一般
子なる神
2082  み言は人となり
みことばはひととなり
ヨハネによる福音書 1:14
MIKOTOBA
塩田 泉 (1951-)
(編曲 坂本日菜)
 キリストの受肉を表す短い聖句のみで歌われます。ゆったりと歌詩を味わいながら一回だけ、または繰り返し歌うことによって、その主日に読まれるみ言葉が活かされることでしょう。
 降誕日に朗読される福音書に対応していますが、それ以外の主日でも用いることができます。昇階唱にふさわしい聖歌です。
 『試用版』にはこの聖歌のように、1節のみの歌には、他に2109「分かち合える」があります。1節のみの歌の用い方は、数回繰り返して歌うテゼ共同体の祈りの歌のスタイルを採ることもできますが、聖餐式の脈絡の中で、それがどのように生かされるのかは、個々の共同体(教会)において工夫されるべきでしょう。かえってこの歌の場合は、一回だけしっかりと歌うのが効果的であるとも考えられます。そのあたりも含め、これからの様々なスタイルの礼拝において、様々な会衆をも視野にいれて用いられていくことが望まれています。
 作者の塩田泉はカトリック教会の司祭です。『増補版』14番「キリストの平和が」の作者としても、知られています。オルガン用とピアノ用、それぞれの伴奏譜を用意しましたので、礼拝で用いる楽器や礼拝の性格などによって使い分けてください。
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