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2003年10月26日 聖霊降臨後第20主日 (B年)
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執事 サムエル 奥 晋一郎 今週の福音書の箇所(マルコ10:46−52)は、イエスさまが盲人バルティマイを癒す箇所です。盲人の物乞いバルティマイは、エリコの町で弟子たちをはじめとした大勢の人々から叱りつけられながらも、イエスさまに「ダビデの子イエスよ、わたしを憐れんでください。」と熱心に願いました。この箇所に出てくる「ダビデの子」というのは、イスラエルの人々が長年待ち望んでいた救い主を表すといわれています。このことから、バルティマイは目は見えていませんでしたが、イエスさまを救い主と信じて、熱心にイエスさまに願ったのでした。その熱心さにイエスさまは心を打たれて、バルティマイを呼び「あなたの信仰があなたを救った」と言われると、バルティマイの目が見えるようになりました。バルティマイは目が見えるようになったので、もうイエスさまを追いかける必要はないように思えます。しかしバルティマイは家に帰るように言われたにもかかわらず、イエスさまに従っていきました。
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