祝日
主イエス命名の日 |
2054 救いの名前を |
Now greet the swiftly changing year
Slovak, 17c.
SIXTH NIGHT
Alfred V. Fedak (1953-)
(訳詩 名取多嘉雄) |
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1月1日「主イエス命名の日」は、主イエスが生まれて8日目、割礼を受けた日として、従来は「受割礼日」とも呼ばれていました。しかし聖書では、割礼よりも、この幼子が「イエス」と命名されたことに強調点を置いています。
「イエス」のヘブライ語名は「ヨシュア」で、「神は救いである」という意味です。この祝日の特祷 (『祈祷書』203頁)にもあるように、誕生した幼子を神ご自身が「イエス=神は救い」と名付けることによって、神が人間の救いを決意し、実行されることが示されます。そしてそれにより、力と平安を与えられるわたしたちは、神の救いを万民に宣べ伝える使命を感謝して自覚し、その遂行を祈り求めるのです(森紀旦著『主日の御言葉』聖公会出版、249頁)。
この詩に、「感謝とざんげでゆく年を送り 喜び迎えよ年のはじめ」とあるように、新たな決意を呼び起こす聖歌です。「新年礼拝」としてささげる祈りの中でもふさわしく用いられます。
チューンネームの SIXTH NIGHT は、降誕から6日目のNew years' eve を指すと言われます。またこの曲は、カノン形式(輪唱)でも歌うことができます。2小節を区切りとして試してみてください(作曲者については2047を参照)。 |
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