7月2日(土) 午後1時30分〜5時
導入編:シンポジウム
「グローバル化と『大名古屋圏』」
講 演:グローバル化と「大名古屋圏」 糸土 広(緑の共生社会研究所共同代表)
入門解説:そもそもグローバル化ってなんだ 神田浩史(AMネット)
発 題:なぜWTO/FTAを問題にするのか 佐久間智子 (「環境・持続社会」研究センター<JACSES>)
報 告:愛知の軍事基地の強化とグローバル化 山本みはぎ(不戦へのネットワーク)
司会 池住義憲(国際民衆保健協議会<IPHC>日本連絡事務所代表)
経済のグローバル化が加速する中で、世界では何が起きているのでしょうか。そしてこの「大名古屋経済圏」*では?全国フォーラムのスタートにあたり、経済のグローバル化とは何か、この地域にどんな影響があるのか、WTOやFTAが進めていること、などについて、わかりやすく学び、何が問題なのかを考えます。
*愛知・岐阜・三重エリア。自動車産業を中心に、外資を呼び込みつつ、経済を活性化する時に使う財界用語。
<▼移動><▼夕食:各自>
午後7時〜9時30分
個別テーマ編:NGO分科会
テーマ(1) 人の移動
※貿易自由化の中で人の流入も注目されています。名古屋の移住労働者の事例を聞き、日本の受け入れ体制の問題等を考えてみましょう。
テーマ(2) ミレニアム開発目標
※地球規模の課題を解決するために国連が提起している「MDGs」を知ろう。自分たちにこそできることがある!?
テーマ(3) 食・農業
※農作物の輸入の自由化が進むと、日本の農業はどうなる?私たちの食の安全性は?
テーマ(4) 水・サービス
※水道事業、郵政の民営化、金融、エネルギー、運輸、教育、医療までも?サービスの自由化はどういう社会をめざしているのでしょうか?
<▼宿泊>
午前9時30分〜12時
戦略編:NGO戦略会議
WTO香港会議に向けて何をするか、FTAにどう対応していくかなどについて話し合う。
<▼昼食:各自>
開幕中の愛知万博の会場を外から眺めつつ、いくつかのエリアを訪れて、万博にまつわる様々なエピソードについて地元の人から話を聞き、この万博とはいったい何なのかについて考えるスタディツアーです。
会場(シンポジウムのみ):本山生活文化会館(めいきん生協)ホール
(地下鉄本山駅徒歩1分、千種区稲船通り1-39)
■行き方 ▼名古屋駅〜(地下鉄東山線20分)〜本山駅〜徒歩約1分
それ以降の会場:名古屋学生青年センター(名古屋市昭和区宮東町260、052-781-0165)
■行き方
▼名古屋駅〜(地下鉄東山線20分)〜本山駅〜(地下鉄名城線1分)〜名古屋大学駅〜徒歩5分
または、
▼名古屋駅〜(地下鉄東山線10分)〜栄駅
〜(市バス17番・名古屋大学行20分)〜八雲町バス停〜徒歩0分
主 催:WTO/FTA-NGOフォーラムin名古屋準備会( 準備会事務局:なごや自由学校 )
参加費:5,000円(宿泊しない場合も同額)
*部分参加 シンポジウム:1,000円
1日目:3,000円(含む交流会費)
2日目:1,000円
オプション:500円(別途交通費実費)
申込方法:
*メールまたはFAXで、名前、住所、電話をお知らせください。
*このフォームで申込ができます。
*料金は当日精算となります。振込用紙等は送られてきませんので、ご注意ください。
*部分参加の場合は、その旨ご記入ください。
グローバルな経済活動のための自由化・民営化・規制緩和が、様々な側面で加速しています。これらは、環境や貧困、健康、戦争など、世界の人々の暮らしに直結する様々な問題と深く絡み合っています。
その中心的役割を担うWTO(世界貿易機関)とそれを補完するFTA(二国間自由貿易協定)。WTO閣僚会議が今年12月に香港で開催されます。また、FTAについては、日本は、フィリピン、タイ、韓国、中国などとの調整が行われています。そして、こうした動きと並行して国内では、郵政、水道、教育、医療など、あらゆる分野で民営化や規制緩和が進んでいます。
経済のグローバル化や、WTO、FTAに関心を持つ人/NGOが集まって課題を共有し、今後の 動きをどう作るかを話しあうフォーラムを、合宿(1泊2日)で開催します。関心のある方なら、どなたでもどうぞ。
問合せ/申込:なごや自由学校
tel 0561-53-8937 fax 0561-52-7657
愛知県尾張旭市東大道町原田68
*食事・宿泊の都合がありますので、申込はお早めに。
このイベントのチラシ