キリスト者の生活
希望 |
2110 光の子供らしく |
I want to walk as a child of the light
Kathleen Thomerson (1934-)
HOUSTON
Kathleen Thomerson (1934-)
(訳詩 宮崎 光、訳詩協力 石井 恵) |
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米国聖公会の信徒キャサリーン・トマーソンの作詩作曲による美しい聖歌です。『H82』で初めて登場しました。トマーソンは、スプリングフィールド教区の礼拝音楽委員。またセントルイス音楽院や南イリノイ大学でも教えています。また、フランスの作曲家ジョン・ラングレーの研究家でもあります。
「光の子らしく歩きなさい」[エフェソ5:8] のみ言葉を受けた信仰者自身の応答をモチーフに、光なる主イエスを見つめ、「耐え忍び、福音宣教者として、信仰の道を走り通します」[テモテ二4:5-7] というみ言葉を、信仰生活の希望として確信をもって謳います。
おりかえしで、ヨハネの黙示録にある「この都には太陽も月も、必要でない。神の栄光が都を照らしており、小羊が都の明かりだからである」[21:23] という内容が訳出され、1節では主イエスこそが「わが星」であり、2節で主に出会うことが、私たちの歩むべき救いの道しるべであることを歌う、聖書のみ言葉に裏打ちされた信仰告白の歌です。
「光」のモチーフが多様されていることからクリスマスの時期に、また個人の信仰覚醒を促す意味で大斎節に、それぞれふさわしい聖歌となっています。
流れるような旋律と美しい和声による混声四部合唱の厚い響きをもつ曲です。最後の段のフェルマータは、リタルダンド(次第にゆるやかに)のつもりで歌ってください。 |
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