名取市

活動内容

◆買い物バスツアー

箱塚桜仮設住宅でお暮らしの方が買い物に行くための送迎を、ワゴン車2台・運転手2名で毎週木曜日に行っています。車を持たないと買い物に行けない現状。買い物以外にもリフレッシュのために地元の神社などを訪れたり、震災前に生活されていた地域に出かけることもあります。愛島東部仮設住宅では2011年11月〜2012年3月まで行いました。

◆避難所から仮設住宅支援

名取第一中学校体育館避難所に緊急支援物資をお届けしました。2011年5月避難所から仮設住宅に引っ越し、箱塚桜仮設住宅では生活環境を充実させるたぐいの品々をご用意しました。子どもたちが仮設住宅の敷地内で安全に遊べるように「ちびっこひろば」横断幕、住宅団地案内板、町内掲示板、ちゃぼとうさぎ小屋、お部屋に棚設置、山崎製パン様のご協力を得ての菓子パン配布等々。2011夏祭りに協賛して子ども向け輪投げゲームをしました。

名取市の情報

名取市は宮城県の中では比較的古くから開けていた地域で、東北最大級とされる雷神山古墳を始め観音塚古墳、大塚山古墳、熊野堂横穴墓群など多くの古墳が存在する。カーネーションの生産数が東北一で、閖上港には近海でとれた新鮮な魚介類が水揚げされていた。

東日本大震災では震度6強を観測、海岸の閖上地区を中心に津波で大きな被害を受けた。名取市東南部にある仙台空港の滑走路に津波到達、1400人が一時孤立。

震災被害データ(宮城県発表平成24年4月6日現在)

●人的被害
死亡者        941人
(直接死       911人)
(関連死       30人)
行方不明者      55人

・直接死とは:津波や家屋倒壊などが原因で死亡したと被災市町村で確認された方の合計。
・関連死とは:直接死以外で、この震災が原因で死亡したと災害弔慰金支給審査会等で認定された方の合計。

●建築物被害
全壊         2,801棟
半壊         1,129棟
一部損壊       10,061棟

応急仮設住宅(国土交通省住宅局発表平成24年4月2日現在)

地区数        8地区
戸数         910戸