日本聖公会全国青年ネットワーク 事務局の紹介

 全1992年、聖公会神学院の学生たちが中心になって日本聖公会92国青年大会を開催した。全国各地の青年たち約ま100名が伊豆に集った。3泊4日のこの大会では、るNCC総幹事の前島宗甫さんによ主題講演の他、礼拝、聖公会史、教会音楽、差別、環境、日曜学校、アジア、死刑制度などさまざまな分科会に分かれて語り合うことができた。

 大会後、全国レベルのつながりを継続させようと、京都教区の青年たちが中心になって日本聖公会全国青年ネットワーク事務局を立ち上げ、青年ネットワークミーティングの開催やネットワークニュースの発行を始めた。

 1996年、京都の青年たちが中心となり、YMCA六甲研修センターで全国青年大会が再び行なわれた。150名ほどの青年たちが神戸・六甲に集った。講師は、鷹取カトリック教会の神田裕神父。震災の中で問い直された教会のあり方や青年たちのボランティアの活躍などを土台に、前回の大会と同様、教会教育、沖縄、女性、震災とボランティアなど、たくさんの分科会に分かれて思いを分かち合うことできた。

 1997年、ネットワーク事務局は、常勤スタッフ確保や事務局機能充実のため、名古屋学生青年センター内に移動。現在は、各教会等に配布している「日本聖公会全国青年ネットワークニュース」(年2回発行)の作成や、Mailing Listと資料郵送サービス等による全国レベルの情報交換、他管区や他教派・団体との情報交換、全国青年大会のサポート、青年向けのファシリテーター・トレーニング・プログラムの主催などを行っている。事務局では、あくまでも教会や教区、地域での活動を中心に考えており、様々な場にいる全国の青年たちをつなげてサポートしていくことを目標にしている。

 なお、活動資金については、現在は、管区学生青年運動協力委員会の協力のもと、全国青年大会関係のために管区総会で定められた「日本聖公会青年活動のための日」の信施金を軸に予算化させていただいている。

 これまでのご加祷ご支援に心から感謝するとともに、日本聖公会のいまを担う全国各地の青年たちの働きを覚えてお祈りくださり、またご支援いただければ幸いです。

日本聖公会全国青年ネットワーク事務局