小名浜ベース

小名浜ベースの情報

正式名称:小名浜聖テモテ・ボランティアセンター
所在地:〒971-8165福島県いわき市小名浜愛宕町16-2
日本聖公会東北教区小名浜聖テモテ教会内
電話:080-4249-5469
FAX:050-3682-2870
E-mail:onahama.walk@nskk.org

ブログ

小名浜ベースの日々の活動の様子が分かるブログはコチラ

活動内容

◆ 泉玉露仮設住宅(富岡町)の生活支援

富岡町社会福祉協議会と協働で生活支援のお手伝いをしています。
コミュニティー場所の提供(ほっこりカフェ)、住環境改善(棚作りや家具組み立て)、イベント資材の提供など。必要なリクエストに応えてお手伝いする支援方法を基本としています。

◆小名浜聖テモテ教会・聖テモテ幼稚園の支援

教会設備の改修・清掃作業、礼拝奉仕
幼稚園のイベントお手伝い、設備改修。

 

◆ 郡山及び会津若松の教会及び幼稚園支援

教会及び幼稚園の清掃活動、幼稚園のイベントお手伝い

ボランティア募集

小名浜ベースのボランティア募集に関する詳細はコチラのページをご覧ください。

経緯

2011年
3月11日
福島県いわき市には、小名浜聖テモテ教会、聖テモテ幼稚園、平聖ミカエル会衆があり、地震による建物被害はあったものの、一部補修をして通常使用しています。津波は、小名浜聖テモテ教会と幼稚園まであと50メートル、というところまで到達しました。
3月12日 東京電力福島第一原子力発電所1号機が爆発した影響で、緊急時以外は外に出ることができず、住民はひたすら屋内待機。幼稚園の給食用の米・たまねぎ・ 芋・肉(冷凍)で炊き出しをして必要な方に配給出来る事に。カップめん等も保護者会関係者から水と共にたくさん届けられました。
その後、いわき市キリスト教ネットワークが立ち上がり、小名浜聖テモテ教会が「小名浜地区支援センター」として地域への支援物資配布の拠点になりました。
3月31日 小名浜聖テモテ教会を拠点に、地域の高齢者施設や幼稚園を中心に支援物資の配布が行われてきましたが、4月6日をもって小名浜聖テモテ教会を拠点とした物資集積等の作業は休止することが決定。
4月19日 京阪神聖公会が茨城県日立市の日立聖アンデレ教会に「日立ボランティアセンター」を開設し、事務局を設置。宿泊ボランティアの受け入れを行い、日立市といわき市を活動場所として、多くの避難所で「おかし屋台」や「足湯」の提供、傾聴ボランティア、がれき撤去や側溝清掃など、小名浜聖テモテ教会、及びいわき市社会福祉協議会と協働で行いました。
6月30日 感謝式(聖餐式)をもって「日立ボランティアセンター」閉所
7月1日 京阪神3教区によるボランティア活動のため、小名浜聖テモテ教会に調整者を派遣し、現地調査を行いながらボランティア活動を継続。
8月23日 「いっしょに歩こう!プロジェクト」の小名浜ベースとして、小名浜聖テモテ教会内に「小名浜聖テモテ・ボランティアセンター」を開設。簡易の宿泊施設を設置。

いわき市について

いわき市は、福島県の東南端、茨城県と境を接する広大な面積を持つまちで、東は太平洋に面しているため、寒暖の差が比較的少なく温暖な気候に恵まれた地域です。安政4年(1857)に片寄平蔵が白水村で開鉱して以来、いわき地方は本州最大の「常磐炭田」の中心地として活況を呈しましたが、高度経済成長期に、当時の基幹産業たる石炭産業が斜陽化。その影響から脱却し、指定を受けた「新産業都市」の有効かつ適切な遂行を図るため、昭和41年に14市町村が対等合併し、広大な面積のいわき市が誕生しました。現在でも合併前の旧地区を単位とする地域意識が残っており、「小名浜」も旧地区の一つです。平成23年11月1日時点の人口は333,846人。

震災被害データ(平成23年11月22日、いわき市発表)

死亡者 310人
行方不明者 38人
全壊建物 7,567棟
大規模半壊建物 6,666棟
半壊建物 21,924棟