私たちの食べるものや身体に触れるものは、どこで誰がどうやって、どんな想いで作っているのでしょう か?私たちは暮らしの効率を求めて、生産の場からすっかり離れてきました。でも、手間のかかる生産とそ
のペースに合ったスローな生活の中にこそ、暮らすことの心地よさ、楽しさがあるように思います。
ここでいったんテンポを落としてみませんか?生産の現場から私たちの今の暮らしを見つめ直し、本当に 気持ちいい暮らし方はどんなものかを考えてみましょう。
第1回 1/25(土)14:00-17:00
木もちいい暮らし
〜地域の木材で安全・快適な暮らし創り〜
水野 一男
木文化研究所
木の香りや木の温もりを感じる「木もちいい暮らし」。かつ て住まいはその地域で育った木材を使い、暮らしと森は共存し ていました。もうそんな暮らしは過去のお話しでしかないので
しょうか?いいえ、私たちの意識しだいで、そうした暮らしは まだまだ可能。三州足助屋敷の取り組みを実際に見ながら、暮らしと森とのつながりの可能性を考えてみませんか?
場所:三州足助屋敷
(名古屋から車に乗り合わせて行きます。希望の方は交通費実費。)
(足助屋敷入場料が別途500円かかります)
第2回 2/22(土)14:00-17:00
ふとんともめんのスローなお話し
〜綿くり、綿打ち、糸つむぎ体験〜
丹羽 正行(丹羽ふとん店)
私たちの毎夜の眠りを快適にしてくれるふとん。その中でも、大量 生産ではなく、じっくりと丁寧に作られた木綿のふとんは、快適な眠
りを約束してくれます。では、実際どうやって作られているのでしょう?現在日本でただ1人の綿打ち職人と言われている丹羽さんからふとんができ るまでのお話を聞き、そのスローな工程を体験してみましょう。
会 場 丹羽ふとん店(名古屋市熱田区)
「VIVA スローライフ」で当初予定していた「食べ物はどこから」は、講師の由利厚子さんが、 不慮の事故により亡くなられました。 非常に残念ですが、「食べ物はどこから」の回は中止とさせていただき、上記の通 り全2回とさせていただきました。なお、「くらしを耕す会」は由利さんの遺志を継ぎ、従来通り活動をされていますの で、みなさまのご支援をよろしくお願いします。 心より由利さんのご冥福をお祈り申し上げます。