礼拝諸式
聖餐式
2061  救いの犠牲 天の門開き
O salutaris hostia
att. Thomas Aquinas (1225?-1274)
VERBUM SUPERNUM PRODIENS
Plainsong, 13c.
(訳詩協力 菊地伸二)
 聖餐式の単旋律聖歌です。単旋律聖歌の用い方・歌い方については、2004をご参照ください。
 キリストは「救いの犠牲」として、わたしたちのために死なれ、それによって天国の門を大きく開かれました。そのことへの感謝と賛美を主に帰し、天国における永遠の命への希望を歌います。中世の神学者トマス・アクイナスの作だと伝えられているこの歌は、中世の伝統的なキリスト救済論を、威厳をもって表しています。
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