いわき市にある泉玉露応急仮設住宅は、全町が避難区域になっている富岡町民のための仮設住宅です。渡辺昼野応急仮設住宅は全町が避難区域になっている大熊町民のための仮設住宅です。
原発事故により突然故郷を離れざるを得なくなって5年半以上経っています。5年あまりの間に親しくなった方々ともこの先また離れ離れになるかもしれないと話してくださった方がいます。ほっこりカフェに来て今を大切にしたいと言われた言葉が忘れられません。泉玉露(富岡仮設)では毎週金曜日の午前中、渡辺昼野(大熊仮設)では毎週木曜日と土曜日の午前中にお茶会「ほっこりカフェ」が開かれています。
富岡仮設住宅(いわき市泉玉露)より
お花のプレゼントと∗芋煮会の様子
∗芋煮:東北地方では秋に収穫した芋に肉、野菜を一つのお鍋に煮込んで食べます。地方によって入れる芋(ジャガイモ或は里芋)や肉(豚肉或は牛肉)や味付けも違いますが、体が温まるので寒い季節に向かう秋に一つのお鍋を囲んで親睦も兼ねて楽しむ習慣があります。
大熊仮設住宅(いわき市渡辺昼野)より
ほっこりカフェの様子