私たちと大豆
一粒の大豆から世界が見える
会 場:NPOプラザなごや(中村区名駅南1-20-11)(10月21日、11月19日は現地集合)
私たちの身の回りには、豆腐、味噌、納豆など、大豆を使った食べ物がたくさんあります。しかし私たちは普段食べている大豆のことをよく知りません。この講座を通 して、もっともっと大豆のことを知りましょう。同時に、国内大豆自給率が低下し、大豆のほとんどを輸入に頼っている今、私たちが「大豆を食べる」という行動は、世界の食糧事情とどのようにつながっているのかを考えてみましょう。
第1回 10月13日(金)19:00〜21:00
ワークショップ
私たちと大豆
ワークショップを通して、もっともっと大豆のことを知りましょう。大豆の新たな一面 にきっと出会えるはず!
第2回 10月21日(土)13:30〜15:30
味噌となごや人
八丁味噌博物館を訪ねて
早川恒郎(カクキュー八丁味噌史料研究員)
私たちの住む東海地方は、大豆と塩のみを原料とする八丁味噌=赤味噌がよく使われることで有名です。歴史から見る、私たちの暮らしと八丁味噌の深〜いつながり、そして大豆のほとんどを輸入に頼る今、八丁味噌がどのような影響を受けているのか、実際に味噌作りの工程を見学しながら考えてみましょう。
(オプション;岡崎の町探検ツアー)
第3回 10月27日(金)19:00〜21:00
アメリカ、中国の大豆生産の現状
グローバリゼーションと大豆@
竹谷裕之(名古屋大学大学院生命農学研究科教員)
経済のグローバル化が進む中、大資本による大豆生産はますます増加しています。私たち日本人が食べる大豆のほとんどを輸出しているアメリカ、中国の大豆生産、さらには消費の現状について考えます。
第4回 11月10日(金)19:00〜21:00
遺伝子組替え大豆のホント
グローバリゼーションと大豆A
杉田史朗(農民連食品分析センター技術顧問、理学博士)
農薬会社が開発し世界中で議論を呼んでいる「遺伝子組換え大豆」が大豆生産や私たちの健康に与える影響について知りましょう。
第5回 11月19日(日)午後
大豆畑トラスト運動
地域でがんばる大豆農家を訪ねて
遺伝子組換え大豆に反対するだけでなく、自分たちの食べるものは自分たちの地域で生産しよう!という大豆畑トラスト運動を展開している農家、それを支援するNGOを訪ね、交流をしながら、大豆の収穫をお手伝いします。そこで私たちにできることを考えてみませんか。