二〇〇三年「長崎に立つ」の祈り
私たちの世界に戦争が起こる時、爆撃された家には、そのひとつひとつに家族がいます。
また多くの人の血が流れ、多くの人の涙が流されます。
神さま、どうか私たちが、様々な出来事の中に在る、人に目を注ぎ、人を愛し、人を信じ、人とゆるしあうことができますように。
あなたが権力者の思い上がりを砕き、草の根の人々の思いが高められますように。
私たち皆が、相手の事を思いやり、時に子どもたちの思いに学ぶ事ができますように。
自分の名声のためでなく、苦しむ人の痛みをやわらげるために働く事ができますように。
そして、この世の争い事をなくし、共存できる世界をつくる事ができますように。
私たちの活動は小さな「点」にすぎませんが、それがやがて「線」となり「面」となるものと信じます。
どうか、この活動に、こだわり続ける力をお与えください。
私たちがそれぞれのたまものを生かし、あなたの御旨を行う者となれますようにお導きください。
主イエスのみ名によって アーメン
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