2013年12月8日      降臨節第2主日(A年)

 

司祭 ヨブ 楠本良招

「これから」【マタイによる福音書3章1節〜12節】

 初島は寒さと浜風が強くなっています。落ち葉が園庭や外に散って掃除が大変ですが、時には近所の人も手伝ってくれます。できるだけ落ち葉で迷惑にならないようにと思っています。
 さて、私ごとですが、2014年3月で退職ですので、あと3か月となり、今回で「初島だより」も「ホームページ説教」も最後となります。ありがとうございました。

 私の受洗は大学1年生の1963年12月24日、当時の東京教区練馬聖公会でした。当時の大野俊郎司祭から信仰の人として、ヨブと名付けらたことを思い返しています。学生時代は「聖書研究部」に属していました。ミッション系の大学ではありませんでしたが、ある経済学部の聖研部でした。私の受洗には、日本基督教団のある教会の先輩がお祝いに来てくれたことも思い返しています。この聖書研究部から私を含め4人の牧師が生まれました。聖研OBは50名を超え、すべてはクリスチャンではありませんが、毎年の同窓会には欠席しますと、同窓会の写真を送ってくれるので、なつかしく当時を思い返しています。
 さて、聖公会神学院の2年のとき、北海道伝道がありました。私は美唄の教会奉仕でしたが、美唄炭鉱の見学を楽しみにしていましたが、残念ながら、当日事故発生のため炭鉱見学は不可能となりました。炭鉱住宅を見学しましたが、何世帯かは住んでいましたが、後は空き家で何となくさびしい印象でした。北海道伝道旅行終了後、神学生何人かで利尻・礼文島を旅行したことがありました。礼文島で聖研部の大先輩が僻地教育しているのでなつかしい出会いに感激したことも、私にとっては良い思い出でした。

 降臨節第2主日の特祷は「いつくしみ深い神よ、あなたは悔い改めを宣べ、救いの道を備えるため、預言者たちを遣わされました。その警告を心にとどめ、罪を捨てる恵をわたしたちに与え、贖い主イエス・キリストの来臨を、喜びをもって迎えることができますように、主イエス・キリストによってお願いします。アーメン」という祈りです。
 洗礼者ヨハネは、救い主を迎えるために道を備える役目があり、民衆に罪の悔い改めの洗礼を授けていたことを告げています。

 受洗50年、司祭按手36年、今まで主のために道を平らかにしてきたのだろうかと反省しきりです。
 さて、今まで、お陰さまで健康に恵まれ無事に過ごすことができましたことは、神様の恵みです。定年後は、健康に不安になるかも知れませんが、健康維持のためにラジオ体操を続けて20年近くなります。さらに、その間、幼児教育に約30年程携わり、園児の声に励まされています。また小学生の学童保育に4年間携わり、彼らの若いエネルギーに息切れを感じながら楽しんでいます。定年を迎え、年相応と思いながら、園児は園長先生と呼ばれ、学童の小学生は、園長先生は「60歳位かな」と言うので、「そんなもんかな」と答え、10歳若く見られることにうれしさを感じています。
 牧師としての任期もあと数ケ月。これからも神さまに守られ過ごして行きたい。