日々是好日 
 アグネス 飯田米子
1日1日,毎日は同じ時間の繰りかえしですが,今年も庭の靖国桜が満開になり,雨上がりの風に散りはじめ地面に模様をかいています。

クリスチャンネームとの事でしたが,半世紀前に教母になって下さった,外池先生に伺った事でしたが,近年のボケはじめにすっかり忘れてしまってごめんなさい。

心臓手術から2年目になりましたが,体力気力共に衰えを感じ,孫達に励まされながらの毎日です。春休みには外孫共5人にふりまわされて大変でしたが,元気も一杯もらいました。来年高校受験の男の子もいて,また,下の小さい子は2年生になり,バラエティにとんだ5日間でした。

家猫2匹と外猫2匹(食事にだけチャンと来る)の世話と畑にジャガ芋,大根,青菜も播いたり,ネギ苗をしつけたり,気ばっかりあせっても体のご機嫌を伺いながら共働きの留守を守り,主人のお尻をたたいて30分くらいの散歩に行かせたり,時には「鬼婆」なんて云い相な顔をされたりしています。

でも本物のボケは一番つらいので夕方から孫の「公文」の勉強につき合って,5年生の算数の仮分数,帯分数,約分に少し脳を刺激して居ます。2年生の子の国語の漢字の書き順が違うと云ってはいやがられたり,でも英語は苦手なので,かたきを取られたりしています。

書いてみたい事はたくさんあったのですが,「日々是好日」の事しか書けませんでした。ゴメンナサイ。
どなたかの句にありました。

「残る生も無理をせず,慌てずゆっくりと70の坂を越えて行きたし。」   この通りです。
(2004年5月)
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