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東北教区主教からの挨拶状
 
 
 

 

2004日本聖公会全国青年大会実行委員会
       実行委員長 早川 成 様

大 会 参 加 者 の 皆 様 へ


主の御名を賛美いたします。
 2004日本聖公会全国青年大会が、主なる神の大きな祝福の御手のうちにあって、参加されるお一人お一人にとって有意義な時となりますように、お祈りいたします。
 日本聖公会が祈りと力を合わせて行おうとしている今大会に、東北教区からは一人も参加者を派遣出来ていないことを申し訳なく思っています。


 わたし自身、1996年の六甲における大会では、大会チャプレンを務めさせていただき、大変豊かな出会いと学びを経験した者として、全国青年大会を大切に思っています。同時に、こうした大規模な大会が、参加者の熱意と聖霊の導きのもとに、必ずや素晴らしい充実した時となると確信する一方で、その大きなエネルギーを今度は、自分の教区、教会にどのように持ちかえり、受肉させていくのかについては、なかなかに難しい面もあると感じています。

 わたしは昨年6月に東北教区主教に就任しましたので、この夏は2年目と言っても、事実上は初めての夏です。それでともかく教区内の青年たちが少数であっても、一度集まろうということを昨年以来願ってきました。5人であろうと10人であろうと、小さな集いを地道に続けていきたいと思います。越山哲也執事を、教区の宣教・青年関係でわたしを補佐する立場に任命し、その最初の計画として、この8月の17日から19日まで、岩手県室根・聖ナタナエル教会を会場に、教区青年キャンプを開催することとなっています。まさに今回の九州教区の青年の皆様が、ご自分達の場の中で大きな課題に地道に取り組んでこられたように、わたしたちも一歩ずつ、東北の中の課題を見直しながら、改めて歩み出したいと願っているところです。そしてもちろんそれらの課題は、全国や世界というより広い視野の中で、やがてお互いに共有されていくべきだと考えています。

 そのような事情で、今回は東北教区としては教区内のプログラムに優先的に取り組むこととなりました。しかし長崎に集う皆様のことを思い、祈っています。主の祝福と導きが豊かにありますように。また岩手県・室根での、おそらく十数人の小さな集いのためにもお祈りいただければ誠に幸いです。
                                  主にあって
       2004年8月1日
                        日本聖公会東北教区
                        主教 ヨハネ 加藤博道


c.c. 日本聖公会青年委員会 委員長
   日本聖公会2004全国青年大会実行委員会事務局



 









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