どこかで何かを
教区婦人会の役員が茨城県に回ってきて、「えーっどうなるの?」と思っているうちに、水戸を中心にお引き受けすることになりました。おととしの暮れのことです。下館は何も分からぬまま会計を仰せつかり、前回・役員経験者の水戸の草間さんに教えていただきながら(足を引っぱりながらが正しいです)スタートいたしました。月一回のペースで水戸に通っているうちに、だんだん教区婦人会のことが解って参りました。それまでは、教区婦人会と聞いても遠い存在で「どこかで誰かが何かをやっている」認識しか正直ありませんでした。しかし、携わってみて、本当に大切な役割を担っていることが解って参りました。それは教区の今と未来を支えているということです。
未来は、明日の司祭様のための2つの神学校に祈りと共にお捧げしております。今はヤコブ資金(聖職者養成)やアジア・アフリカ学院、災害に被災した外国・国内にお送りしております。「ああそうか!」感謝箱献金や4月29日のバザー収益の取りまとめは婦人会ですが使途は全体だったのです。現在、教会を結ぶ信徒の組織は婦人会しかありません。それだけに男性・女性を問わず信徒全体を結ぶ働きをこれからの婦人会は求められるのではないかと思います。その一つの現れとして、教養部主催の静想日(去年秋葉先生、今年柳先生のお導きで本当に深い祈りの時を持つことができましたね。)に男性の出席が増えて参りました。そんな訳で今年から、感謝箱献金は男性にも呼びかけることになりました。
「私はMs.ではない」男性信徒の皆様、今までご参加にならなかった信徒の皆様のお一人としてなにとぞこれからは、「サッカージャパンが勝ったから50円」といった感じで感謝箱献金にご参加下さいませ。
もちろん婦人会同士の連帯も心強いものでした。どちらの教会でも人が少なくなっている事は共通の課題です。でもそんな時だからこそ、祈りと共に情報の交換、連帯が重要なのではないでしょうか。いずみ誌も大きな支えです。11月末より配布予定です。
今年のバザーでは、水戸からケーキの献品やマドレーヌのレシピを教えていただきました。これからのバザーの方向を考える上でとても心強く有り難かったです。横のつながりとして、今年から新企画としてオルター品の製作講習が始まりました。今まで製作していらっしゃったナザレ修女会の修女様方がご高齢となられたので、だんだん継承をしていきたいとの考えからです。ピューリフィケーターから、チャージブルを目標としています。まだ実技は始まっておりません。刺繍に関心をお持ちの方、どうぞご参加下さい。
始めは途方もない感じでしたが、あっという間の2年の任期でした。チャプレン・役員会の皆様、ありがとうございます。そして、なによりも、やってこられましたのは、司祭様、緑夫人、教会の皆様のお導きとお支えのたまものでございます。心より深く感謝申し上げます。
皆様、どうぞすてきなクリスマスを!
クリスマスのお願い
23日 13:00 紅茶作り
24日 16:00集合 掃除 紅茶作り
25日 9:30集合 持ち寄りカレー
ご協力をお願いいたします。
《ほっとひといき》 ヴェロニカ 藤田 伸子
先月号で「求む原稿!」のSOSを発信したところ、すぐに手をあげて下さったのが、櫻井さんでした。快くお引き受け下さり、ありがとうございました。教区のお仕事、本当にご苦労様でした。私自身この題名のように「どこかで…」という感じで申し訳ありません。
感謝箱献金を婦人以外にもお願いするとのこと。いい傾向ですね。この婦人会だよりも既に何人もの男性信徒に原稿を依頼しています。今回の櫻井さんの呼びかけ自体も信徒全体へのものです。婦人会より信徒会の方が時代にマッチしているのかも知れません。
デパートの入り口にもクリスマスツリーが飾られるようになりました。いよいよ降臨節です。クリスマス商戦に浮かれてしまいそうですが、心静かにクリスマスを迎えたいと思います。12月23〜25日のご協力をよろしくお願いします。次号の原稿も未定です。ご一報をお待ちしています。
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