私たちはなぜ援助をするのでしょう
私たちはなぜ「途上国」へ行って『援助』をするのでしょう。人々の生活向上のた め、社会正義や公正を実現するため、環境を守るためでしょうか。『援助』の現場に はNGO(非政府組織)、ODA(政府開発援助)、国際援助機関、開発コンサルタントな ど様々な立場の人が関わっています。この講座を通して、『援助』のあり方を探って みましょう。
第一回 10月20日(土)午後6時〜9時
私たちはなぜ援助をするのでしょう?
佐藤 光(ODA改革ネットワーク中部、アジア保健研修所事務局長)
西井 和裕(ODA改革ネットワーク中部、フィリピン情報センター・ナゴヤ)
私たちは何をしに、なぜ、「途上国」へ行くのでしょう。どうして国内ではなく、海外で『援助』をするのでしょう。『援助』を実際にしている人、これから『援助』を仕事にしたいと思っている人。色んな人と一緒に、まず『援助』と『私』を考えてみましょう。
第二回 11月10日(土)午後6時〜9時
ODAの光と影
〜巨大ダムを作ってはみたけれど
佐野淳也(地球の友ジャパン)
日本国内の開発問題にも詳しい佐野淳也さんから、ODAの仕組みと援助の具体例から、その問題点を考えます。
第三回 1月12日(土)午後6時〜9時
NGOの援助の現実
〜具体的事例から
齋藤千宏(シャプラニール=市民による海外協力の会監事、日本福祉大学教員)
NGOはどんな『援助』を行い、「途上国」にどのような変化をもたらしているのでしょうか。シャプラニール=市民による海外協力の会でバングラデシュに長年関わった講師から、数々のドラマとその現状を伺います。
第四回 1月20日(日)午後2時〜5時
人々にとって望ましい援助とは?
佐藤 光、西井 和裕
「途上国」の人々の暮らしや文化にとって望ましい『援助』のあり方を一緒に考えます。最新のNGO、外務省、国際協力銀行、世界銀行の動きも併せて紹介します。
会 場:第1回 愛知聖ルカセンター(尾張旭市東大道町原田68)
第2〜4回 名古屋学生青年センター(昭和区宮東町260、名大南門前)
受講料:7,800円(学生:6,800円)
(部分参加の場合、1回につき2,300円)