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原発問題プロジェクトのこれから
活動拠点の閉鎖及び変更と郡山事務所閉鎖のお知らせ
東日本大震災から6年が経過し、支援のあり方も変わろうとしています。また、2016年6月の日本聖公会第62(定期)総会では、原発問題プロジェクトが「正義と平和委員会」の中のプロジェクトのひとつとして位置づけられました。運営委員も一新し、これまでの諸活動を継続すると共に、総会で決議された「原発のない世界を求めて」の新たな歩みを進めています。今年4月以降、以下の通り体制が変わりますのでお知らせ致します。
小名浜支援センター
原発事故のため富岡町から移転した方々の泉玉露仮設、大熊町から移転した方々の昼野仮設での、小名浜支援センターとしての活動は2017年3月末をもって終了致します。4月以降の泉玉露仮設での活動は、近隣のキリスト教会が引き継いで下さることになりました。
一方、昼野仮設での活動は、小名浜聖テモテ教会の信徒有志によって、仮設住宅が閉鎖されるまで継続されます。
震災直後から6年間、全国各地からの延べ120人を超えるボランティアが日立での活動から引き継いで、小名浜での支援に汗を流して下さいました。殊に、いろいろな活動を中心的に担って下さった京阪神3教区の方々には最後までご支援いただきました。心から感謝申し上げますと共に、今後も、お祈りのうちにお覚え下さいますようお願い申し上げます。
なお、4月以降の連絡は、昼野仮設の支援活動に関するものに限り、以下にお願い致します。090-7075-6506(小名浜聖テモテ教会協力牧師 司祭 越山健蔵)
支援センター・しんち
2011年の震災直後に「被災者支援センター・新地ベース」を新地町しんち」として、その後2015年6月からは活動拠点をがん小屋仮設に移し、がん小屋仮設に住む人たちや多くのボランティアと共に水曜喫茶、居宅訪問、ミニコンサート開催等々、さまざまな活動を展開して参りました。
支援センター・しんちは、今年3月末をもって閉鎖されます。今後は、東北教区東日本大震災支援室が「水曜喫茶」を月2回程度に縮小して継続します。どうぞ、これまで通りのお交わりとご支援を頂きますようお願い致します。
なお、4月以降の水曜喫茶に関するお問い合わせは下記にお願い致します。
日本聖公会 東北教区東日本大震災支援室
〒980-0803 仙台市青葉区国分町2-13-15
TEL 070-5097-7302(室長・渡部)
Email; sien.tohoku@nskk.org
郡山事務所
2013年6月以来、郡山聖ペテロ聖パウロ教会内に事務所を置き、本部事務所としての業務をして参りましたが、郡山事務所は今年4月末をもって閉鎖致します。
事務所は閉鎖致しますが、子ども達と保護者を対象にした「リフレッシュ・プログラム」はこれまで通り継続いたします。また、仮設住宅支援も、前述の通り直接的な諸活動はそれぞれに委ねましたが、原発問題プロジェクトとしての後方支援は継続致します。
因みに、現在2017年4月~2018年3月に計画されているリフレッシュ・プログラムは以下の通りです。
1、郡山セントポール幼稚園 | |
*園外保育(計7回) *母親支援プログラム(未就園児と母親対象)遠足(2回)とベビー・ヨガ(3回) | |
*教職員リフレッシュ旅行補助 7月~8月 3グループ | |
2、小名浜聖テモテ幼稚園 | |
*親子遠足(計4回) | |
3、沖縄ホームステイ旅費補助 | |
4、長崎県高島家族キャンプ旅費補助 | |
5、岐阜県郡上八幡子どもキャンプ |
~各地でのリフレッシュ・プログラム~ |
4月以降は体制が大きく変わり、専任の職員も置きません。しかし、原発プロジェクトの活動は長期的に継続されることが決まっております。そのためには、これまで以上の皆さまのお祈りとご支援が必要です。募金もこれまで通りの口座で受け付けております。どうぞ、今後とも宜しくお願い申し上げます。
なお、5月以降の連絡は以下にお願い致します。
携帯電話: 090-1983-7244 (池住 圭)
メールアドレス:ikezumi-nyc.chubu@nskk.org ( 〃 )
2017年2月28日 日本聖公会・正義と平和委員会 原発問題プロジェクト 運営委員会 司祭 相澤 牧人(長)、池住圭、尾関敏明 司祭 小林聡、司祭 長谷川清純 |
このホーム・ページを通して、原発事故によってさまざまな不自由や葛藤を抱えながら生活する人々の生活や思いに触れて頂き、ご一緒に原子力発電の持つ問題を考えて行ければ幸いです。
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