礼拝諸式
聖婚式 |
2069 昔、主イェスはガリラヤの |
むかし主イェスは
古本純一郎 (1933-)
CELEBRATION
宮崎尚志 (1934-) |
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新しい聖歌の公募(第二次)で入選となった詩に、新たな曲が書き下ろされてここに収められた、聖婚式の聖歌です。
ヨハネによる福音書第2章に記された「カナの婚礼」に列席した主イエスの奇跡物語をモチーフにして、神のみ前に永遠の愛を誓い合う二人が、豊かな祝福と恵みに満たされることを祈っています。また、この二人の愛が育まれ、神と人を愛し仕える務めと、その旅路の平安にも言及している点で、信仰的また宣教的な内容が歌われています。
聖婚式(結婚式)の会衆は、必ずしも聖歌を歌うことに慣れた人ばかりではないので、新しい歌を用いるのには勇気がいるかも知れません。しかし、この歌は『祈祷書』の聖婚式の内容にもよく準拠している上、優しさと温かさのある旋律が美しいハーモニーに彩られていますので、聖歌隊などの助けもあれば、より効果的に用いることができるでしょう。
作詩者については、2051を参照してください。
作曲の宮崎尚志は、立教学院諸聖徒礼拝堂信徒で、映画や演劇の音楽、またコマーシャルや歌曲を数多く手がけている作曲家です。「聖歌を書くのは命がけ。容易には取り組めない」との姿勢を持ちながらも、改訂委員会の依頼を受けて、新鮮なリズム感をもったこの曲が提供されました。 |
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