2019年5月26日     復活節第6主日(C年)

 

司祭 アントニオ 出口 崇

「関係の変化」【ヨハネ14:23−29】

 幼稚園に関わらせていただいての、つたない経験として、毎年4月当初はお母さんやおうちの人たちから離れることに必死で抵抗している子どもたちと出会います。初めての社会に出るわけで、今までの100%安心できる親元から離れることへの不安から泣き叫んで抵抗する気持ちはとてもよくわかります。
 それでも日を追うごとに新しい社会に慣れていき、友達や楽しいことに触れていきますが、新しい生活に慣れていく大前提として、「おうちの人が必ず迎えに来てくれる」という確信があります。

 『私は平和をあなたがたに残し、私の平和を与える。私はこれを世が与えるように与えるのではない』
 イエス様からの「別れの言葉」を聞き、大きな不安に陥った弟子たちに対して、今までの目に見えていた関係からは変わるけども「いつも共に居る 必ず迎えに来る」という約束をしてくださいます。
 イエス様が目に見えて、ともに歩んでくださった時と同じように、私たち一人ひとりの心に宿ってくださる。
 「すぐに迎えに来るよ」と言う言葉を信じ、その間どう過ごすか、どう生きるか
 私たち一人ひとりに遣わせてくださった聖霊、ともに居られるイエス様と思いを分かち合い、導かれていければと思います。