○ キリスト教の教会とは何をするところですか?
神は世界とわたしたちを愛して、イエス・キリストをこの世に送ってくださいました。教会は信者(クリスチャン)が集まって共にイエス・キリストの深い愛と赦しを感じ、神に感謝し、讃えて祈るところです。わたしたちはこの祈りの場からまた新しい力をいただいて、社会へと出ていくことを願い励まし合います。
○ 礼拝って何をするのでしょうか?
キリスト教の教会では礼拝を「神と私たち人間との心の通い合い」ととらえています。言いかえると、わたしたちがこころを開いて、聖書を通してわたしたちにいつも働きかけている神の思いを聴き共にそれに応える、祈りの行為と言えるでしょう。
○ いつ行けばよいのでしょうか?
小金井聖公会では、毎週日曜日の午前10時30分に礼拝をしています。
教会には、牧師館に牧師が定住しています。いつでもお訪ねいただけます。
ただ、不在の場合もありますので、電話などで前もって連絡をされるのがよいでしょう。
(042-381-3256)
○ 初めて行って戸惑わないでしょうか?
牧師も、教会のメンバーである信者も新しい方が教会にこられることを大変うれしく思います。礼拝の時はそばにいる人が必ず声をおかけしますので、安心して礼拝に参加していただけると思います。また、礼拝の後では短いお茶の時間(月に一度は食事会)があり、皆で気楽におしゃべりするひとときになっています。この時間へもご参加大歓迎です。
○ 信者になることを強要されませんか?
そのようなことはありません。教会にいらっしゃって牧師、信者と少しずつ親しくなられて、礼拝やイエス・キリストのことをもっと知りたいと思われた時にはいつでもご一緒できる信仰の仲間がいます。教会はこのような思いを持つ人が増えることを願っています。しかし、教会生活を続けることも、やめることも全く自由です。
○ 教会では礼拝のほかに、どのような働き(または活動)をしているのでしょうか?
結婚式、葬送式は教会の大事な役割です。また講演会、コンサート、教会フェスティバルなどを通して、地域の方々との交流を心がけています。読書会、子供のための
「お話の会」は週日の集会です。更に、東日本大震災など社会が直面する困難に目を向け支援、協力につとめています。
○ 聖公会って何ですか?
英国国教会の系統に属し、世界各地に8000万人の信徒を持つキリスト教の教会です。教義の点では、聖書を信仰のよりどころとし、善い行いによって救われるよりもむしろただ神を信じる信仰によって救われる、というプロテスタント教会の立場にたち、一方、儀礼・礼拝を重んじる点においてはカトリック教会とほぼ同じ立場に立つという 独自性を持った教会です。1859年に米国人宣教師チャニング・ウィリアムズによって 日本での伝道が始められ、1887年に日本聖公会が成立しました。立教大学や聖路加国際病院なども日本聖公会の働きの一つです。