楽しかった堅信受領日
フランチェスカ後藤美智子
花曇の4月29日(みどりの日)に坂入いちさんと私は、新座(にいざ)にある立教学院聖パウロ礼拝堂で堅信を受けました。本城町を7時に出て、色鮮やかなピンクの紐の迷子札を首から下げて、しもつまを通り外環を通って2時間で到着しました。途中、空に泳ぐ鯉のぼりを見ながら守谷で10分のおトイレ休憩。無料の紙コップのお茶を飲みました。
25人乗りのマイクロバスの中で大倉さんの指導で、歩こう会のプリントに載っている燈台守の歌と「花」を合唱しました。たくさんの焼き菓子が廻され、美味しく頂きました(やよいちゃんの差し入れ)。
連休初日の渋滞にも巻き込まれず予定より早く着いたので、「あんまりウロウロしないで下さい」の注意の前に充分キャンパスを探検してしまいました。野球場やプールや、テニスコートも五面位あるとても広い所でした。
時間が来て礼拝堂に入ると一瞬ヒヤッとして、十余年前に、フォーレのレクイエムを歌いに行ったオトゥイユ教会の石造りの寒さが蘇ってきました。礼拝堂は外の十字架も中の大十字架も素晴らしいが、両壁のステンドグラスがとても素敵な三角錐の建物です。
小山の合同礼拝の時は大勢の堅信受領者がいましたが、今回は5人でそのうち2人が下館聖公教会でした。会堂まん中の通路をはさんで右側は来賓の先生方、左側最前列に私達が並びましたが、すぐ後ろに教母様方が座って下さったので、何でもお世話して下さり心強かったです。特に頭に被るレースが綺麗で好評でした。私たちの教父様は壇の上でしたが、広田主教様はじめ、西海司祭、斉藤司祭、金山昭夫執事など半分位は知っている方々なので安心でした。又、按手や、パンとブドウ酒を頂く時に、主教様や司祭様方がニコニコして頷いて下さるのでなにもこわくなかったです。私は秋葉司祭(=教父様)からブドウ酒を頂けて特に嬉しかったです。300人〜400人のキリスト者で一杯の会堂で、大きな体でも渾身の力をこめて弾く奏楽者の姿に、大声で讃美しながら、み心ならばまた足付きオルガンで主を讃美してみたいものだと考えていました。
お昼休みの1時間は昼食とバザーでした。下館幼稚園の先生方が確保して下さったキャラメルコーンの可愛いコップ型ケース(立教中高校のご寄附)、坂入さん差し入れのお茶のペットボトル、京樽のお弁当がテーブルの上に並ぶと立派で、他の教会の方々に羨ましがられました。下館聖公教会のとちおとめ、フルーツトマト(飯山先生のお母様の御寄附)、こわれセンベイは早くに完売しました。幼稚園の先生方のお陰です(若くて力もありますし)。
堅信受領者は、広田主教から『わたしたちの信仰』という御本、主教夫人から賛美歌の沢山入ったCD3枚を頂きました。主教夫人の御実家と、私が実の両親のように育てて貰ったクリスチャン一家がお隣同士だった事が分かって、お互いとても嬉しかったです。
帰りを急ぎましたので講演は聴けず、小島さんを人質に残して15時に新座キャンパスを出て、17時下館に帰着しました。下館は強い雨が降ったそうですが、雨にも降られず帰りのバスも楽しく歌を歌いながら来ました(みどり夫人の本格的英語指導で「ドレミの歌」「エーデルワイス」をネイティヴのように歌いました)。守谷で10分のおトイレ休憩の時、100円以下の紙コップのコーヒーを飲みました。しもつまの辺りの田んぼは、朝はしていなかったのに田植えが終わっていました。
片道2時間ずつの小旅行、無事に行けたのも運転手さんのお陰です。
信徒一致の日の、北関東教区合同礼拝で堅信を無事受ける事が出来ましたのも、下館聖公教会と下館幼稚園の皆様方のお陰です。皆様本当にありがとうございました。これからも兄弟姉妹として宜しくお願い申し上げます。
BACK
はじめのページへ