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日本聖公会京都教区ハラスメント防止委員会です。

京都市上京区烏丸通下立売上る桜鶴円町380  日本聖公会京都教区教務所内ハラスメント防止委員会

ハラスメントとはabout Harassment

ハラスメントの定義


<ハラスメントとは>

相手の意に反した言葉や行為で、相手に屈辱や精神的苦痛を感じさせたり、不快な思いをさせたりすること。また、その言葉と行為によって相手に不利益を与えること。それらの結果、信仰生活を妨げたり、施設に於ける生活や働く環境を悪化させることです。

セクシャルハラスメント


  対価型セクシャルハラスメント

  環境型セクシャルハラスメント

パワー・ハラスメント  

ジェンダー・ハラスメント  

モラル・ハラスメント  



教会における信仰生活の中で、1)性的な要求をしたり、性的な言動を甘受させる場合、2)性的な要求や言動を拒否することや甘受することが、当該個人の信仰の評価や救いの基準となるように解釈して利用される場合、3)性的要求や言動が、個人を不当に阻害し、不快感を与え、信仰自体や生活を著しく害する場合を指します。ただし、セクシュアル・ハラスメントは、身体的な接触や性暴力、視線や性的ジョーク等多様な形態を含んでおり、個々人の感じ方や微妙なニュアンスの違いもあって判断がむずかしいケースもあります。 地位を利用し何らかの利益の代償、あるいは対価として性的要求が行われるもの。例えば、学校で教授が学生に性的な関係を強要したが拒否されたので教授はその学生に単位を与えなかった、というようなケースです。 はっきりとした経済的な不利益は伴わないにしろ、それをくりかえすことによって環境を悪化させる性的な言動をいう。また、この環境型ハラスメントを許していることが対価的ハラスメントの被害を生み出すことにつながります。例としては、性的な冗談やからかい、個人の性的な体験談を話したり聞いたりすること、身体への不必要な接触などがこのケースです。 教会での地位や経験のある者が、意識的であるか無意識的であるかを問わず、その地位および経験上の権限を利用し、または逸脱して、信徒の信仰および生活を著しく阻害する結果をもたらす、ハラスメントとなるような不適切な言動、指導または待遇を指します。 これは信徒と信徒、信徒と教役者、信徒と教役者の家族、教役者と教役者の間で起こりえます。例えば、信徒が信徒に「若い信徒は早くに来て教会の掃除をすべきである」と発言したり、教役者の家族に「前の司祭の奥さんはもっと教会の世話をしてくれたわ」などの言葉によるハラスメントのみならず、多数の者がいるところで罵倒する、仲間はずれにする、悪意から意図的に働きを妨害する、本人の嫌がる仕事に意図的に配転する、職務上必要な情報を意図的に伝えないなどの職務権限等にもとづく行為を挙げることができます。ただし、教育訓練の意味で職務上厳しい指導が行われることがありますが、これは、このパワー・ハラスメントとは区別されねばなりません。また、個々人の感じ方や微妙なニュアンスの違いもあって判断がむずかしいケースもあることは事実です。しかし、信仰の名のもとに、感情的な言動や憂さ晴らしとしての言動は許されてはなりませんし、主観的には教育訓練や「伝える」言動であったとしても、それが行き過ぎて本人の人格やライフスタイルなどを否定する結果となる可能性もあります。 ジェンダー(社会的、文化的性差)によって相手を不快にする言動.ジェンダーから来る固定的な性別役割分担の考えが性差別的な言動を引き起こします。例えば、「信徒の代表は男性でないと困る」、という発言など。外向きのことは男性が、内向きのことは女性が行うべき、という考えを指します。 精神的虐待や嫌がらせのことで継続的な関係の中で起こることが多く、態度や行動で相手の言動をそれとなく非難することから始まり、徐々に中傷、無視、冷たいまなざし、罵倒などの精神的暴力を行うことによって、相手の安心や自信、自由の感情を著しく減退させ、相手を自分の思い通りに支配していこうとするものです。例えば、その人の自尊心に関ることを嘲笑したり傷つけたりする。また、恩着せがましい態度やえこひいき、はやしたて、仲間はずれなど。いじめはこのケースに属します。

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