〜 クルマ社会を問い直す 〜
道は誰のもの?
かつて道は、立ち話したり、買い物に歩いたり、子どもたちが遊んだりする 場所、人と人を結ぶ空間でした。今そこにはクルマが溢れ、人の姿は消え、
道は人と人とを断ち切る壁になってしまいました。クルマの便利さとひきか えに私たちは何を犠牲にしているのか、一緒に考えてみましょう。
第1回 11/23(土)14:00-17:00
クルマ優先社会という野蛮
今井 博之
小児科医
『クルマ社会と子どもたち』共著者
毎年およそ1万人が命を落とす交通事故。「戦争並み」の惨事が 起きているのに、私たちの社会はそれに慣れっこになっています。
クルマ社会と子どもたちの関わりから、私たちの社会の異常な生命 軽視の風潮を問い直します。
会場●なごやボランティア・NPOセンター
(中区栄1-23-13 伏見ライフプラザ12階)
第2回 12/14(土)14:00-17:00
クルマ社会って大丈夫?
上岡 直見
環境自治体会議 環境政策研究所 研究員
『自動車にいくらかかっているか?』『クルマの不経済学』著者
クルマは便利、だからクルマ優先は合理的な選択、なのでしょうか。交通事故をはじめ大気汚染、温暖 化、公共交通やコミュニティの衰退など、クルマは社会にさまざまな負担を強いています。どんな負担 があるのか、それから抜け出すにはどういう選択があるのかを考えます。
会場● 名古屋市教育館
(中区栄3-16-6)
第3回 4/19(土)13:00〜夕方
ゆったり歩ける道づくり
安達 博
クルマ社会を問い直す会
オランダの「交通安全実験都市」・ハウテンでは、生活道路と自動車道 を物理的に分離することで安心して歩ける、そして住民同士、顔の見え る人間的な生活空間を実現しています。ハウテンの道づくりについて聞 き、三好町三好ヶ丘地区の歩・車分離のまちづくりの例を見学します。
会場●三好ヶ丘駅周辺
(午後1時に名鉄豊田線三好ヶ丘駅集合)
受講料 ●5,800円(学生4,800円)
(部分参加の場合、1回につき2,300円)
定 員●30名
協 力●クルマ社会を問い直す会