〜 これからの「戦時下」と私たち 〜
戦争の新しいイメージ


 「戦争」であなたは何を連想する?「ランボー、トップガン」?それとも「国家総動員、徴兵制」?遠い話にも思える戦争ですが、実は私たちの生活とがっちり結びついているようです。戦争の形態が激しく変化する中で、つながりの見えにくい「戦争」を、私たちはどうとらえたらいいのでしょう・・・


第一回 5月17日(金)午後7時〜9時半

どうして遠い?中東問題。
どうして近い?9月11日。

岡 真理
京都大学総合人間学部教員
『彼女の「正しい」名前とは何か』『記憶/物語』著者

 戦争で引き起こされる暴力が見えにくくなっている「私たち」。9月11日事件の背景とされる中東問題を学びながら、私たちがこの世界をどのような視点で見るかについて考えてみましょう。


第二回5月31日(金)午後7時〜9時半

大国日本の新しい戦争の風景

池田 五律
『派兵チェック』編集委員
『米軍がなぜ日本に』『海外派兵!』著者

 日本で戦争と言えば、総動員・徴兵・思想統制・・・。ところが現代の戦争は、「豊かな」大国側では、そんな総動員も緊迫感もおとずれません。日常生活に大きな変化がない現代の「戦争」。その驚くべき特徴について学びます。


第三回 6月9日(日)午後1時半〜4時半

コンビニ型「戦時下」生活の脱出
  〜オルタナティブな生き方と社会運動

伊田 広行
『21世紀労働論』『シングル単位の社会論』著者
大阪経済大学教員

 経済拡大は一方で軍備を必要とし、もう一方で多忙でコンビニに頼り、殺伐とした生活を生んでいます。こんなつまらない「戦時下」から脱出!
 持続可能な「第3の道」とは?それに向けた新しい社会運動のスタイルとは?そして、私たち自身の生き方との関係はいかに?

(この第3回は、「コンビニ生活大研究」との合同講座です。)


第4回のみ、中止になりました。

第四回 6月21日(金)午後7時〜9時半

「戦争」と私たち

池住 義憲
国際民衆保健協議会日本連絡事務所代表

 経済構造の暴力と戦争、日米安保の問題など、戦争を考えるときにおさえておきたい基本を、とってもわかりやすく解説。そして、「戦争」という問題を私たちがどうしたらいいかについて一緒に考えてみましょう。


会 場 ● 第1・2・4回  NPOプラザなご(中村区名駅南1-20-11)
     第3回のみ   愛知聖ルカセンター
             (尾張旭市東大道町原田68 名鉄瀬戸線で栄からたったの20分)

定 員●三〇名

受講料 ●7,800円(部分参加の場合、1回につき2,300円)
     6,800円(学割キャンペーン料金)

この講座と「コンビニ生活大研究」をセットで受講する場合
    13,800円(学生 12,800円)


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