全国青年ネットワークニュース22号

日本聖公会全国青年大会
今夏、長崎で開催

「あんたも来んね、長崎に」

テーマは、「長崎から発つ」

 二〇〇四年全国青年大会は、「長崎から発(た)つ」のテーマのもと、今夏八月八日(日)から一一日(木)までの三泊四日、九州の長崎にて開催することが決定された。事の起こりは昨年の秋。青年委員会とのやりとりの中「全国青年大会を長崎で開けないだろうか、平プロの持ち味を生かして・・・」という話が持ち上がってきたのであった。
私達九州教区「平和を考えるプログラム」は、そもそも九州教区の青年三名が管区正義と平和委員会主催「沖縄週間プログラム/沖縄の旅」に参加したことがきっかけであった。
沖縄戦で、あれほどの痛ましい経験を強いられたこの島に今も巨大な基地が存在し、それゆえの事件・事故が頻発。さらに戦争との深い関わりの中にあり続けている。そしてこの過酷な現実の中から平和の尊さ、またそれを手にすることの困難さを発信し続けていることを知った私達は、沖縄とつながって自分の足元で何らかの取り組みができないかと考えた。
そして被爆地長崎を切り口とした平和の学びを開始したのだった。それから、集まるごとに被爆者からの証言を聴き、各資料館や遺跡巡りなどを通して毎年学びを重ねてきた。そして、メンバーの関わりから教区を越えての参加も得られるようになってきている中で今回の話が持ちかけられたわけである。
はっきり言って突然の話だったが、私達は喜んだ。でも戸惑い、そして悩んだ。最初、青年大会参加経験者である数名は、メンバーの顔ぶれを見渡し、むしろ消極的だった。それに比べ、大会未経験で、しかも青年と呼ぶには少々無理のある者たちは、わけなく(?)乗り気だった。そう、この会はいつもこうなのだ。オッチャン達がいろいろと無茶を言い、ホントの青年達が「無理せんほうがいい」となだめるような構図がある。そんな中ぎこちなく準備が始まったのである。
プログラムのメインはやはり、私たちが取り組んできた被爆地長崎で「平和を考える」ということ。しかし、聞くとこれまでの実績からすれば一〇〇名を越える規模だとか。さてどうする?プログラムの詳細は?移動は?ただ考え込んでしまってもイカンしなぁ・・・、などと喧々諤々意見を交わしつつ準備中。
想像するに、これからの準備もそして本番も、ごまかしても隠してもきっとぎこちなさはみえみえだろう。でも心を込めて準備をし、仲間を感じ、平和の実現のために取り組んでいく、そんな力与えられる集まりにしたいと望んでいる。ぜひ皆さん長崎に!
九州教区「平和を考えるプログラム」実行委員会


長崎に立つ

 シチューを食べながら「今日何があると?」というヒトや、突然隣で腕立てをしながら「これできるか?」と自慢するヒトがいるような中、「やるときはやろうぜ」と無理矢理まとめ、『ダラリ感』が確かにに漂いながらも始まった平和を考えるプログラムは五年目を迎え、今年も三月十九日から三日間長崎で「語り継ぐということ」をテーマに行われた。  
 実をいうとこの会は九州教区の中でもまだ定着しておらず、略した名称「平プロ」を使うと、「あっ!今日は平和プロがあるんだったわね」と略し方を間違えられたり、「平和のプロジェクトどこであると?」と、どんなプロジェクトやねん!とつり目にして関西風ツッコミを入れたくなるような名前に変えられたりもする。
 今回は九州教区から十三名、他教区(東京、中部、京都、大阪、横浜)から、十三名の参加があった。今回も証言(城臺美弥子氏)を聞いてフィールドトリップをするという流れで、証言は被爆体験、なぜ戦争が起こったか?イラクで起こっていること等で、被爆体験だけに留まらず、今に結びついた話を聞かせてもらった。    
 フィールドトリップのガイドは九州教区のメンバーが担当し、これはまあ何というか発起人たち(シチューを食べていた人たち)の当初の目的でもあったし、まさにサブテーマの『語り継ぐこと』を実践してみたわけである。
 今年の夏は青年大会が長崎で開催されることになっている。八月九日十一時二分を被爆地で過ごし、証言を聞き、長崎を歩く。長崎ならではの四日間になると思う。各地から多くの青年が集まって長崎をじっくり感じてほしい。
(九州・久留米聖公教会/山本尚生)


雪の上で平和を考える

  一月一〇日から、一二日長野県小布施で、約二〇名が参加して「雪の上で平和を考える集い」と題して青年交流会が開催された。日程は、一〇日の夕方、後藤一郎司祭に「戦争と平和についての聖書勉強」を導いて頂くことから始まった。二日目には、昼間はスキーを、夕方にはイラクに自衛隊を派遣する件について、前もって準備した新聞記事やインターネットからの情報をもとにして、二つのグループに分かれて模擬討論を行った。その趣旨は、「ただよいことだから平和を守らなければいけないとか、戦争はただ悪いことだからあってはいけない」という単純な考えではなく、実際戦争が起こっているこの世界・この社会の構造の中で、私たちが生きているこの歴史の現場で、私たちクリスチャンは、自衛隊がイラクに行くことになった現実に向かって、そしてこれからも続けられそうな戦争に向かって、どう対処していくべきかという事について参加者皆に考えて頂くためであった。
 三日目は、朝早く松代にある「大本営」の跡に向かった。地元出身中部教区の青年、飯野勉さんから案内及び説明をして頂いた。彼の話の中で印象深かったことは、大本営をたずねた人たちが、「このような施設を九ヶ月で作るなんて昔の日本軍ってすごかったな〜」と、言って帰るのではなく、平和の大事さについてちゃんと考えてもらうために、自分はこのボランティアを続けていくつもりだと言ったことである。洞窟の中で、ここが昔は戦争の証の場だったが、彼のような人がいるからこそ平和を伝える場になりつつある、ということを思いながら、平和のための祈りを全員でささげた。(中部・新潟聖パウロ/司祭 丁胤植<チョンユンシク>)


愛岐の集い

 四月一七日、名古屋聖マタイ教会にて、市原信太郎先生の執事按手と下原太介聖職候補生歓迎を、愛知岐阜の青年でお祝いしました。当日は三五名が集まりました。ピザやパスタを作り、おいしく楽しい時を過ごしました。久しぶりに会った仲間や初めて集まりに参加した方々との出会いがありました。この出会いをきっかけにこれから交わりを深めることができたらと思っています。
(中部・名古屋聖マタイ/橋本友恵)


速報)第一〇回日韓聖公会青年交流プログラム

 期間◎二〇〇四年八月一八日(水)〜二四日(火)
場所◎韓国・全州
内容◎韓国伝統文化体験、その他
募集人数◎日本側二〇名
申込み・問い合わせ
管区事務所(03-5228-3171)
(管区正義と平和委員会・日韓協働委員/聖公会生野センター/鈴木恵一)


青年交流会のこれから

 ここ数年の神戸教区の青年交流会は、これまで中心になっていたメンバーが抜けたこともあり、少し盛り上がりに欠ける感じがありました。二月の初旬に新チャプレンの芳我司祭を含め数人で話す機会があり、盛り上げるためにどうしたらいいかを考えてみると、青年交流会に「どのようなことをしているかわからない」や「独特の雰囲気があるから参加しにくい」というイメージがあるのでは、という意見が出ました。
 そこで、奉仕・礼拝・交流という青年交流会の大きな三つの柱をしっかりと全面に出して、活動していくことを確認しました。また、今年の青年交流会で最大のイベントとして奉仕活動の一環として洲本真光教会で8月末にワークキャンプを行うことも確認しました。
 今までは遠方の人が青年交流会に参加したくても、参加費が高くつくので参加できないといった問題があったため、ワークキャンプに限っては、遠方の参加者の交通費の一部を青年交流会で補うということにしました。ワークキャンプというのは時間と労働力の奉仕ということがメインであるため、個人の金銭的な負担を軽くしようという意図からです。
 最近行った青年交流会のイベントは、二月二〇日から二二日に米子聖ニコラス教会を拠点としたスキーキャンプです。
 このスキーキャンプには高校生を含め一一名が参加し、スキーの他に米子の教会の方と交流をしたりすることができました。
 しかし、僕自身もですが、参加者が固まりすぎて、あまり話しをすることができなかったということもあり、教会の方と青年の交流ということに関して今後の課題も見えてきました。
 今回、高校生が参加したということは大きなことだと思います。彼らが中高生大会と青年交流会の橋渡し的存在になれば、これからの青年交流会は活性化されますし、交流会によって大学生の教会離れというのが少しでも食い止められると思います。青年交流会が活発になれば各地域で青年会活動をすることもできますので、そのことによって教会が活気づくようにも思います。青年同士の交流ということに関してはとてもよいキャンプになったと思います。(神戸・神戸聖ヨハネ・水野宏明)


SCM現場研修に参加

 SCM現場研修は、生野と釜ヶ崎で差別を見つめるために行われています。生野では在日韓国朝鮮人への差別の問題、釜ヶ崎では日雇い労働者への差別の問題について、三月六日〜一四日の九日間行われ、私は釜ヶ崎のプログラムに参加しました。
 毎日のように一人ではできなかったような様々な経験をすることができました。そして、毎晩、シェアが行われ、参加者がそれぞれどんなことがあり、どう思ったかを発表しました。そのように様々な人の視点で見ることは、多面的に現実を捉えることができます。そういう努力は、この研修のプログラムとしてスタッフが準備していたことの一つでした。そういった準備の影響もあってか、共に研修をすごした人たちから、多くのことを学ぶことができました。
 人間、頑張ったところで九日間もいつもと違ったことを続けるのは、とても困難だと思います。そこで見えてきたみんなの真剣さは、飾ることの無い本当の気持ちなのだと思いました。この研修は、「釜ヶ崎はこんな所なんだよ」というためだけにあるのではないと思います。釜ヶ崎での生活も、私たちの生活のように途切れることなく続けられます。そして、私たちの生活と決して切り離すことはできません。そのことに気が付き、いつもの生活に戻っていくなかで、私たちが見落としがちな差別に敏感に反応することも、この研修の目的だったと思います。
 しかし、今までの私が取り壊され新しくされたという感覚は残念ながらありませんでした。変われない自分を嘆き、センチメンタルになるのです。それでも人間は変化していると思います。変わっていないと思うことも成長のしるしであり、成長の礎となるのではないかと思います。
 私はこの研修の前までは、仕えさせていただくのだと考えていました。しかし本当は、与えていることが前提の傲慢や与えられるという考えを必要としない姿勢こそが、こういった活動に対する態度では無いかと思います。そのことを考え行動していく中で、これまでと違った関係を持つことができれば、すばらしいことだと思います。
(神戸・神戸聖ミカエル教会垂水伝道所/藤原清隆)


青年担当の集い

 青年担当の集い
 二月一〇〜一一日、東京・韓国YMCAにて、右記会議が開催された。各教区の青年担当者、管区青年委員、管区総主事らが出席した。
 まず、日本聖公会の青年活動(特に九〇年以降)と青年委員会の役割に関するふりかえりと今後の展望について議論した。その後、各教区の担当者から、教区の青年活動の現状と展望について報告があった。
 会議においては、九七年の全聖公会青年大会におけるカンタベリー大主教の「教会の予算の内、最低でも建物のメンテナンスにかけるのと同じくらいのお金を投じるべき」との発言や大主教付青年担当秘書の役割なども紹介され、将来の教会の担い手、あるいは下働きということではなく、現在の教会と社会の活性化を担う青年たちの活動を教区がどう認識し、どう位置付けているかが今問われていると、その重要性があらためて確認された。
 会議の中盤では、今年の青年大会実行委員の早川成さん(九州)から、大会準備の現状を聞き、各教区から多くの青年が参加できるよう、どのような形でサポートするかなどについて協議した。
 終盤、各教区青年担当者と青年委員会の役割についての議論となった。管区の機構改革によって作られたが、現在、教区によって教区青年担当者の位置づけがかなり曖昧であることが指摘された。
 各教区において、青年活動の重要性と同時に、青年活動を陰に陽に支える機能として、この担当者が重要な役割として認識されることをめざし、青年委員会が事務局となって、この青年担当者協議会を継続的に開催することを確認した。また、青年委員会から、その役割として、以下の点があるのでは、と提言が出され、これらの可能性についての具体化をめぐる議論を今後継続的に協議することとなった。
 (一)日本聖公会の各教区及び各教会における宣教の担い手として青少年による諸活動の活性化のため支援・協力。(青年担当者の集い、各種研修会、ニュース、ユースコーディネーターや青少年担当デスクの設置などを管区や教区において)
(二)各教区や地域における様々な宣教課題、殊に日本聖公会宣教協議会宣言や六委員長と管区主事の合同会議による宣教方針・宣教課題に示された諸課題に関して、青少年の主体的な関わりを推進し、人材及びリーダーシップを養成。(現場研究、平和学習、エクスポージャーなど)
(三)全国青年大会をはじめとする全国的、教区横断的な青少年活動の計画・実施を支援・協力し、各教区及びエキュメニカルな交流とネットワークづくり。(青年大会、リーダーシップトレーニング、エキュメニカル協議会など)
(四)日本と諸外国との歴史をふまえ、アジア近隣諸国をはじめとする諸外国との交流とネットワークづくり。(国際青年大会、CCAプログラム、各種海外交流プログラム)
なお、各教区の青年担当者は以下の通り。
北海道 司祭 下澤昌(宣教活動推進部青年担当チャプレン)、東北 司祭 涌井康福(宣教部青年担当)執事 越山哲也(主教秘書 宣教・青年担当)、北関東 司祭 鈴木伸明(宣教部青年担当)、 東京 渡辺康弘(信仰と生活委員会)、横浜 司祭 高田眞(青年担当チャプレン)、司祭 小林祐二(青年担当チャプレン)、中部 司祭 西原廉太(青少年プログラム委員会)、京都 司祭 小林聡(宣教局教育部青年活動担当窓口)、大阪 司祭 任大彬、神戸 司祭 芳我秀一(宣教部青年交流会担当チャプレン)、九州 早川成(宣教局教育部中高青年担当委員)、沖縄 司祭 高良孝太郎(宣教部青少年活動担当部会)


非暴力トレーニング

 
 一月一一日〜一二日、東京の日野ラサールにて、NCC主催の非暴力トレーニングが行われた。参加者は、学生YMCA同盟、日本基督教団、日本福音ルーテル教会、在日大韓教会、日本バプテスト連盟など、様々な教派からの参加だった。総勢一五名ほどで、ワークショップ中心のプログラムだった。
 始めに、暴力とは何かということや、どんな場で見られるかを図に書き表すワークショップを行った。その後聖書における紛争が記されている箇所で聖書研究をした。紛争の起こった背景、当事者たちの背景、結果どうなったかなど、詳しく見ていくことにより、紛争の起こる原因や解決の方法などを知る手掛かりになった。
 また、怒りが暴力へと発展しかねない感情であることを学んだ。怒りの感情が自分の中で盛り上がってきた時、どんな対応をすれば良いかも考えることができた。
 人間が暴力を振るう時、それは何かのサインなのだ。愛されたいのに、愛してもらえない、誰にも分かってもらえない、分かって欲しい、愛して欲しいという要求のあらわれだったりする。それが時として暴力となってあらわれる。あるいは、力ある者が弱い者からリソース(資源という意味だが、生きるために必要なものとも考えられる)を奪った時、それは暴力以外のなにものでもない。今世界は力ある者によって、弱い者のリソースが奪われ搾取されている。それに立ち向かうために、また「暴力」という手段が用いられる。世界中の多くの人々が、力ある者からの暴力によって傷つき、苦しんでいる。
 自分たちの世代で、この暴力の連鎖を断ち切らなければならない。そのために私たちにできることは何か。特別な能力は必要ないような気がする。共に生きようとする姿勢、そして、まず自分たち自身から非暴力を実践していくとが大切なのだと思った。(大阪・石橋聖トマス/村上恵依子)


第4回 在日・日・韓キリスト者青年共同研修プログラム


 二〇〇一年に済州島で第一回が開かれた研修プログラムも今年も四回目となり二月一六日から二三日、聖公会の川崎聖パウロ教会を宿舎にして、開催されました。在日大韓基督教会青年会全国協議会より一二名、韓国基督青年協議会より一一名、日本キリスト教協議会青年協議会より一〇名(内三名が聖公会)。
 「理想の地域 コミュニティーとは 〜助け合う社会」という主題テーマ。プログラムでは川崎市桜本地区のフィールドトリップによってマイノリティの生活の実情、実態、また彼らを取り巻く協力関係、また社会的問題を知ることが出来、また朝鮮学校との交流、炊き出しなどではマイノリティの人たちと直接顔を合わせた交流の中でお互いを理解し合う第一歩を持つことが出来ました。後半では東京都のフィールドトリップを行いました。初め東京都庁の裏にある新宿のホームレスの居住地となっている新宿西口中央公園に行きその後都庁見学をし防衛庁前を経由し徒歩で靖国神社まで行きました。現在日本にあるイラク自衛隊派遣、靖国神社参拝問題、君が代、日の丸強制といった誤った戦争の歴史に逆戻りし、共生社会から遠ざかるような数え切れない問題をしっかりと見据えることの出来るプログラムを経験してきました。
 特に私が今回参加して驚いたことは朝鮮学校に行った日のグループシェアリングでした。韓国側参加者は皆、差別に会いながらも民族衣裳を着て自分達の言葉を学んで行く姿勢に誇りを感じるという意見でした。また日本人参加者は皆、若手教員との話し合いでの返答は決められた台詞のようなコメントで、一緒に酒でも飲んで話し合わないと本心は聞けないのではないかといった意見でした。そして彼らと同じ在日コリアンである在日大韓の青年は一人一人微妙な立場の違いから一つ意見にはならないものでした。この事から私は改めて立場の違いによって同じ一つの体験でも違う想いを人間は持つのだと言う事を痛感させられました。まさに目から鱗が落ちた感じでした。またお互いの間に認識の違いという大きな溝があることも思い知らされました。その事は初め自分にとってショックなものでしたが。自分の中で整理がついてくると大きな収穫になっていきました。それは人間は皆一人一人違う生き物であってその「違い」を踏まえた上で人と出会っていかなくてはならないのであると感じるようになりました。人と向かい合った時、相手の自分と違う部分に敬意を表して受け入れていかなくてはならないのだと思えていけるようになったことは今回のプログラムで私が得たものの内でも本当に大きな収穫でした。
 この経験を通して私はもっと立場の違う相手と違いを認め合い出会っていきお互い信頼し合える関係作りが出来るようになりたいと思っています。また今回の共同研修プログラムに参加出来本当に良かったと思いました。
(東京 神田キリスト 下田保輔)


旭川にて

 去年発足しました旭川聖マルコ教会青年会で企画していることをお知らせします。
 八月二七〜二九日
稚内聖公会「第一回青年ワークキャンプ」を行います。最終日は道北分区合同礼拝と合流します。今後の予定として、北海道教区内の無牧の教会をワークキャンプで回れればと思っております。
(北海道・旭川聖マルコ/吉野暁生)


浜松にて


 今夏もワークキャンプが予定されています。場所は浜松聖アンデレ教会。「青少年ワークキャンプ」とし、中高生チャプレンと合同で計画を進めています。
(横浜教区青年担当チャプレン・小林祐二)


三教区サッカー

神戸・大阪・京都教区
 恒例の春の大サッカー大会を下記の通り行いますので多数の参加をお願いいたします。三教区以外からの参加も大歓迎。日時◎五月一五日(土)
場所◎淀川河川敷・海老江地区
(大阪・西宮聖ペテロ・当舎真)


沖縄の旅

 
 六月一八日(金)〜二一日(月)、"命(ぬち)どぅ宝〜沖縄から見た憲法9条と生命〜"というテーマで、二〇〇四年沖縄週間プログラム沖縄の旅を実施します。プログラムは、『日本は、本当に平和憲法を捨てるのですか?』の著者ダグラス・ラミス氏による講演、イラクへ向けて動いている基地〜辺野古の海上基地建設現場、金武町の都市型戦略訓練場建設〜等をめぐるフィールドトリップ、沖縄教区「慰霊の日」礼拝への参加等です。
 自衛隊がイラクに派遣され、憲法9条が危ないと言われる今年は、一人でも多くの方と一緒に、真正面から憲法9条を考えてみたいと思っています。ぜひご参加ください。
沖縄教区宣教部からのメッセージ
 沖縄住民は戦争で、友軍と呼んでいた日本軍に裏切られたという経験をもっています。
 それにも関わらず、教職員を中心とした人々は、あえて「祖国復帰」を運動の中心に据えて、沖縄県民を動員し、アメリカ軍と対峙させ、日本本土への復帰を勝ち取ったのです。
 それはとりもなおさず、世界にも稀な人権と平和を擁護する平和憲法へのあこがれから出たものでした。
 しかし、その憲法、殊に平和憲法という9条は一度として沖縄県では適用されることもなく、イラクに自衛隊が派遣され、そして有事法制が閣議で決定され、憲法改訂が叫ばれています。
 一度も適用されたことのない憲法9条ですが、平和や自由を願う人々にとっては、戦いのシンボルであり、またその絵に描いた餅である憲法9条を現実化することが、平和な世界となる数少ない平和と救いへの道だと信じます。
 その憲法9条をもう一度よみがえらせ、命を与え、日本という国に適用することが、国を救い、また人類を救うことに繋がると信じます。
 憲法9条が危ないと言われる今年は、真正面から憲法9条を考えてみたいと思います。
 まだ一度も適用されたことのない憲法9条を沖縄から考えてみませんか。
(管区正義と平和委員会・沖縄の旅準備委員/東京・池袋聖公会/河崎真理)


NCC青年委員会

 現在当委員会では、秋にアジアの青年たちのネットワーク全体で取り組まれるアジア学生青年週間に向け、五月二三日に行われるアジア祈祷日の準備が主だった課題として取り組まれている。アジア祈祷日では、イラクの現状・証言内容をもとに、式文の作成や映像による働きかけなどが準備されている。
 その他、「命と平和」をテーマとした今年度の取り組みが協議。一月に行われた非暴力セミナーの参加者に向けた第二回目のプログラムが六月に開催予定。また、アジアの教会青年との連携の強化、戦争被災地域への救援などのプログラムも検討中。昨年一一月に行われた第三回CCA東北アジア平和協議会の参加者による東北アジアの歴史パンフ作成のプロジェクトも行われている。(NCC青年委員会委員・東京・聖マーガレット教会・今井顕子)


CCA東北アジア平和協議会

 一一月二四日から二九日まで行なわれた右記の協議会に参加しました。台湾、韓国、香港、日本からおよそ三〇人の青年が集まりました。一週間は平和を作り出すためのトレーニングとして、知識の習得とそれを行動に移す方法を得られるように構成されており、東北アジア情勢のセッション、平和を神学的考察するセッション、ナショナルレポート、聖書研究、南北朝鮮国境へのフィールドトリップ、そして各地域の青年で企画運営について学ぶワークショップとなっていました。その中で特に印象に残ったプログラムを二つ報告させていただきたいと思います。
 各地域の青年がそれぞれの情況を発表するナショナルレポートでは、これまであまり知ることのなかった台湾の情況を詳しく学びました。台湾はもともと言語、文化背景の異なるたくさんの種類の民族によって構成されていますが、日本を含む国々によって支配、統治されることで、その度に異なる言語を話さなければなりませんでした。さらに一九九七年まで中華人民共和国の公民党に政権を奪われ、今もなお中国からの攻撃を恐れながら生活しているのです。この緊張感は台湾青年と出会わなければ知ることはなかったと思います。日本は、軍事化、国粋主義化している日本社会を有事法の制定、文部科学省が小中学校用に作った「心のノート」、北朝鮮の拉致問題、外国人登録法についてレポートしました。各国のレポートの結果、各国の戦争に対する危機感の差を認識しました。自分の住む地域がいつ戦争になってもおかしくない台湾と韓国青年に対し、日本の青年は社会が戦争に向かって動いていることを意識するのにやっとでした。
 自分の国の課題、東北アジア全体の課題を学んだ後、平和活動の企画運営を学ぶワークショップが最後の二日間で行われました。日本は、軍事化を肯定する教育の見直しを課題として挙げ、そのために教科書の教えない歴史を学ぼうという目標を持ち、学んだ歴史をまとめて教科書を作るということを企画しました。「真摯に戦争の歴史を学ぶことではじめて他のアジアの青年と友人関係をもてる」ということは日本の青年活動で長い間言われてきたことです。どこまで実行できるか分りませんが、この企画を実際に行動に移すことで、その友人関係がより深くなることを願っています。
 日本に帰ってきた次の日に二人の外交官がイラクで殺されるという報道がなされました。その家族の悲しみを思いながらも、それをきっかけにイラクへの派兵に益々加速していくことに何か行動を示さなければと危機感を感じました。(二〇〇三年一二月一日 記)
 追記 現在、三ヵ月に一度の割合で参加者が集まっています。参加者の属する教派や組織の近代史を学ぶことから「教科書の教えない歴史」の学びを始めています。(京都・京都聖ヨハネ/中井珠惠)


全聖公会青年ネットワーク協議会


 四月二九日〜五月二日、全聖公会の青年担当者が集うネットワーク会議が、米・コネチカットにて開催された。この会議は、米国聖公会青年教育セクションと、英国聖公会青年担当主事が呼びかけ行われたもので、各管区青年担当主事が出席。日本からは管区青年委員会委員長の野村潔司祭が参加。
 世界の青年のネットワークの構築や、二〇〇八年にランベス会議が行われるが、それに向けて青年たちの意見の掘り起こしや集約をどのような形で行うかなどが議題となる模様。詳細は次号にて。(全国青年ネット・相原太郎)


 

 

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