1920年富山市生まれ。日本民芸協会員・坂倉忠正氏の知己を得、中川一政画伯に師事。召集後、中国方面に出動。復員後、筑豊炭鉱に働く。
1947年坂倉氏の姪愛子と結婚。1949年個展で福光に疎開中の棟方志功や越中八尾和紙の吉田桂介と知り合う。
1954年「せんぷりせんじが笑った」、1955年「ひとくわぼり」、1956年「炭坑仕事唄板画巻」を出版。
1958年富山へ帰郷。芹沢_介の高弟、吉田桂介から型絵染の手法を学び「新約聖書より」を創りはじめる。第一作は「受胎告知」。1967年「新約聖書より」を発表。ドキュメンタリ映画「血と炭の画」に出演。1969年「炭坑美術展」、1978年京都でテーマ展「働く人と聖画」個展。1980年、還暦を機に筑豊へ戻る。1982年「川筋"下罪人"三人衆展」など個展を開く。
旧聖マリア教会礼拝堂に掲げられていたが、以後行方不明。
奈良県五條聖三一教会にて撮影したものを複製し2010年イースターを記念して小礼拝堂に復活。
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