立教学院諸聖徒礼拝堂ハンドベルクワイアによるミニコンサートの贈り物

2015年10月29日、立教学院諸聖徒礼拝堂ハンドベルクワイアの皆様がセントポール幼稚園でミニコンサートを開催して下さいました。

まずは『こどもの世界』の演奏でスタートし、ハンドベルについてわかりやすく解説がありました。園児達は美しい響きと初めて見るベルに興味津々の様子で、熱心に聞き入っています。
次は園児達にハンドベルを直接触らせて貰う体験コーナーです。実際に音を出し、初めての体験に園児たちはとても嬉しそうです。

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そして最後に、立教学院の方々の美しい合唱と合わせて『小鳥たちは』と『ガリラヤの風薫る丘で』の2曲の演奏がありました。園児達も一緒に歌い、親子共々心癒さされるひとときとなりました。

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ミニコンサート終了後、立教学院諸聖徒礼拝堂ハンドベルクワイアの皆様のご希望により、福島の現状を知りたいとの事から『原発と放射能に関する特別問題プロジェクト』によるプレゼンテーションを実施しました。
この日ちょうど関東からお越し頂いたBSA(日本聖徒アンデレ同胞会)の方々も、是非一緒に聞きたいとの事で同席して頂きました。

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福島原発事故による影響がどのようなものであり、ここ郡山市では現在も放射能によるストレスを感じながら生活している事についてお話し、皆様真剣に耳を傾けて下さいました。

福島原発事故当時まだ未成年であった大学生にとっては、初めて知るような内容も多かったかもしれません。又、東京に住んでいると、日常で放射能について意識する事も少ないでしょう。今回の郡山への訪問が、これから未来を担っていく若者にとって、原発について問題意識を持つきっかけとなってくれる事を願っています。