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地域の高齢者のために
教会は、遣わされた場である地域の社会と、離れていることができません。

私たちの地域のための働きが、地域の人々に受け入れられ根づくためには、「地域の人々と共に生きる」ことが大切です。そのためには、これまでの教会の姿勢をかえることが必要になるかもしれません。

あなたの教会の特色は何でしょうか。

  1. あなたの教会は、どのような地域にありますか?

    都心商業地、住宅地、あるいは近郊ターミナルでしょうか。

  2. 教会の資源は、有効に使われていますか?

    教会は日曜日だけの存在ではありません。
    教会がもつ人(信徒)、もの(土地、建物)、かね(献金)など、
    すべての資源は、神さまからの賜物です。週日の教会は有効に使われているでしょうか。

    信徒の年齢構成は?

    信徒が教会に来るのに要する時間は?







社会も変わり、地域も変わっています。
教会の対応も変わっていかなければなりません。
多くの地域で高齢者の問題が緊急性を帯びてきています。私たちは、この問題に深い関心と理解をもたなければなりません。

かつて盛況だった子どもたちのための日曜学校、ボーイスカウト、プレイグループ(乳幼児と母親の集い)、保育園、幼稚園は、少子化など社会環境の変化にともない多くの教会で存続が危ぶまれています。他方、地域の高齢者への対応が、新しい大きな課題になっています。

教会の特色にあった多種多様なプログラムが考えられます。たとえば

  1. 健康な高齢者のためのプログラム

    生涯学習の一環をになう読書会、趣味の会、ボランティア活動など

  2. 介護を要する高齢者のためのプログラム

    行政機関やボランティア団体との連携、ボランティア活動、作業所やデイサービスなど

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