合いました。
そして他の部門を覚えこととしては、小学生キャンプと中学生キャンプが行ってきた模紙に描かれた大きな木の絵の上に、緑の紙を葉っぱの形に切って、このキャンプに対する思いを書き、閉会礼拝の時に貼り付けました。
今回のキャンプは課題点も見つかりましたが、事故もなく楽しいキャンプが出来たことに感謝です。そして初めて参加した高校生が大淀を気に入ってくれたことをうれしく思っています。
7月28日(木)〜30日(土)、北小松研修所で小学生キャンプが行われました。テーマは『風になりたい』主題聖句は「すべての人を一つにしてください。(ヨハネ17:21)」です。準備ミーティングの中で、人と人との壁を超えるものとしての"聖霊"の働きを覚えて、聖書研究の中で聖霊が全造物の上を風のように吹いていることを学び、このテーマにしました。今回のキャンプではもう一つ、"音楽"も大切にしました。音楽も国境を超え、心を和らげるものと思うからです。
今年は小学生が29名、スタッフは22名の青年です。初日の昼間は琵琶湖の水泳等で楽しみ、夜はセッション1『風になりたい』です。みんなで空き缶やペットボトルで楽器を手作りし、「風になりたい」を演奏しました。独創性溢れる楽器と、すばらしい演奏でした。2日目はセッション2『音の旅』です。スタッフから様々な音楽を聴かせてもらい、昨夜作った楽器や自宅から持ってきた楽器、またスタッフが用意した楽器の中から一番自分らしい楽器を選び、音で自己紹介をしあいました。そのあと『野外料理』に挑戦!!段ボールで「手作りオーブン」を作り、手作りピザを焼きました。
午後の水泳の後は『みんなで作る夕の礼拝』。5つのグループでそれぞれ聖歌を担当し、自分の選んだ楽器で合奏しました。それを伴奏にしてみんなで聖歌を歌いました。また、お昼のピザの材料を使ってパンを焼き、それとブドウジュースとで「愛餐式」の祈りをしました。「主の平和」と言いながら、パンとブドウジュースを隣の人に食べさせてあげました。お祈りによってみんなが一つになれた時でした。夜はキャンプファイヤーで大盛り上がり!!。3日目は、振り返りと思い出作りをしました。
幸い天気にも恵まれ、とても楽しいキャンプでした。スタッフと支えて下さった多くの方々に感謝しつつ、神さまの御名を賛美します。主の平和。
2005年7月25日(月)〜28日(木)まで、北小松研修所にて中学生キャンプが行われました。敗戦後60年を迎え、テーマを「シャローム(主の平和)」とし、「その家に入ったら、『平和があるように』と挨拶しなさい(マタイ10:12)」を主題聖句としました。中学生6名、スタッフ4名とこじんまりしたキャンプでしたが、ゆったりとした時間の流れの中で一人一人としっかり向き合えたと思います。
キャンプファイヤーと花火はあらかじめ計画していたものと、中学生自身が企画する自主プロの中で2回もでき、大変満足でした。毎朝の礼拝の中では、中学生にお話をしてもらい、普段の学校でのことやキャンプで出会った様々な体験、平和について思う所など一生懸命話してくれました。2日目にはそれぞれがデザインした「平和Tシャツ」を作成し、平和についての思いを分かち合うことが出来ました。
春のJ'sキャンプのように、フィールドトリップをしたりお話を聞いたりという直接的な体験は出来ませんでしたが、日常の忙しさから開放され、心の平和、安らぎ、安心というような事を体験できたのではないでしょうか。
今年も、皆様のお祈りとご支援を頂き、中学生キャンプが無事に行えた事を心から感謝いたします。これからも平和な雰囲気をかもし出す教区キャンプ、平和な関係を作り出す教区キャンプであり続けたいと思います。
+主の平和がありますように。
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