ファシリテーター養成コース
これからの教育や社会活動で必要な「参加型」というスタイルで、相互の学び合いを可能にし、強め合う (エンパワー)ことを促進する役割を担う「ファシリテーター」。そのファシリテーターを専門的に養成する のがこのコースです。ファシリテーターって何?という方から、すでに自らワークショップを企画されてい る方まで、どなたにもお薦めです。学校の先生はもちろん、福祉施設の職員やボランティアグループのコーディネーターなどをされている方などもぜひどうぞ。
講師の池住義憲さんが、2003年2月の愛知県知事選への出馬を表明しました。それにともないまして日程・内容が変更となりましたのでご注意下さい。(現在のところ選挙結果にかかわらず開催を予定しています。)
第1回 2/15(土)午後2-5時
ファシリテーターのキホン1
〜フレイレの教育思想から〜
ブラジルの思想家パウロ・フレイレの考え方を楽しく分かりやす く学びましょう。参加型教育、ワークショップ、ファシリテー ターなどの基本的理解を深め、「意識化」「情報伝達型と問題提起型」
など、開発教育にとって重要なキーワードについて学びます。またインドのNGOによるフレイレ思想の実践・応用を実際に体 験してみましょう。
第2回 3/1(土)午後2-5時
ファシリテーターのキホン2
〜フレイレの思想の実践・応用を体験!〜
第3回 3/15(土)午後2-5時
主人公はだれ?
〜ボアールの演劇思想から〜
ラテンアメリカの民衆演劇運動家アウグスト・ボアールの考え方 について学びます。「芝居を演じる側と観客との関係」と「社会と 自分との関係」の対比、その関係を崩していくための「出来事への 介入」、などについて考えてみます。また、ボアールの「見えない 演劇」「同時進行劇」「新聞劇」「討論劇」のいずれかをミニ体験 します。
第4回 3/30(日)午後2-5時
どこでもファシリテーター
「ファシリテーター」の考え方を、教育現場、社会福祉施設、国 際援助の現場、子育てなど、それぞれの生活や仕事でどのように生
かせるでしょうか?ロールプレイやマンガやゲームを使ったワーク ショップで考えます。
ファシリテーター:池住 義憲
IPHC(国際民衆保健協議会)日本連絡事務所代表、『学び・未来・NGO』共著者
定 員●30名
会 場●NPOプラザなごや(名古屋駅より徒歩10分)
第4回のみ、なごやボランティアNPOセンター
受講料 ●7,800円(学生6,800円)
(部分参加の場合、1回につき2,300円)